お酒と読書好きのコンサル

都内で生活している読書好きのコンサルです。 読んだ本の感想を投稿していきます。何でも読…

お酒と読書好きのコンサル

都内で生活している読書好きのコンサルです。 読んだ本の感想を投稿していきます。何でも読みますが、基本的には政治や経済などの本を今はよく読んでいます。 お酒と政治が好きですな。

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読書好きの自己紹介

 初めまして。都内の大学院で政治について研究しているものです。 自己紹介ということで、このアカウントが何をするのか。そして読書好きを名乗る私の読書遍歴について少し書いてみます。 ・始めた理由 私が思うに現代は、人類史上最も「文字」を読んでいると思います。どこもかしこも文字があふれ、情報が飛び交っています。 その一方で、世間では「本離れ」が進んでいるなんて言われたりもします。 人類史上最も文字を読んでいる時代で本離れが進んでいるというのは不思議な現象だと思いませんか。

    • 『野党って何なんだ』ー「「野党」論」吉田徹(著)

       2024年は、選挙イヤーと言われております。主に注目されているのはアメリカですが、日本でも衆院選があるかもしれません。 今年は、自民党総裁選があります。 岸田政権の支持率は低く、自民党の中では岸田自民党総裁を、今年の総裁選で倒したいという議員もいると考えられます。 なぜなら、岸田総理では自民党議員が選挙で勝てないからです。  事実、4/28に投開票される補選は自民党が全敗するかもしれないと言われています。すなわち野党(特に立憲民主党)が議席を増やすということです。

      • 新年度に入って、ようやく自分の読みたい本を読めました(笑)。精神分析という学問は、理論や内容の理解が難しく、興味があっても手を出しにくいですが、これはわかりやすかった。 フロイト『夢判断』 2024年4月 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E3%80%8E%E5%A4%A2%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%80%8F-2024%E5%B9%B44%E6%9C%88-NHK%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88-%E7%AB%8B%E6%9C%A8-%E5%BA%B7%E4%BB%8B/dp/4142231626/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1QI3C0CTDSCWH&dib=eyJ2IjoiMSJ9.x82gVCWMVKoelWlUNKPd7335931nYurcmzsM64LadKtYrQYfx-12nVXlW_8c3phE5ktKiu3oJnroj9HWucEzDOAZtXWCpuqSuegcqiYe1wZ6AJ8exbVHsH9L0-tgDf1b8iS48iIqjjulthtHZIRmdv4NN8AydqbcnG-eofUzOyUCEAMQappkA01l3ao6Kyo7uwjGZZJ3M49xNY3Iuy5IWAl6QsS5mWVRJT_fQRkcy8bqEzWgFIdTcn_p_fl4CXlkFGMxlXD1m1ScLlvLQKYYy3D6srwBSSrS__KVpk_N4MY.KTToJ0gN4uMt-oVbZOri0-0gTJ9kO9YEZzygWZpdQYs&dib_tag=se&keywords=%E5%A4%A2%E5%88%A4%E6%96%AD&qid=1713619681&sprefix=%E3%82%86%E3%82%81%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%93%2Caps%2C185&sr=8-1

        • 修士獲得してきました。 さて、アカウント名とヘッダー画像を変える時期が近づいてきております。

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        読書好きの自己紹介

        • 『野党って何なんだ』ー「「野党」論」吉田徹(著)

        • 新年度に入って、ようやく自分の読みたい本を読めました(笑)。精神分析という学問は、理論や内容の理解が難しく、興味があっても手を出しにくいですが、これはわかりやすかった。 フロイト『夢判断』 2024年4月 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E3%80%8E%E5%A4%A2%E5%88%A4%E6%96%AD%E3%80%8F-2024%E5%B9%B44%E6%9C%88-NHK%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88-%E7%AB%8B%E6%9C%A8-%E5%BA%B7%E4%BB%8B/dp/4142231626/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1QI3C0CTDSCWH&dib=eyJ2IjoiMSJ9.x82gVCWMVKoelWlUNKPd7335931nYurcmzsM64LadKtYrQYfx-12nVXlW_8c3phE5ktKiu3oJnroj9HWucEzDOAZtXWCpuqSuegcqiYe1wZ6AJ8exbVHsH9L0-tgDf1b8iS48iIqjjulthtHZIRmdv4NN8AydqbcnG-eofUzOyUCEAMQappkA01l3ao6Kyo7uwjGZZJ3M49xNY3Iuy5IWAl6QsS5mWVRJT_fQRkcy8bqEzWgFIdTcn_p_fl4CXlkFGMxlXD1m1ScLlvLQKYYy3D6srwBSSrS__KVpk_N4MY.KTToJ0gN4uMt-oVbZOri0-0gTJ9kO9YEZzygWZpdQYs&dib_tag=se&keywords=%E5%A4%A2%E5%88%A4%E6%96%AD&qid=1713619681&sprefix=%E3%82%86%E3%82%81%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%93%2Caps%2C185&sr=8-1

        • 修士獲得してきました。 さて、アカウント名とヘッダー画像を変える時期が近づいてきております。

          さっき上げた記事の表紙(?)の画像、生成AIでつくったのだけど、精度すごくて(笑) 便利すぎるぞAI(笑)

          さっき上げた記事の表紙(?)の画像、生成AIでつくったのだけど、精度すごくて(笑) 便利すぎるぞAI(笑)

          『暴露と憎悪に満ちた社会』―「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲(著)

          ・暴露全盛の時代  SNSは様々な情報伝達の速度を加速させました。素敵な情報も、嫌な情報も、すぐに拡散されて話題になります。 WBCやアジアカップの模様は、SNSを通じて熱を帯び、トレンドにのれば、知らない人と感動を共有できます。 一方で、下世話な話題も共有されます。話題は様々ですが、最近は暴露などといったネガティブなものが多い気がします。  毎週どこかしらで、炎上が起き、その度にSNS上で誹謗中傷が乱発されます。 最近だとラウンジ嬢と寿司屋がもめてましたね、、、

          『暴露と憎悪に満ちた社会』―「世界はなぜ地獄になるのか」橘玲(著)

          名古屋旅行に行ってきたのだけど、大型書店が集中していて、驚く。名古屋の方々は、本を読むのかなと思う一方、繁華街の乱れ具合(夜間)は新宿よりもすごいのではとも思った。ようは幅が広い街だな~と(笑)

          名古屋旅行に行ってきたのだけど、大型書店が集中していて、驚く。名古屋の方々は、本を読むのかなと思う一方、繁華街の乱れ具合(夜間)は新宿よりもすごいのではとも思った。ようは幅が広い街だな~と(笑)

          『現代人は鬱になって当然?』ー「スマホ脳」A.ハンセン(著)

          ・増加する精神病患者 「ADHD」「発達障害」。これらは最近、聞くことの増えた病名(症名)だと思います。 これまで個人の短所として片付けられてきた症状に病名がつき、広く認知されたことで、救われた人もいるのではないでしょうか。  厚生労働省によると20年前と比較して、精神を病んでいる日本人は増加しています。 人々の精神が不安定化している現状は今後も継続すると考えられ、メンタルヘルスの重要性も議論されています。  本書の著者、アンデシュ・ハンセン(Anders Hanse

          『現代人は鬱になって当然?』ー「スマホ脳」A.ハンセン(著)

          毎年、書棚の一部をヘッダーにしているのだけど、今年はどこの書棚にするか悩んでるw 正直、棚に入ってない本が多すぎて、片付けからせねば、、

          毎年、書棚の一部をヘッダーにしているのだけど、今年はどこの書棚にするか悩んでるw 正直、棚に入ってない本が多すぎて、片付けからせねば、、

          修士論文書き終わり、修了を感じる今日この頃。

          修士論文書き終わり、修了を感じる今日この頃。

          Xを見てたら、数年前の森岡毅さんの記事を発見。読んでると、昨日投稿した本紹介と同じようなこと書いてて驚いた。やっぱり「プロ」は「時間」を意識しているのだな~。 森岡 毅インタビュー 「日本人よ、目を覚まして戦略的に働け!」 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00167/00003/

          Xを見てたら、数年前の森岡毅さんの記事を発見。読んでると、昨日投稿した本紹介と同じようなこと書いてて驚いた。やっぱり「プロ」は「時間」を意識しているのだな~。 森岡 毅インタビュー 「日本人よ、目を覚まして戦略的に働け!」 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00167/00003/

          『一流になり、有意義なキャリアを進め』―「コンサル0年目の教科書」古谷昇(著)

          ・短い時間で一流になれ仕事をする上で、「一流」になるのは大切です。「二流・三流」では、重要な仕事をさせてもらえないからです。 信頼され、責任ある仕事を任されるには、その分野で「一流」であると評価されなければいけません。 では、どれくらいの期間を経て人は、「一流」の仕事人になるのでしょう。著者は約10年はかかるといいます。 就職活動で「裁量」があると宣伝する企業は多いですが、「一流」にならなければ「裁量」をもらっても結果を出せません。 自分の裁量で、楽しく仕事をこなして

          『一流になり、有意義なキャリアを進め』―「コンサル0年目の教科書」古谷昇(著)

          牧野雅彦(著)「ハンナ・アレント 全体主義という悪夢」 読了。 「今を生きる思想」という講談社現代新書のシリーズをはじめて読んだのだけど、読みやすくとっつきやすい。この本から、アレントの本や論文に興味を広げて欲しいかな。良書いっぱいだから。

          牧野雅彦(著)「ハンナ・アレント 全体主義という悪夢」 読了。 「今を生きる思想」という講談社現代新書のシリーズをはじめて読んだのだけど、読みやすくとっつきやすい。この本から、アレントの本や論文に興味を広げて欲しいかな。良書いっぱいだから。

          中畑正志(著)「はじめてのプラトン 批判と変革の哲学」読了。プラトンの本は書き方が「対話型」と特殊である。この視点は、何となく読んでいると意識されない部分で、プラトン研究者が持つ視点を通して、読者に新しいプラトン理解を提供していると思います。

          中畑正志(著)「はじめてのプラトン 批判と変革の哲学」読了。プラトンの本は書き方が「対話型」と特殊である。この視点は、何となく読んでいると意識されない部分で、プラトン研究者が持つ視点を通して、読者に新しいプラトン理解を提供していると思います。

          大学院で政治心理学をしたい人に勧める教科書について、教授と話してたのだけど、ミネルヴァ書房から出てる「政治心理学」と有斐閣から出てる「政治行動論」読めば、大枠は把握できるよねという結論になった。 ご興味ある方はぜひ。

          大学院で政治心理学をしたい人に勧める教科書について、教授と話してたのだけど、ミネルヴァ書房から出てる「政治心理学」と有斐閣から出てる「政治行動論」読めば、大枠は把握できるよねという結論になった。 ご興味ある方はぜひ。

          『人とどう繋がれるのか』―「記憶の未来」フェルナン・デュモン(著)

          ・ポストモダンの後遺症としての論破芸 論破にこだわり、対話を軽視する。この寂しい事態は、承認して欲しいという論破芸の対局にある欲求が引き起こしています。 ポストモダン以降、あるゆるものが相対化され個人主義は加速したように感じます。 その中で、「論破」(他者を言い負かすこと)で、他者から支持をされようという寂しい構造が生まれているわけです。 相対化が進んだことで、私たちは「繋がり」や「自信の土台」を失い、強弱でそれらを回復しようとしているのです。  本書はポストモダン

          『人とどう繋がれるのか』―「記憶の未来」フェルナン・デュモン(著)