お酒と読書好きのコンサル

都内で生活している読書好きのコンサルです。 読んだ本の感想を投稿していきます。何でも読…

お酒と読書好きのコンサル

都内で生活している読書好きのコンサルです。 読んだ本の感想を投稿していきます。何でも読みますが、基本的には政治や経済などの本を今はよく読んでいます。 お酒と政治が好きですな。

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読書好きの自己紹介

 初めまして。都内の大学院で政治について研究しているものです。 自己紹介ということで、このアカウントが何をするのか。そして読書好きを名乗る私の読書遍歴について少…

仕事、引っ越しなどで読書がおろそかになっていたので久々に読書。
三連休の充実した夜です。

『野党って何なんだ』ー「「野党」論」吉田徹(著)

 2024年は、選挙イヤーと言われております。主に注目されているのはアメリカですが、日本でも衆院選があるかもしれません。 今年は、自民党総裁選があります。 岸田政権…

修士獲得してきました。
さて、アカウント名とヘッダー画像を変える時期が近づいてきております。

さっき上げた記事の表紙(?)の画像、生成AIでつくったのだけど、精度すごくて(笑)

便利すぎるぞAI(笑)

『暴露と憎悪に満ちた社会』―「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲(著)

・暴露全盛の時代  SNSは様々な情報伝達の速度を加速させました。素敵な情報も、嫌な情報も、すぐに拡散されて話題になります。 WBCやアジアカップの模様は、SNSを通じ…

名古屋旅行に行ってきたのだけど、大型書店が集中していて、驚く。名古屋の方々は、本を読むのかなと思う一方、繁華街の乱れ具合(夜間)は新宿よりもすごいのではとも思った。ようは幅が広い街だな~と(笑)

『現代人は鬱になって当然?』ー「スマホ脳」A.ハンセン(著)

・増加する精神病患者 「ADHD」「発達障害」。これらは最近、聞くことの増えた病名(症名)だと思います。 これまで個人の短所として片付けられてきた症状に病名がつき、広…

毎年、書棚の一部をヘッダーにしているのだけど、今年はどこの書棚にするか悩んでるw
正直、棚に入ってない本が多すぎて、片付けからせねば、、

修士論文書き終わり、修了を感じる今日この頃。

Xを見てたら、数年前の森岡毅さんの記事を発見。読んでると、昨日投稿した本紹介と同じようなこと書いてて驚いた。やっぱり「プロ」は「時間」を意識しているのだな~。

森岡 毅インタビュー 「日本人よ、目を覚まして戦略的に働け!」
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00167/00003/

『一流になり、有意義なキャリアを進め』―「コンサル0年目の教科書」古谷昇(著)

・短い時間で一流になれ仕事をする上で、「一流」になるのは大切です。「二流・三流」では、重要な仕事をさせてもらえないからです。 信頼され、責任ある仕事を任されるに…

牧野雅彦(著)「ハンナ・アレント 全体主義という悪夢」 読了。
「今を生きる思想」という講談社現代新書のシリーズをはじめて読んだのだけど、読みやすくとっつきやすい。この本から、アレントの本や論文に興味を広げて欲しいかな。良書いっぱいだから。

中畑正志(著)「はじめてのプラトン 批判と変革の哲学」読了。プラトンの本は書き方が「対話型」と特殊である。この視点は、何となく読んでいると意識されない部分で、プラトン研究者が持つ視点を通して、読者に新しいプラトン理解を提供していると思います。

大学院で政治心理学をしたい人に勧める教科書について、教授と話してたのだけど、ミネルヴァ書房から出てる「政治心理学」と有斐閣から出てる「政治行動論」読めば、大枠は把握できるよねという結論になった。
ご興味ある方はぜひ。

読書好きの自己紹介

読書好きの自己紹介

 初めまして。都内の大学院で政治について研究しているものです。

自己紹介ということで、このアカウントが何をするのか。そして読書好きを名乗る私の読書遍歴について少し書いてみます。

・始めた理由 私が思うに現代は、人類史上最も「文字」を読んでいると思います。どこもかしこも文字があふれ、情報が飛び交っています。

その一方で、世間では「本離れ」が進んでいるなんて言われたりもします。

人類史上最も文

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仕事、引っ越しなどで読書がおろそかになっていたので久々に読書。
三連休の充実した夜です。

『野党って何なんだ』ー「「野党」論」吉田徹(著)

『野党って何なんだ』ー「「野党」論」吉田徹(著)

 2024年は、選挙イヤーと言われております。主に注目されているのはアメリカですが、日本でも衆院選があるかもしれません。

今年は、自民党総裁選があります。

岸田政権の支持率は低く、自民党の中では岸田自民党総裁を、今年の総裁選で倒したいという議員もいると考えられます。

なぜなら、岸田総理では自民党議員が選挙で勝てないからです。

 事実、4/28に投開票される補選は自民党が全敗するかもしれない

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修士獲得してきました。
さて、アカウント名とヘッダー画像を変える時期が近づいてきております。

さっき上げた記事の表紙(?)の画像、生成AIでつくったのだけど、精度すごくて(笑)

便利すぎるぞAI(笑)

『暴露と憎悪に満ちた社会』―「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲(著)

『暴露と憎悪に満ちた社会』―「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲(著)

・暴露全盛の時代

 SNSは様々な情報伝達の速度を加速させました。素敵な情報も、嫌な情報も、すぐに拡散されて話題になります。

WBCやアジアカップの模様は、SNSを通じて熱を帯び、トレンドにのれば、知らない人と感動を共有できます。

一方で、下世話な話題も共有されます。話題は様々ですが、最近は暴露などといったネガティブなものが多い気がします。

 毎週どこかしらで、炎上が起き、その度にSNS上

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名古屋旅行に行ってきたのだけど、大型書店が集中していて、驚く。名古屋の方々は、本を読むのかなと思う一方、繁華街の乱れ具合(夜間)は新宿よりもすごいのではとも思った。ようは幅が広い街だな~と(笑)

『現代人は鬱になって当然?』ー「スマホ脳」A.ハンセン(著)

『現代人は鬱になって当然?』ー「スマホ脳」A.ハンセン(著)

・増加する精神病患者 「ADHD」「発達障害」。これらは最近、聞くことの増えた病名(症名)だと思います。

これまで個人の短所として片付けられてきた症状に病名がつき、広く認知されたことで、救われた人もいるのではないでしょうか。

 厚生労働省によると20年前と比較して、精神を病んでいる日本人は増加しています。

人々の精神が不安定化している現状は今後も継続すると考えられ、メンタルヘルスの重要性も議

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毎年、書棚の一部をヘッダーにしているのだけど、今年はどこの書棚にするか悩んでるw
正直、棚に入ってない本が多すぎて、片付けからせねば、、

修士論文書き終わり、修了を感じる今日この頃。

Xを見てたら、数年前の森岡毅さんの記事を発見。読んでると、昨日投稿した本紹介と同じようなこと書いてて驚いた。やっぱり「プロ」は「時間」を意識しているのだな~。

森岡 毅インタビュー 「日本人よ、目を覚まして戦略的に働け!」
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00167/00003/

『一流になり、有意義なキャリアを進め』―「コンサル0年目の教科書」古谷昇(著)

『一流になり、有意義なキャリアを進め』―「コンサル0年目の教科書」古谷昇(著)

・短い時間で一流になれ仕事をする上で、「一流」になるのは大切です。「二流・三流」では、重要な仕事をさせてもらえないからです。

信頼され、責任ある仕事を任されるには、その分野で「一流」であると評価されなければいけません。

では、どれくらいの期間を経て人は、「一流」の仕事人になるのでしょう。著者は約10年はかかるといいます。

就職活動で「裁量」があると宣伝する企業は多いですが、「一流」にならなけ

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牧野雅彦(著)「ハンナ・アレント 全体主義という悪夢」 読了。
「今を生きる思想」という講談社現代新書のシリーズをはじめて読んだのだけど、読みやすくとっつきやすい。この本から、アレントの本や論文に興味を広げて欲しいかな。良書いっぱいだから。

中畑正志(著)「はじめてのプラトン 批判と変革の哲学」読了。プラトンの本は書き方が「対話型」と特殊である。この視点は、何となく読んでいると意識されない部分で、プラトン研究者が持つ視点を通して、読者に新しいプラトン理解を提供していると思います。

大学院で政治心理学をしたい人に勧める教科書について、教授と話してたのだけど、ミネルヴァ書房から出てる「政治心理学」と有斐閣から出てる「政治行動論」読めば、大枠は把握できるよねという結論になった。
ご興味ある方はぜひ。