あてのない旅へ
たなびく雲の行き先なんて
気ままとしか言いようがないように
あてのないまま
旅に出てもいいんじゃないのかな
目的地なんて
成り行き次第でどうにでもなる
激しい風が吹いたら立ち止まって
スコールみたいな雨は濡れないように雨宿りして
霧雨のいたずらに心くすぐられて
七色の虹がほんとに七色なのか
一つずつ数えてみるの
自然とともに
ゆっくりとしっかりと
一歩ずつ踏みしめれば、
きっといつかはたどり着くんだ
行き着いた場所は天国でも地獄でもない
現世を生きるための居場所
どんな場所かは潜在的にあって
きっと、みんな知っている
どれくらいかかるかなんてわからなくても
世界が回り続けている限り
終わりなんてない
命が終わるその時まで求め続けるの
たとえ、何度、気分が変わろうとも
どんなに遠回りだろうとも
茨の獣道だろうとも
それが道になるんだ
今日も軌跡は色づいていく
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