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2018年2月の記事一覧
「生きている」にも色々あって。
前回の記事で小さい頃からずっと生きていることに違和感があったと書きました。
そんな私も生きていくなかで、ここなら違和感なく過ごせるぞ、という場所をいくつか見つけました。むしろ、なんだか生き生きしちゃうかも、という場所までありました。
それはひとくちに「生きている」といっても、実はいろんな「生きている」があるからだと思います。
人間社会で「生きている」こと。
動物として体が「生きている」こと
美大生が下請けにならないために
美大生がもっと活躍できる社会を実現したい。そのためには、美大生がどう変わればいいのか。そして、世間の美大生をみる目がどう変化すればいいのか。
ぼく自身は、80年代前半に、美大を卒業している。その時代は、バブル経済に向けて景気が良くて、誰でも就職できるような状況だった。
デザイナーという専門職には、ならないと決めて、4年生の9月にスーツを買って、たまたま知った興味のある企業を2社だけ受けて、すん
日本語の「好き」って評価と別軸のよい褒め言葉だと思うんだけど、言うためにはある程度の時間が必要なのではないか。「この味が好き」はもともとこういう味が好きと言う意味だし「この本が好き」は読んだばかりの本に使わない。私だけかもしれないけど「本当に好きか?」はある程度の検証期間を要する
オンラインとオフラインにおける「自分」の多面性を考える
今日、長年私をオフラインで知っている友人から「ごめん。もう無理」というLINEが届いた。
そのメッセージに続いたのは「Twitterとか全部フォロー外させてもらった。もうこれ以上あやかのあやにーの部分は見たくない。」と。
その友人は私が長く仲良くしていた友達だったし、たぶんSNSでも当初は色々リプライをもらって返信したりもしていたと思う。
気が付いたら、確かに私もリプライしなくなったし、向こ
小難しい色を爪に塗るひと
かねてより憧れていた女性と初めて二人で食事をしようという話になり、予定を合わせてカレンダーに彼女の名前を書きこんだ。
その名前のつかさどる何月何日何時何分がくる少し前に、路地の奥にある扉をあける。視線を遣ると奥にまばゆくはにかみながら手を振る彼女がいた。なんだかすごく綺麗。顔つきがすごく綺麗な人だ。聡明さがにじんでいる。私は目を細める。お辞儀をかわし、カウンターに並んで座る。こんばんは。予約してい
毎日描いて発表する、の人たち。
累計170万部を突破してなお、勢いがとどまることを知らないマンガ『君たちはどう生きるか』。その漫画家である羽賀翔一さんがまだ売れていなかった頃のエピソードを見つけた。
今コルクでは羽賀翔一さんを育成していますが、彼には「今日のコルク」という1ページマンガをほぼ毎日描いてもらって、ネットで発表していました。コルク社内で起きるちょっとした事件や発見をマンガにしてもらったのです。
新人がいきなり中
どこへも行かない感情たちの行方。
時刻は23時前。思ったよりも乗客の少ない、夜の山手線にぼくは乗っている。行き先は自宅の最寄駅・・・ではない。これから最後の打ち合わせ場所へと向かっている。帰宅は丑三つ時コースになるかもしれないぞ、というゲゲゲの鬼太郎の妖怪センサーばりの多忙センサーが警告している。ということで、膝の上にパソコンを乗っけてカチャカチャとキーボードを打っている。隣の人を気遣い、心なしか優しめにソフトタッチで。
この文
「クオリティを保ちたい」「感情のおもむくままに作りたい」これもきっと自分の中の大いなる矛盾。どちらかに振り切れていたり、両方できると言う人はかっこいいけど、人は実際問題矛盾するのだ。私だって迷っていないように「見せる」ことはできるだろう。だけどそうしないで、揺れ動きながら進みたい