青い星

ひとりぼっちの家に帰る、深海魚　海は全ての生命のかえる場所だと聞いて、だったらぼくもこんなガラクタだらけの部屋に帰らず、早く海へ戻るべきだと思った、人魚はどこ。
ひとりでいると思う、なぜ自分は今ここにいるのか分からなくなって　でも分からないから生きていて、正解なんてどこにもないんだって分かって、正しさという正義は時に人を傷つけるからぼくはいつまでたっても自分が嫌い。
ずっと探していた人魚はどこにもいなかった、ぼくの妄想でもなんでもよかった、それがぼくにとっての生きる意味だった、
きみが生きているからぼくは生きていけるよ、言葉が何も意味を持たなくてもそれで良いと思えた。ぼくの人魚姫は泡になって消えた、よくある御伽話だと言われても、きみはだけはどうかいなくならないで。