はじまりのヒカリ

愛がこわかった、愛の全貌をきみは知らない、知るにはぼくはあまりにも未熟で、きみは大人びているから。いつ消えてしまうかもわからない、不確かなカタチ。いびつを初めて美しいと思えたよ、それはきみに出会えたからなんだって、ぼくは言ってしまいたかった。美しすぎて、遠ざけてしまうのはなんで。大切であればある程想いを口にできなくなるのは、きっとぼくのエゴだね。きみには一生届かない、眩しすぎるヒカリ。この胸に抱える想いごと、発光して燃え尽きてしまえたら。幸福な夢を見たい、終わりなんていらないのよ。始まりはいつも唐突で、全ては終わりへ向かっているの。きみにとってなくちゃ困るものにぼくはなりたい。きみのそばにずっと居よう、きみの笑顔がぼくのいのち、はじまりのヒカリ。

少しでも好きと思ってくれたら、何かを感じて頂けたなら幸いです。あなたのそのサポートが私を形作っています。 あなたがこれからもますます豊かでありますように。