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共済のプロ 可児先生に訊く

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近年、福利厚生の施策として共済会が見直されています。 長年共済会を研究してこられた共済会のエキスパート、千葉商科大学教授で株式会社労務研究所 代表取締役の可児先生にお話を訊きます。
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前回は共済会が抱える以下の課題にふれました。 1 共済会の収入が支出を大きく上回り、毎年剰…

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共済会事業は、相互扶助事業と自助支援事業のバランスが大切というのが前回までの話でした。 …

忘年会や個人旅行を補助したって良い!「自助支援事業」

古くて新しい仕組みである共済会について、共済のプロ、千葉商科大学教授/株式会社労務研究所…

みんな知らないが、共済会は100年つづいている。

Frichが手掛けるP2P互助プラットフォームは、保険とは違う共済という分野のサービスでもあります。特に、会社の福利厚生としての共済、あるいはそのビークルとしての「共済会」等には注目していますが、そもそも「共済」や「共済会」というものが具体的によくわからないという声をよく頂戴します。 このシリーズでは、Frichが業務提携している共済会のプロフェッショナル、千葉商科大学会計ファイナンス研究科教授で株式会社労務研究所 代表取締役の可児俊信先生に、共済とは一体何なのか、また共済会