未紘

文を書く練習で日記を投稿してます。

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記事一覧

第10号

 気づけば梅雨を迎え、あっという間に紫陽花の色もピークを終えて、疲れ果てた色へと変わっていく。  僕のバイト先には38歳の先輩がいる。つい最近、その人と長く話す…

未紘
1か月前
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第9号

 4月も気付けば忙しく過ぎて、5月も半月を過ぎた。5月にも入れば、気温もどんどん上がり、鬱陶しささえ覚える。ちなみに、東京は今月最高気温29度を突破した。  自分が…

未紘
2か月前
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番外編 "くだらないの中に"

星野源_くだらないの中に  突然だが、番外編を書きたくなった。今までは日記として、あった出来事や最近の事を書いていたのだが、急に題材を決めて文章を書きたいと思っ…

未紘
3か月前
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第8号

 ちょろちょろと桜が満開になりつつある今日この頃、自分は日に日に大きくなっていく、体脂肪について考えていた。  というのは、最近二郎系ラーメンにハマり出したのだ…

未紘
3か月前
6

第7号

 今月は様々なことがあった。軽く話せる話から話せない話まで尽きない。そのため、妙に文章が書きたくなる。多分、一種の逃避行度に過ぎないのかもしれないが、それでも吐…

未紘
4か月前

第6号 

 もうすぐ春が来る。三月になると木々や草花も青くなり始め、日の高さも上がりはじまる。  あることを友人と話した。最終的、自分はやれる事と好きな事どちらを選ぶのか…

未紘
4か月前
1

第5号

 前回から月日が経って今は三月。三月初めの夜空は物凄く濁っていて、蒸したタバコの煙も直ぐどこかへいなくなってしまうほどに暗らい。  大学も終わり、今は春休みだが…

未紘
4か月前

第4号

 前回の文から、ほぼ半年が経った。今は11月の下旬、後一週間足らずで12月になる。僕は今月で21歳を迎えた。もう、歳を取るのが嬉しくない歳になったと感じた。  歳とい…

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8か月前
1

第3号

 前回から気づけば6月の終わり、梅雨も中盤に入るが暑い日が続く。これも温暖化のせいかと思いながら毎日を過ごしている。  2年ぶりに中学の頃、ずっと一緒にいた友達と…

未紘
8か月前

第2号

 一月も気づけば終わりに近づき、大学もテスト期間へと入っていく。勉強しなきゃと思いながらも結局、愛犬と共にソファーで寝ながら動画を見ている自分がいた。  最近、…

未紘
8か月前

第1号

 何処にも当てつけることのできない焦燥感と共に、僕はタバコの煙を吐いた。  早くバイトに行かなきゃと思うのだが、うまく足が動かない。何もやる気が起きないのだ。だ…

未紘
8か月前
第10号

第10号

 気づけば梅雨を迎え、あっという間に紫陽花の色もピークを終えて、疲れ果てた色へと変わっていく。

 僕のバイト先には38歳の先輩がいる。つい最近、その人と長く話す機会があった。話しによると先輩は35歳にして自分の夢を諦めたらしい。自分に限界を感じて、貯金額の35万を見た時に潮時を悟ったのだとか。しかし、先輩にはまだその夢が亡霊として居続けていると語って居た。亡霊、なんとかっこいい響きなんだろう。ど

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第9号

第9号

 4月も気付けば忙しく過ぎて、5月も半月を過ぎた。5月にも入れば、気温もどんどん上がり、鬱陶しささえ覚える。ちなみに、東京は今月最高気温29度を突破した。

 自分が本をちゃんと読み始めたのは、大学に入って2年程経った時だった。当時、付き合っていた彼女がよく本を読む子で、自分も合わせようと無理をして、本屋さんのポップに書いてあった「中学生におすすめの本」を望みに、森絵都著書の「カラフル」を手に取っ

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番外編  "くだらないの中に"

番外編 "くだらないの中に"

星野源_くだらないの中に

 突然だが、番外編を書きたくなった。今までは日記として、あった出来事や最近の事を書いていたのだが、急に題材を決めて文章を書きたいと思ったのだ。その題材として、自分の好きな曲のタイトルを使おうと考えた。

 初回は星野源さんのくだらないの中にをチョイスしてみた。僕は星野源さんがものすごく好きだ。ブラックミュージックからポップミュージック、あらゆるジャンルの要素を持つ星野源

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第8号

第8号

 ちょろちょろと桜が満開になりつつある今日この頃、自分は日に日に大きくなっていく、体脂肪について考えていた。

 というのは、最近二郎系ラーメンにハマり出したのだ。ここで誤解して欲しくないのだが、僕は家二郎にハマっているということだ。熱気のある店内で、訳の分からないマシマシな呪文を時間内に唱え、時間内に食さねばならないプレッシャーには、僕は耐えられない(店で食べては見たいが、度胸がない)。家二郎は

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第7号

 今月は様々なことがあった。軽く話せる話から話せない話まで尽きない。そのため、妙に文章が書きたくなる。多分、一種の逃避行度に過ぎないのかもしれないが、それでも吐き出せる場所があるのはいいことだなとも思う。

 つい最近、強面の方に絡まれた。訳なのだが、新宿で深夜呑んでいた際に、酔い潰れ吐いていた友人の吐瀉物をペットボトルに入った水で清掃していた事が理由である。物凄く意味のわからない道理だと自分でも

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第6号 

第6号 

 もうすぐ春が来る。三月になると木々や草花も青くなり始め、日の高さも上がりはじまる。

 あることを友人と話した。最終的、自分はやれる事と好きな事どちらを選ぶのかという事だ。多分僕は後者を選びたいし、選ぶと思う。しかし、現実は簡単ではなく、それに対する実力やセンスなど様々必要が伴うのだ。就活は物凄く苦痛だ、自分がどれだけの人間で、どの程度なのかを知る事になるから。でも、それを後回しにしていたのも自

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第5号

第5号

 前回から月日が経って今は三月。三月初めの夜空は物凄く濁っていて、蒸したタバコの煙も直ぐどこかへいなくなってしまうほどに暗らい。

 大学も終わり、今は春休みだが僕は対してやる事もなく、バイトと就活の準備を人並み以下にしている。しかし、夜になると嫌な事を考えることが多くて困る。疎外感や悲観的になりやすい。その為、明日の朝からバイトなのだが寝れそうにない。自分でもくだらないとは分かっているのだが、ど

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第4号

第4号

 前回の文から、ほぼ半年が経った。今は11月の下旬、後一週間足らずで12月になる。僕は今月で21歳を迎えた。もう、歳を取るのが嬉しくない歳になったと感じた。

 歳といえば、人は19歳を過ぎた頃から時間の感覚が短くなっていくという事を聞いたことがある。それは、本当だと自分も思った。最近よく感じること、それは時間というものが本当にお金よりも大切で、貴重なものだということだ。時間の使い方で人が分かると

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第3号

第3号

 前回から気づけば6月の終わり、梅雨も中盤に入るが暑い日が続く。これも温暖化のせいかと思いながら毎日を過ごしている。

 2年ぶりに中学の頃、ずっと一緒にいた友達と会った。彼らは全然変わっていなかった。ただ一つ変わっていた事は、話の話題に就活の話が出てきたくらいだ。だけど、その一つが僕にとってはとても大きな違いであった。自分はまだ、まともな大人にも慣れていないのに友達は就活の話をしている、このまま

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第2号

第2号

 一月も気づけば終わりに近づき、大学もテスト期間へと入っていく。勉強しなきゃと思いながらも結局、愛犬と共にソファーで寝ながら動画を見ている自分がいた。

 最近、何も見たくなくなるときがある。何も考えず、ただぼーっとしている時間が増えた。別に人と過度に関わったり、しょっちゅう歩き回ってる訳でもないのに。でも考える時間は増えてる気がした。それは、SNSを見た時や、好きなことをやってる友達を見た時にふ

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第1号

第1号

 何処にも当てつけることのできない焦燥感と共に、僕はタバコの煙を吐いた。

 早くバイトに行かなきゃと思うのだが、うまく足が動かない。何もやる気が起きないのだ。だが、暇さえあれば先の自分を考えてしまうから、うまく考えないように誤魔化して過ごしている。

 でも最近、良い事もあった。それは、素直にブラックのコーヒーが上手いと思えた事だ。大学のレポートを片付けるため、行きつけのデニーズに訪れた。その際

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