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なんでこんな仕事に?

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仕事と趣味の垣根なく、好きなモノを伝え続けて<キムラナオミ・後編>

仕事と趣味の垣根なく、好きなモノを伝え続けて<キムラナオミ・後編>


“会社の花”扱いに違和感

――デザイナーになるというくらいなので、昔から絵が好きだったんですか?
絵は大好き。でも美大や芸大はデッサン力が必要で、少しハードルが高いと感じていました。そこで名古屋市内のデザイン専門学校へ。岐阜から上京した田舎者には、DCブランドで固めた周囲の学生はまぶしく、絵も上手な人ばかり。おまけに学校の指導は厳しく、ダメ出しで叩いて育てる方針だったので、在学中にすっかり自分

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キャリアのモヤモヤを突破した学びと家族の後押し<藤野裕道・後編>

キャリアのモヤモヤを突破した学びと家族の後押し<藤野裕道・後編>

相談に応えられない自分に落胆――もともと心理関連のことに興味があったんですか。
全くなかったです。広島出身、京都で大学時代を過ごし、名古屋で就職しました。就職したのは百貨店。医療やメンタルヘルスとも無縁の職場でしたね。売場に立つところから、予算の管理、販売促進とさまざまな仕事を経験し、充実していました。

そんな会社員生活の中で労働組合の活動をして、書記長まで勤めたんですが、組合員(社員)の相談に

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文学少女クズレがなんとか文章職人に   <鈴木満優子・後編>

文学少女クズレがなんとか文章職人に   <鈴木満優子・後編>

文学少女をこじらせて

――そもそも文章を書くことは好きだったんですか。
読むのも書くのも好きでした。3歳には文字が読めてたので、家にある「こどものとも」を端から読んでたし、小学生の時はシャーロックホームズと明智小五郎・少年探偵団を端から、中学は「ちくま日本文学全集」を端から、高校は図書委員で司書室に席がありました(笑)。中学の時に新聞社主催の作文コンクールで優秀賞を取り、副賞は韓国旅行でした。「

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