地元発!フツーのおもしろキャリア広報室【フツおも】

フツーで地味なのにおもしろい働き方を紹介する「フツおも」。 すべての“働くこと”に迷う…

地元発!フツーのおもしろキャリア広報室【フツおも】

フツーで地味なのにおもしろい働き方を紹介する「フツおも」。 すべての“働くこと”に迷う人が、小さな気づきを得られるストーリーをお届けします。 フリーランス2人組、ライターまゆ氏と書道講師さっちんが 東海の地方都市で暮らす起業家・個人事業主・フリーランスの横顔を紹介するよ。

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はじめまして

「地元発!フツーのおもしろキャリア広報室」です。 ちょっと長いので「フツおも」と呼んでください。 私たちは名古屋のフリーランス2人組。 40歳間近の婦人連合、 ライターのまゆ氏と、書道講師のさっちんです。 フリーランスって大変だけど、面白くて、世の人が思うよりフツーです。 食べていけるの? どうやってなるの? 怪しくないの? なんでなったの? ラクそう。 ハードそう。 遊びじゃなくて、仕事なの? 有名人なの? そんな珍獣に出会ったような質問の数々に答えていると、 フツ

    • 仕事と趣味の垣根なく、好きなモノを伝え続けて<キムラナオミ・後編>

      “会社の花”扱いに違和感 ――デザイナーになるというくらいなので、昔から絵が好きだったんですか? 絵は大好き。でも美大や芸大はデッサン力が必要で、少しハードルが高いと感じていました。そこで名古屋市内のデザイン専門学校へ。岐阜から上京した田舎者には、DCブランドで固めた周囲の学生はまぶしく、絵も上手な人ばかり。おまけに学校の指導は厳しく、ダメ出しで叩いて育てる方針だったので、在学中にすっかり自分のクリエイティビティに自信をなくしてしまいました。 それでグラフィックデザイン

      • 好きをかたちにするグラフィックデザイナー+本屋<キムラナオミ・前編>

        抜群のセンスで暮らしを豊かにする、グラフィックデザイナー。憧れの職業ながら、どんな活躍の場があるのか、イマイチ分からない人も多いのでは? 広告、WEB、書籍など幅広い仕事を展開しつつ、おしゃれすぎる本屋さんも開業している復業のリアルを取材しました。 グラフィックデザイナーと憧れの本屋を兼業 素敵空間すぎる…Reading Mug の店内 ――うっとりするような、本当に良い本屋さんですね…(ため息♡)。キムラさんは本屋「Reading Mug」店主とグラフィックデザイナー

        • キャリアのモヤモヤを突破した学びと家族の後押し<藤野裕道・後編>

          相談に応えられない自分に落胆――もともと心理関連のことに興味があったんですか。 全くなかったです。広島出身、京都で大学時代を過ごし、名古屋で就職しました。就職したのは百貨店。医療やメンタルヘルスとも無縁の職場でしたね。売場に立つところから、予算の管理、販売促進とさまざまな仕事を経験し、充実していました。 そんな会社員生活の中で労働組合の活動をして、書記長まで勤めたんですが、組合員(社員)の相談に応えられなかったんです。さまざなトラブルや悩みに対して全く打つ手がなくて…。何も

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          生きやすい心と、働きやすい職場を作りあげる<藤野裕道・前編>

          心のバランスを崩す人も多い昨今、メンタルを支える仕事はさまざまな場所で必要とされています。メンタル不調の引き金になりやすい「職場」を変え、より生きやすい心と環境を作るメンタルサポーターを取材しました。 企業や団体で働く人の心を守りたい ――メンタルサポーター、って初めて聞きました。 心理職ってあまり世の中の認知度がないかもしれませんね。資格も複数あって、その違いなども普通に暮らしていたら意識しないかもしれません。「病院にいる専門職?」「精神病の人の治療をする人?」くらいの

          生きやすい心と、働きやすい職場を作りあげる<藤野裕道・前編>

          文学少女クズレがなんとか文章職人に   <鈴木満優子・後編>

          文学少女をこじらせて ――そもそも文章を書くことは好きだったんですか。 読むのも書くのも好きでした。3歳には文字が読めてたので、家にある「こどものとも」を端から読んでたし、小学生の時はシャーロックホームズと明智小五郎・少年探偵団を端から、中学は「ちくま日本文学全集」を端から、高校は図書委員で司書室に席がありました(笑)。中学の時に新聞社主催の作文コンクールで優秀賞を取り、副賞は韓国旅行でした。「これは、私、文章イケてるのでは?」と勘違いするには十分でしたね。 ――それで、

          文学少女クズレがなんとか文章職人に   <鈴木満優子・後編>

          故人の生涯も、会社の秘密も、粛々と綴る  <鈴木満優子・前編>

          フリーライターと聞いてどんなイメージを浮かべますか?怪しい?無頼漢?パパラッチ?そんなイメージと真逆の、ジャケット着用で9時〜5時的に働くライターに、なぜ・どうやってこの仕事をしているのか、聞きました。 東海を駆け回って、おもしろ企業を覗き見できちゃう怪しくない“カタめ媒体”のお仕事 ――フリーライターと聞くとちょっと怪しいイメージです。刑事ものドラマで事件を嗅ぎまわっている人とか、風体の怪しい業界人とか。 そうですよね(笑)。私も自分がこうなるまでは、そんなイメージでし

          故人の生涯も、会社の秘密も、粛々と綴る  <鈴木満優子・前編>

          まゆ氏の屁理屈編

          至極当たり前の話ですが、好きなことを、必ず仕事にしなければならないわけではありません。仕事にならなかったからといって、好きなことを嫌いになったり、やめたりする必要もありません。 仕事は、広い意味で生きるためのものです。 私たちの多くは、「好き」以外の観点で仕事を選んでいます。 嫌いなことをやらなくて済む仕事、 家の近くで見つけた仕事、 好きな人たちと一緒にいられる仕事、 おしゃれできる仕事、 生活費が浮く仕事、 気分転換になる仕事、 稼げる仕事、 休める仕事、 簡単な仕

          さっちんの熱意編

          私はユニットの片割れ、見習い広報のさっちんです。室長のまゆ氏はプロのライターですが、私はライティング初心者。この広報室でメキメキ腕を上げていく所存でございます! 気合い十分なところで、そもそも何でこんなこと始めたのか?という話を少し。 【ああ、今の大学生も20年前の私と同じなのね】 実は私、ご縁があって、年に一度、地元大学のキャリアデザインという授業でゲスト講師をしています。キャリアデザインとは、就活前に社会人の様々なキャリアを聞いてイメージをしようという授業です。