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Frichは、「80%の確率で自分を助けるセーフティネット」を目指す
「他人を支えるために自分が成すべきことをする精神は素晴らしい。だけど率直に言って誰だって自分が一番かわいい。自分さえ助かれば良いと思う人が大多数ではないか?」
自分が一番かわいいと考えるのは当然です。
しかし我々は、自分を第一優先に考えることと他人を支えることは必ずしも相反する価値観ではないと考えています。むしろ自分や自分の家族を最優先にすることが、実は「コミュニティづくり」に繋がっているのだと
「DAO」って「共済」のことでしょ?前からそんな風に考えている。
Web3.0時代のDAO。
今回はそんな時代の最先端が、実は産業革命期の共済と酷似しているのではないかという話だ。
共済誕生の背景産業革命勃興期、マンチェスター地方にある織物の町・ロッチデールでは、大資本に搾取される労働者が生活協同組合をつくった。
低賃金で働く彼らは、買い物をする際、悪徳商品を買わされたり、量をごまかされたりして、苦しい生活を余儀なくされていた。
ならば自らが店主になることで
1996年の保険自由化から25年、保険業界はこんなに大きく変わった。
1996年の保険自由化は日本の保険業界に大きな変化をもたらした。その後、数回の法律改正を経て、保険料率の競争や商品・発売チャネル(販売経路)の多様化が実現し、そうした変化の流れがP2P保険の登場につながった。
そこで本記事では、保険自由化に至るまでの状況と保険自由化によってもたらされた変化、保険自由化以降の状況の3点にフォーカスし、保険業界の変遷をたどる。
保険自由化に至るまでの状況まず、自由
Frichプラットフォームの今後のロードマップ(Frich's Roadmap)
Frichは、P2P互助のプラットフォームを運営しています。
InsurTech文脈で「P2P保険」とカテゴライズされることが多いため、事業内容を見ていただく前は保険会社として理解されることもしばしば。
一方、Frichの真贋=プラットフォーマーであることのご理解をいただくと、なにやら霧が晴れたように当社のご理解が深まることが大変多い状況です。
そのようなわけで、当社事業をより深く正しく知ってい
5分でわかるブロックチェーン技術入門
最先端のデジタル技術を活用するインシュアテック。その中核的な技術であるブロックチェーン技術は「インターネット以来の最大の発明」ともいわれる革新的な技術である。
P2P保険の将来的な進展のカギを握っているともいわれるブロックチェーン技術とはどのようなものなのだろうか。
ブロックチェーン技術のさまざまな側面についてわかりやすく解説する。
ブロックチェーン技術の仕組みと種類
仕組み
ブロックチ
ビジネスにおけるSNSマーケティングのポイントとポテンシャル
P2P保険では、SNS上で共済グループをつくり、グループ単位で保険に加入する仕組みになっている。SNSは、膨大な利用人口、多様な情報の発信と受信、人間関係の構築・維持にも関わる、ポテンシャルの高いプラットフォームである。
本記事では、国内外の調査結果を基にSNS利用の実態を明らかにし、SNSマーケティングのポイントに触れながら、SNSがビジネスにもたらすポテンシャルについて考える。
世界のSN
江戸時代における、強制拠出・連帯責任などの「助け合いのしくみ化」の話。
P2P保険の仕組みを支えるのは「相互扶助」というコンセプトである。
江戸時代後期は財政難に苦しむ藩が多く、経済再建問題が重大な課題だった。それらの対策として「相互扶助」の仕組みを活かした優れた取り組みが編み出された。
その中でも特筆すべきは二人の人物の施策だ。
一人目は、上杉鷹山。
凶作や飢饉の際の救済政策を実施し、その後の大飢饉で藩内から1人の飢餓者も出さなかったといわれる。
二人目は
【事例】海外の最先端の保険は今、どうなっているのか
P2P保険といっても、その仕組みはさまざまである。また、ニッチな市場をターゲットにしているため、対象者や提供するサービス、商品も多様だ。さらに、それらによってもたらされる社会的意義も異なる。
P2P保険のはじまりは2010年。その取り扱いを手掛けたドイツの企業をはじめとして、海外のP2P企業は、革新的かつ独自の特徴を備えたさまざまなサービスを提供し、P2P保険をさらに進化させつつある。
本稿
P2P互助で「飼い主の長期入院」をカバー。ペットを守るコミュニティ。
犬猫の約 1 割は単身世帯によって飼育されている*1
コロナ禍によってペットを飼う人自体が増えたのもあるが、実はコロナによってあらためて顕在化したリスクがある。
それが隔離(入院など)で長期不在時になった時のペットのお世話だ。
自分で見つけるコロナ罹患を例にとると、ペットの預け先は感染者自らが探し、誰がどんな方法で運ぶかまで決めることが原則となっている。*2
アニコム損保がコロナ感染者のペットを
【審査員講評】ICJ ESGアクセラレータ― 2021
以下の3つの賞を同時受賞しました。
①金融インクルージョン部門大賞
② J&J 事業創造賞
③セブン・フィナンシャルサービス賞
ICJ ESGアクセラレータ― 2021
生命保険・その周辺領域という巨大マーケットにおいてこれまで規制により拾えなかったニーズを、P2Pという新しい手法で解決します。個人や企業が主体となって「自分たちに必要なニッチな保障」を作ることができ、従業員向けの付加保険、施設毎の福利厚生などにも貢献できます。