お布施(お金)に手紙やメッセージを添えてみる

お布施のやりとりが生まれる時に、いろんな形態があり得ると思うんですが、私が特にお金を渡す時には、オーソドックスな方法で「お金を封筒に入れて、お渡しする」が多いです。お金だけではなく手紙をつけたりすることもありますし、封筒の裏面にちょっとしたメッセージを書くこともあります。

お寺に生まれて、お布施に触れるのは、お盆の手伝いの時くらいでした。その時にいただくお布施には手紙が入っているかどうかも気にしたことがないし、おそらく入っていたことはないと思います。OFUSE Experimentを始めてから、手紙やメッセージを添えることを覚えました。

自分自身が手放す修行をするということだけでいうと、封筒にお金を入れて渡せばいいのですが、それと同時に、お布施がつながりを生む行為にもなってほしいと思っています。その時に、手紙やメッセージを添えるということは、自分自身の気持ちを表現してくれます。「あなたと共に生きている」という祈りを込めて、お渡ししています。

お布施の面白さは「お金(や物など)を手放すことで、執着から離れながらも、よき人の関わり合いが生まれる」という点にあると感じています。

お金を渡したり受け取ったりすることは、しがらみに転化する可能性を孕んでいる行為ですが、一方でつながりをゆたかに耕していく可能性にも開かれていますからね〜。

些細な試行錯誤ですが、お布施と言葉を添えることについての投稿でした💡

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