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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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2018年6月の記事一覧

教えて!リンさん。研究者になりたいの    ~女性研究者概論~

教えて!リンさん。研究者になりたいの    ~女性研究者概論~

30歳前後で博士を取得し、ポスドクとしてキャリアを積んで大学のポジションに着くのは何歳?結婚は?子供は?高齢出産のボーダーまで後わずか!!なんとか滑り込んだテニュアトラックポジション。子供なんか作ってる場合じゃないよ?結婚したはいいけど、夫とは別居!女性研究者は何かと不安は多い。でも、「もしかして、その自然科学現象見たことあるの、私だけ!」こんな経験してしまったら研究は辞められない!女性研究者が自

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要件定義は未来のハッピーエンドを計画する楽しくも楽しいお仕事
#要件定義 #未来 #ハッピーエンド #仕事

エンジニアに、「進捗どう?」と聞くのはもうやめよう

エンジニアに、「進捗どう?」と聞くのはもうやめよう

こんにちは!エンジニアの敷地(@shikichee)です。
今回は、エンジニアと一緒に働く方に向けて、エンジニアに開発物の進捗を確認したいときにオススメな手法を書いてみます。

・「進捗どう?」と聞くのではなく、「困っていることない?」と聞こう
・「進捗どう?」と聞くことのデメリット
・問題の共有を積極的に歓迎しよう
・人を責めるのではなく、 問題にフォーカスしよう

「進捗どう?」と聞くのではな

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『スタートアップ・ウェイーー予測不可能な世界で成長し続けるマネジメント』

『スタートアップ・ウェイーー予測不可能な世界で成長し続けるマネジメント』

担当編集者が語る!注目翻訳書 第3回
『スタートアップ・ウェイーー予測不可能な世界で成長し続けるマネジメント』
著:エリック・リース 訳:井口耕二
日経BP社 2018年5月出版

「ソフトウェアの人間が知ったような口をききやがって。ソフトウェアなら1日50回も改修することもできるだろうさ。同じことがジェットエンジンでできるならやってみろっていうんだ」

これは、『スタートアップ・ウェイ』に登場す

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ハードとソフトのエンジニアはわかりあえるのか?

https://note.mu/tuttlemori/n/n18aad1e0d871

私が編集を担当した『スタートアップ・ウェイ』では、GEのエンジン開発者がシリコンバレーからやってきたソフトウェア系起業家の著者にくってかかる場面があります。

ソフトウェアは一日に何回も改修できる、だからお気軽に「失敗しよう」なんて言える。でも、ハードウェアはそうはいかない。ただ、著者であるエリック・リースさん

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芸術のセンスとは、パターンを読み取ることである。

例えば、音楽を演奏したり創作したりするとき以外でも

「センス」

というものはよく問題になる。例えば、音楽を聴くセンスがいい、センスのいい音楽を聴いている、と言われる人は確かに存在する。つまりはそれを評価する側の視点になってみてもセンスという言葉によって、ある意味で評価されているということである。

たしかに、実際「ああこの人はセンスがいいな」と思うこともあるし、もちろん作り手のことなどを考えて

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ものづくりのはじめは、「お客さん」と「目的」について考える

ものづくりのはじめは、「お客さん」と「目的」について考える

ちょっと間が空きましたが、「編集日記」の二回目の更新です。

前回、「編集の仕事」は、

1.ものを作る
2.ものを売る
3.そのための環境を整える

の3つあるよね、という話を書きました。今回は、1の「ものを作る」に絞って書いていきたいと思います。

ーーー✂ーーー

なにかを書こうと考える。なにかをつくろうと考える。伝えたいもの、作りたいものは、なんとなく、頭の中にある。

そんなときに、最初

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