太陽

どこまでも果てしなく続く地平の向こうに、輝く太陽を見た。眠たい目を擦ってその輝きを見つめる、
人は一人じゃ生きられない、みんなの支えがあって今の僕はいる だけど。
ぼくはぼくをいつもひとりぼっちだと感じる
(なんでだろう)
さびしいなんて全部嘘。ぼくがなんで生きてるなんて分からないまま日々は過ぎ、もう少ししたらあの人も目覚める頃かな、なんてぼんやりとした頭で思う。
意味なんてないよ、生きてる意味なんてないよ。

たとえば明け方の空、眠気まなこを擦るきみが誰からも必要とされなくても、ぼくはきみの味方だった。冷えたきみの身体に太陽の光が降り注ぎ、きみは世界に祝福されていた。誰からも知られてなくても

生きてて良いんだよって言われた気がした。

少しでも好きと思ってくれたら、何かを感じて頂けたなら幸いです。あなたのそのサポートが私を形作っています。 あなたがこれからもますます豊かでありますように。