マガジンのカバー画像

マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

873
全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

フリーランス仲間から学ぶ「お金」の話 #子育てフリーランス 15話

フリーランス仲間から学ぶ「お金」の話 #子育てフリーランス 15話

前回のお話。

夫が会社を辞めたことを理由に、本気でフリーランスイラストレーターとして活動をして行こうと決めたカワグチ。営業や交流会、SNS、ブログの発信…思いつくことを行動し続け、ついに目標だったエッセイ漫画の出版をすることになりました。

出版後は、ありがたいことにイラストや漫画の仕事が増えました。

しかし…

仕事量が増えても、作業できる時間は変わりません。
息子のソウちゃんも、この頃4歳

もっとみる
「教育コスト」見直してみませんか?過大な固定費が引き起こす3つの硬直化

「教育コスト」見直してみませんか?過大な固定費が引き起こす3つの硬直化

お疲れさまです、uni'que若宮です。

今日は教育コストの問題について書きたいと思います。

高騰を続ける教育コスト2人の子を持つ親なので、教育のことについては色々考えることがありますが、進路もその一つ。

中学受験や塾について調べてみたこともあるのですが、例えば首都圏の私立の中学とかだと年に140万円くらいかかるようです。

1年に換算すると、平均で年間140万円という計算になります。
一方

もっとみる
円安がちょっとヤバすぎて平静でない私

円安がちょっとヤバすぎて平静でない私

先日「ルーブルより円が心配」と書いたのですが、さらに円が大変なことになってます。ちょっと平静ではないので、これから書くことは話半分くらいで聞いてください。

←この時はまだ良かった。

確かパンデミック初期の2020年初頭、同じように、かなり感情的な記事を書いた記憶があります。

以下、有料部分で書きます。

明るい材料があんまりないあんまり見たことのない展開です。

・戦争中(有事)なのに、「有

もっとみる
ルーブルより、正直、日本円が心配な件

ルーブルより、正直、日本円が心配な件

こんにちは。

ルーブルが紙屑になるなどと報道されています。
しかし海外在住者としては本気で困るのが円安の方です。

50年ぶりの円安だそうです。

ジンバブエとか笑えないです……。
こんな感じリンギットが上がってる。

対ドルも落ちているようですが、実はマレーシアの通貨である対リンギットに対して、昨年後半あたりから、円は見るたびに下がっています。

仕方ないので、日本円が入るたびに、慌てて現地通

もっとみる
お金の観念に関する幼児性の克服の話

お金の観念に関する幼児性の克服の話

お金に対する制限は多い人間だった。
小さいころから、なぜか、親に無邪気におねだりができない。
親がかわいそうに思えてしまって、たかだか、遠足の写真を買うのに、大きな記念写真を買えずに、小さいのを買うとか、部活をしていた時に、2足しかないソックスに穴が開いたら、試合の時には穴がない方を履けるようにと苦労していたり、でも気づくと、年の離れた妹弟は、スポーツブランドのソックスを何足も持っている。。。そし

もっとみる
富の奴隷

富の奴隷

前のnoteにも書いていたけど、価格と価値とは全部違うものだし、喜びも幸せもそれぞれ違うものだから、全部のベクトルを総合して全体的にいい感じに仕上げないといけないよねっていうことを考えているんですが、なぜ私は、いや我々多くの人と主語を大きく取ってもいいと思うんだけど、そういう価値と価格と喜びや幸せを一緒くたにしてしまうのだろう、というところをもうちょっと突っ込んでいかないといけない気がしている。

もっとみる
お金と寄附、そして親鸞について。

お金と寄附、そして親鸞について。

自分になにができるんだろう、と考える。

どこかの地が自然災害に襲われたとき。疫病がやってきたとき。そしてなにもしていない市民が戦禍に巻き込まれたとき。「そこ」にいない自分。いまのところ無事に暮らしている自分。そしてたいした力も持たない自分。そういう自分にできることとはなんだろう、と考える。安易な無力感に襲われてしまうのは、考えることをやめたがっている証拠だ。そんなふうに思いなおしては、何度も何度

もっとみる

お布施(お金)に手紙やメッセージを添えてみる

お布施のやりとりが生まれる時に、いろんな形態があり得ると思うんですが、私が特にお金を渡す時には、オーソドックスな方法で「お金を封筒に入れて、お渡しする」が多いです。お金だけではなく手紙をつけたりすることもありますし、封筒の裏面にちょっとしたメッセージを書くこともあります。

お寺に生まれて、お布施に触れるのは、お盆の手伝いの時くらいでした。その時にいただくお布施には手紙が入っているかどうかも気にし

もっとみる
2月末の印税明細公開しました (2022年)

2月末の印税明細公開しました (2022年)

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

今日はお金の話をします。リアルすぎて引くかもしれませんが、お付き合いください。SNSでよく音楽で食えないみたいな話をよく見かけますが、作曲家という職業はちゃんと成り立って存在してます。ちゃんと職業としてやってる人が多いのに、その人たちがほとんど発信しないので、食べれてない人の発言ばかり目立ちます。仕事してる人はわざわざ「いくら稼いでる」

もっとみる