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静まり返った空気の中、ひとり夜道を歩く。真っ白な白銀の世界に私の足跡が浮かんでも、いずれ…
東京の電車で寝てしまっても、誰も気にかけないその優しさが好きです。個人が個人として生きて…
ぼくは変なのかもしれない、変じゃないのかもしれない。普通は一人歩きでぼくを置いていくから…
薄暗い路地をただひたすらに歩いた、空は闇に包まれてあなたの影も見えなくなって、私はひとり…
なにもわからないことが怖い、君のこと、簡単に傷つけてしまう私は、きっと生きる価値がない、…
ひとりぼっちの家に帰る、深海魚 海は全ての生命のかえる場所だと聞いて、だったらぼくもこん…
きみは草原、海原を駆ける、風のように。遠くで鳥が鳴いている、きみはぼくのそばにいて、ぼくの目をみつめている。ぼくはきみの目を見つめられなくて、部屋の光の反射を見つめていた。きみがぼくをよぶ、きみの声がまぶたの裏側で光って消えてゆく、たったひとつの光、幻のような、永遠のような。 きみがぼくに手を差し伸べて、ぼくはその手をとった。きみが愛しくてたまらないのに、なにひとつ言葉になんてできなくて、きみは夕暮れ。 どうかそばにいて、ここにいて、微笑みなんていらないから、生きていてほしい
どこまでも果てしなく続く地平の向こうに、輝く太陽を見た。眠たい目を擦ってその輝きを見つめ…
足先が冷たくて冬の訪れを感じた、今日もみんな生きていて私も生きていて、多くの生き物たちが…
きみは毛布にくるまって、さなぎになった。生まれ消えゆく熱を湛えながら 遠くで猫の鳴き声が…
運命は自分のもの、そう呟いてぼくはひとり部屋にうずくまっている。薄っぺらい毛布を抱き寄せ…
何もないこの道を歩くよ、真っ暗なこの道の上を。わたしはあの時生きていた、古びた写真、過去…
愛なんて分からない でもあなたを好きだということは分かる 僕は大人じゃない 完璧じゃない ひ…
愛がこわかった、愛の全貌をきみは知らない、知るにはぼくはあまりにも未熟で、きみは大人びているから。いつ消えてしまうかもわからない、不確かなカタチ。いびつを初めて美しいと思えたよ、それはきみに出会えたからなんだって、ぼくは言ってしまいたかった。美しすぎて、遠ざけてしまうのはなんで。大切であればある程想いを口にできなくなるのは、きっとぼくのエゴだね。きみには一生届かない、眩しすぎるヒカリ。この胸に抱える想いごと、発光して燃え尽きてしまえたら。幸福な夢を見たい、終わりなんていらない