古澤有沙

全部がぜんぶ、燃料になるんだ

古澤有沙

全部がぜんぶ、燃料になるんだ

マガジン

  • 空っぽの太陽

    あなたとわたしの境界線

  • 私の心の言葉

    私の言葉に少しでも触れて欲しい。そんな思いからこのマガジンを作成しました。有料記事が1回100円払うだけでずっと見れます。私の思考へ触れたい人へ。

  • 好きと青春

    私の好きなものと青春を詰め込みました。 好きと青春をテーマに、日々の考えをエッセイにしました。

ストア

  • 商品の画像

    ことだまインスピレーションアート

    136×120mmの寸松庵サイズのサイン用色紙にあなたや、あなたのお名前から読み取れるものをイメージして私が描きます。画材は顔彩やパステルを使用。 色紙にイラストと、あなたのお名前、一言メッセージを描いてお渡しします。またあなたのお名前のことだまや漢字の意味をイラストの解説と共に、メッセージも添えてイラストと共にお送り致します。 またご自身ではなくご友人へのプレゼントも承りますのでお気軽にメッセージ等からご連絡ください。 色紙サイズ:136×120mm /厚さ2mm Instagramにて過去のことだまインスピレーションアートを見ることができます。 → https://www.instagram.com/arisa_furusawa/ また公式LINEにご登録頂くと、古澤有沙オンラインにて使える1000円割引クーポンが貰えます →https://line.me/R/ti/p/@910ttzuw
    6,000円
    Flame of excitement
  • 商品の画像

    あなたに手紙を

    古澤有沙からあなたへ手書きの手紙を郵送します。 限定3名までで1年のうち4回手紙がランダムで届きます。どんな内容が送られてくるかは届いてからのお楽しみ。内容は私の独白だったり、私の言葉を手書きで味わいたいあなたへ。あなた宛ではない、不思議な手紙へ。 ちょっと不思議な世界を覗いてみませんか?
    6,000円
    Flame of excitement

記事一覧

固定された記事

ストロークを活用し、心に栄養を

これはストロークという概念を見つけて理論をつくり上げたエリック・バーン氏の言葉です。 みなさんはどう思うでしょうか。 ストロークとは「自分や相手を認めるはたらき…

古澤有沙
1年前
17

あられ

静まり返った空気の中、ひとり夜道を歩く。真っ白な白銀の世界に私の足跡が浮かんでも、いずれ雪と共に消えゆくだろう、それだけの運命。今日あなたのことを考えました、隣…

古澤有沙
3か月前
2

スワン

かっこよすぎて泣けるんだ きみがあまりにも綺麗だから 闇さえもヒカリに変えて進んでいくキミは なにも怖いものなんてないね、 だけど人知れず闘って傷ついている君のこと…

古澤有沙
8か月前
1

きみのばんそうこう

東京の電車で寝てしまっても、誰も気にかけないその優しさが好きです。個人が個人として生きている、それが私が無機物であるということの何よりの証拠だよ、きみは優しい。…

古澤有沙
1年前
2

変化の詩

ぼくは変なのかもしれない、変じゃないのかもしれない。普通は一人歩きでぼくを置いていくからいつもぼくはひとりぼっちで、君もおいでよこちら側へ、あちら側へ。 きみと…

古澤有沙
1年前
3

スピカ

薄暗い路地をただひたすらに歩いた、空は闇に包まれてあなたの影も見えなくなって、私はひとりほっとした、あなたがあなたであることに、みんなが口々に言葉を発す、それを…

古澤有沙
1年前
4

透明

なにもわからないことが怖い、君のこと、簡単に傷つけてしまう私は、きっと生きる価値がない、分かっていたのにね。きみは努力家で、だからこそ輝いていたのに、私は君を都…

古澤有沙
1年前
4

青い星

ひとりぼっちの家に帰る、深海魚 海は全ての生命のかえる場所だと聞いて、だったらぼくもこんなガラクタだらけの部屋に帰らず、早く海へ戻るべきだと思った、人魚はどこ。…

古澤有沙
1年前
6

日常

きみは草原、海原を駆ける、風のように。遠くで鳥が鳴いている、きみはぼくのそばにいて、ぼくの目をみつめている。ぼくはきみの目を見つめられなくて、部屋の光の反射を見…

古澤有沙
1年前
11

太陽

どこまでも果てしなく続く地平の向こうに、輝く太陽を見た。眠たい目を擦ってその輝きを見つめる、 人は一人じゃ生きられない、みんなの支えがあって今の僕はいる だけど…

古澤有沙
1年前
5

冬眠

足先が冷たくて冬の訪れを感じた、今日もみんな生きていて私も生きていて、多くの生き物たちが活動をやめて冬眠する冬、ふゆ。 (きみはいきているのだろうか) 寒いとな…

古澤有沙
1年前
3

さなぎ

きみは毛布にくるまって、さなぎになった。生まれ消えゆく熱を湛えながら 遠くで猫の鳴き声が聞こえる。きっと誰もがひとりぼっち、ぼくもあなたも 今夜はよく眠れそうだ…

古澤有沙
1年前
3

北極星

運命は自分のもの、そう呟いてぼくはひとり部屋にうずくまっている。薄っぺらい毛布を抱き寄せて ここにある熱が自分のすべてだと気づく、 どうしようもないね。 人生は気…

古澤有沙
1年前
3

グッドモーニングの詩

何もないこの道を歩くよ、真っ暗なこの道の上を。わたしはあの時生きていた、古びた写真、過去の記憶。わたしはもうそこには居ないのに、いつまでも写真のあなたは笑顔で。…

古澤有沙
1年前
8

トーマの心臓

愛なんて分からない でもあなたを好きだということは分かる 僕は大人じゃない 完璧じゃない ひとりで突っ走って、勝手にダメになったり 時々落ち込むけど、それでもあなた…

古澤有沙
1年前
3

はじまりのヒカリ

愛がこわかった、愛の全貌をきみは知らない、知るにはぼくはあまりにも未熟で、きみは大人びているから。いつ消えてしまうかもわからない、不確かなカタチ。いびつを初めて…

古澤有沙
1年前
3

ストロークを活用し、心に栄養を

これはストロークという概念を見つけて理論をつくり上げたエリック・バーン氏の言葉です。
みなさんはどう思うでしょうか。

ストロークとは「自分や相手を認めるはたらきかけ」です。相手を大切に思って行うことのすべてがストロークです。

私はこの言葉に衝撃を受けました。それは自分自身のことだと思ったからです。私と同じように悩んでいる人もいると思い、このnoteを書いています。

ストロークが欠乏すると

もっとみる

あられ

静まり返った空気の中、ひとり夜道を歩く。真っ白な白銀の世界に私の足跡が浮かんでも、いずれ雪と共に消えゆくだろう、それだけの運命。今日あなたのことを考えました、隣にいるのはきみじゃないのに。それでもここに居ない存在を思うのはあなたが何よりも僕にとって大切であるということの烙印。人間は感傷に浸りたい生き物です、そうすればこのブサイクでどうしようもない人生も途端に輝き色づき始めるから。単純ね、わたしがい

もっとみる

スワン

かっこよすぎて泣けるんだ
きみがあまりにも綺麗だから
闇さえもヒカリに変えて進んでいくキミは
なにも怖いものなんてないね、
だけど人知れず闘って傷ついている君のこと
知っているのは誰もいない
そんな孤独なきみがすき。
もっと傷ついて、泣いて、落ちて
どこまでも沈んで
そして暗闇から這い上がって
私に美しい光を見せて
きみのきれいな顔に泥がかかる
可哀想で醜いきみが
せかいでいちばんすき
その汚れた

もっとみる

きみのばんそうこう

東京の電車で寝てしまっても、誰も気にかけないその優しさが好きです。個人が個人として生きている、それが私が無機物であるということの何よりの証拠だよ、きみは優しい。
私以外の何もかもが、ちゃんと生きている 世界は廻ってるのだと思い知らされる、それがとても怖いよ。いつだって私だけが世界にたったひとりぼっち 疲れて泥のように眠る、また朝が来るそれがとても怖い。目を閉じて当たり前のように朝が来ると信じている

もっとみる

変化の詩

ぼくは変なのかもしれない、変じゃないのかもしれない。普通は一人歩きでぼくを置いていくからいつもぼくはひとりぼっちで、君もおいでよこちら側へ、あちら側へ。
きみと手を繋ぎたかった、繋げなかった、鬼さんこちら。逃げるのは簡単で続けるのはもっと大変で分かっていたよ、きみの嘘も涙のワケも。
きみが遠くに行ってしまう、ぼくは寂しくて夕焼け小焼けでまた明日、明日が来ないって分かっていても明日を信じろなんてひど

もっとみる

スピカ

薄暗い路地をただひたすらに歩いた、空は闇に包まれてあなたの影も見えなくなって、私はひとりほっとした、あなたがあなたであることに、みんなが口々に言葉を発す、それをきみはひとずつ丁寧に掬って溢さないように抱きしめた
神様じゃない、きみは神様じゃない。きみは怒るし涙だって流すし、くだらないことで大笑いするようなそんな人。ぼくだけが知っている君の秘密を、ぼくは燃やしてしまいたくなる、きみがいなければいいの

もっとみる

透明

なにもわからないことが怖い、君のこと、簡単に傷つけてしまう私は、きっと生きる価値がない、分かっていたのにね。きみは努力家で、だからこそ輝いていたのに、私は君を都合の良い神に仕立て上げたのだ。笑ってくれ、透明になってきみの肌に触れた。きみは生きていて、だからこそ輝いていて、それなのに私は、きみを殺し続けた。なんども、なんども、ぼくの理想の君を創り上げては、笑った。愛しの君はどこにもいない、知るのが怖

もっとみる

青い星

ひとりぼっちの家に帰る、深海魚 海は全ての生命のかえる場所だと聞いて、だったらぼくもこんなガラクタだらけの部屋に帰らず、早く海へ戻るべきだと思った、人魚はどこ。
ひとりでいると思う、なぜ自分は今ここにいるのか分からなくなって でも分からないから生きていて、正解なんてどこにもないんだって分かって、正しさという正義は時に人を傷つけるからぼくはいつまでたっても自分が嫌い。
ずっと探していた人魚はどこにも

もっとみる

日常

きみは草原、海原を駆ける、風のように。遠くで鳥が鳴いている、きみはぼくのそばにいて、ぼくの目をみつめている。ぼくはきみの目を見つめられなくて、部屋の光の反射を見つめていた。きみがぼくをよぶ、きみの声がまぶたの裏側で光って消えてゆく、たったひとつの光、幻のような、永遠のような。
きみがぼくに手を差し伸べて、ぼくはその手をとった。きみが愛しくてたまらないのに、なにひとつ言葉になんてできなくて、きみは夕

もっとみる

太陽

どこまでも果てしなく続く地平の向こうに、輝く太陽を見た。眠たい目を擦ってその輝きを見つめる、
人は一人じゃ生きられない、みんなの支えがあって今の僕はいる だけど。
ぼくはぼくをいつもひとりぼっちだと感じる
(なんでだろう)
さびしいなんて全部嘘。ぼくがなんで生きてるなんて分からないまま日々は過ぎ、もう少ししたらあの人も目覚める頃かな、なんてぼんやりとした頭で思う。
意味なんてないよ、生きてる意味な

もっとみる

冬眠

足先が冷たくて冬の訪れを感じた、今日もみんな生きていて私も生きていて、多くの生き物たちが活動をやめて冬眠する冬、ふゆ。

(きみはいきているのだろうか)

寒いとなぜ暖かいものが美味しく感じるのだろう、こたつに入っていつの間にか寝てしまったきみの指先、書かれた文字を愛しく思う。

寒いとなぜ人はひとりぼっちだと感じてしまうのか、そうやって世界にひとりだけの存在になってこの世界をぼくのものだけにした

もっとみる

さなぎ

きみは毛布にくるまって、さなぎになった。生まれ消えゆく熱を湛えながら 遠くで猫の鳴き声が聞こえる。きっと誰もがひとりぼっち、ぼくもあなたも 今夜はよく眠れそうだよ、ぼくの真上の名もない星が煌めいて笑った。

なんのために生きてるの、って問われてぼくはずっと悩んでいる 答えも出せないままずっと。夜の街をぶらついて、こんなぼくに答えを教えてくれるなにかをずっと、待っていた。

虚しくても辛くても世界は

もっとみる

北極星

運命は自分のもの、そう呟いてぼくはひとり部屋にうずくまっている。薄っぺらい毛布を抱き寄せて ここにある熱が自分のすべてだと気づく、
どうしようもないね。
人生は気まぐれで退屈で、思い通りになんてならなかった。ぼくのじんせい。
きっとこれからもやるせない日々が続くんだろう、でも。
ぼくが今日この日まで生きてきたこと、無駄なんかじゃないね。きっと無駄なんかじゃない。
星が遠くの空で瞬いている。
ぼくは

もっとみる

グッドモーニングの詩

何もないこの道を歩くよ、真っ暗なこの道の上を。わたしはあの時生きていた、古びた写真、過去の記憶。わたしはもうそこには居ないのに、いつまでも写真のあなたは笑顔で。わたしにもあなたにも過去があったね、生きていたんだねと笑いあう草木。風が吹いて小鳥がさえずるこの静かな朝。どこか遠くに行ってしまいたかった、わたしはずっと、わたしを知らない遠い国に行きたかったのだと気づいて、もう叶わないね。叶わぬ夢がまた一

もっとみる

トーマの心臓

愛なんて分からない
でもあなたを好きだということは分かる
僕は大人じゃない
完璧じゃない
ひとりで突っ走って、勝手にダメになったり
時々落ち込むけど、それでもあなたが好き。
あなたが好きなんだ。

僕には何ができるだろう。
あなたのために何ができるだろう。
考えたって分かりゃしないけど、それでも考える。
僕はあなたではないから、あなたの全てをきっと理解できないだろう。それをある人は悲しいことだと言

もっとみる

はじまりのヒカリ

愛がこわかった、愛の全貌をきみは知らない、知るにはぼくはあまりにも未熟で、きみは大人びているから。いつ消えてしまうかもわからない、不確かなカタチ。いびつを初めて美しいと思えたよ、それはきみに出会えたからなんだって、ぼくは言ってしまいたかった。美しすぎて、遠ざけてしまうのはなんで。大切であればある程想いを口にできなくなるのは、きっとぼくのエゴだね。きみには一生届かない、眩しすぎるヒカリ。この胸に抱え

もっとみる