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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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2019年1月の記事一覧

10代で私が起業した方法

10代で私が起業した方法

「10代で私が起業した方法」に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

まずは、簡単な現状報告(2019.12.12時点)をします。

17才から起業の準備をして、18才の最後に起業して、19才でオリジナル商品を作りました。20才になってからは、引き続き「フォーチュンボックス」と自社オリジナルブランドの商品を、クラウドファンディングとECを中心に販売していくことで、事業を成長させていきました

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スタートアップで大事な13のこと

スタートアップで大事な13のこと

ポール・グレアム(Paul Graham)が執筆したエッセー「Startups in 13 Sentences」の日本語訳になります。

2009年2月

スタートアップに私がいつも言っていることの1つは、私がポール・ブックハイト(Paul Buchheit)から学んだものである。それは「多くの人たちがそこそこハッピーになるものよりも、数人の人たちが本当にハッピーになるものを作ったほうがいい」とい

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融資を受けるなら、返済に据置期間はつけずに、借りる額を「1年据置するとしたらこれだけいる」と考えてその分をいれた額で申請する。
これは創業融資ではできないけど。

英語がわかり始めた日本人学生がスタンフォード大学のD.schoolで大切なことに気づかされた話

英語がわかり始めた日本人学生がスタンフォード大学のD.schoolで大切なことに気づかされた話

タイトルのとおりアメリカに来て約5ヵ月が経ち、やっと英語が少し聞き取れるようになってきた。

そして自分自身のビジョンとプロダクトが定まってきたので、今日はスタンフォード大学のD.schoolで行われた Launchpad Venture Hub というイベントに参加することにした。

控えめに言って最高のイベントだった。

内容は、自分のプロダクト案を発表したらスタンフォードの教授2人を筆頭にみ

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憧れの起業家に教わった「スタートアップの本質」

憧れの起業家に教わった「スタートアップの本質」

以前にも紹介したが僕にはロールモデルともいえる起業家がいる。

彼の名前は福山太郎さん(FOND)。サンフランシスコ界隈でもっとも成功している起業家だ。

僕はシリコンバレーに来てから、福山さんに様々な方法で連絡を送ったが返事が返ってくることはなかった。

ここの起業家はとても忙しいので本来ならギブがない状態で会っても迷惑なのだが、僕は忖度できるほど賢くないので、ある日直接オフィスに突撃することに

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強い人だけが起業するわけじゃない〜逃げ起業の私

強い人だけが起業するわけじゃない〜逃げ起業の私

メンタル・フィジカル共に弱い僕が言うのだから、間違いありません(笑)

抜群のメンタルの弱さメンタル面で言うと、過敏性腸症候群の症状があります。少し緊張したり慣れないものを食べたりすると、すぐにお腹が痛くなったりして、元気がなくなります。働くことにおいて、神経質である事は悪いとは思わないのですが、僕の場合それが身体と密接にリンクしてしまっていて、「機嫌の良い時」をキープするのが結構大変です。(人に

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クリエイティブ系で独立したいんだったら借金するな、高いオフィス借りるな、見栄張るな

 昨今クリエイティブ系の人々の「独立論」みたいな話がネットで賑わっておりますが、皆さん頑張ってください。しかしながら、少人数で起業したりフリーになったりするとついついやりたくなるのが「見栄張り」であります。まぁ「お前とは考えが違う」と反感を持つ方もいるでしょうが、以下はあくまでも私の考え。

 一つが著名なデザイナーに企業のロゴを作ってもらい、名刺で使う紙を分厚くしたりなぜか金箔が張られたりしてる

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