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#イギリス

起伏を求めて、ハイランドへ#1 Newtonmoreから登るA‘chailleach (930m) /イギリスでトレラン・登山

起伏を求めて、ハイランドへ#1 Newtonmoreから登るA‘chailleach (930m) /イギリスでトレラン・登山

ロンドンにない起伏を求めて、英国内の起伏に向かう英国登山/トレラン探索第四弾は2024年6月初旬、はじめてのスコットランド、ハイランド地方へ(第一弾は南ウェールズ、第二弾は湖水地方、第三弾はピークディストリクト)。

その中でもまずはA’challeachというピークを目指した。地図で見て駅から歩いていけそうな距離だったので、ざっくりルートだけ調べて向かったが、後から見るといろいろ英語での情報があ

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起伏を求めてピークディストリクトへ: Hopeからのプチ縦走(イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めてピークディストリクトへ: Hopeからのプチ縦走(イギリスでトレラン・登山)

ロンドンにない山や“起伏を求めて”英国内の起伏に遊びに行くシリーズ、今回はピークディストリクトというシェフィールドやマンチェスター近くのハイキングエリア。今まで起伏を求めて英国内で行ったのは南ウェールズと湖水地方。

なお、起伏を求めて、というのは嘘ではないものの今回に至っては羊を求めて、というのがより正しい。というのも前回それこそ起伏を求めて行った湖水地方にて羊の、とりわけ今がシーズンの子羊たち

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起伏を求めて湖水地方へ#4 DAY3 Derwent Water西側プチ縦走(High Spy646m,Cat Belles451m)

起伏を求めて湖水地方へ#4 DAY3 Derwent Water西側プチ縦走(High Spy646m,Cat Belles451m)

というこうとでバンクホリデーで起伏を求めてやってきた、湖水地方。思いの外仔羊たちのシーズンにメロメロになりつつ3日目はケズウィックの街からバスでSeatollerまで向かい、イングランド最高峰のスコーフェルパイクに霧と小雨の中登った。

その後Seatollerまで戻ってきてバスで戻ろうかと思ったが、Derwent waterの西側に南北に延びる丘陵を縦走できそうだったので、残りの体力や水分、日の

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起伏を求めて湖北地方へ#3 DAY3 ケズィック/Keswickから公共交通機関で行くイングランド最高峰スコーフェル・パイク/Scafell Pike(978m)登山(イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて湖北地方へ#3 DAY3 ケズィック/Keswickから公共交通機関で行くイングランド最高峰スコーフェル・パイク/Scafell Pike(978m)登山(イギリスでトレラン・登山)

湖水地方3日はイングランド最高峰のスコーフェルパイクに登りの行くことにした。到着日とその翌日は下記記事。

1,登山口へ
Keswickの小さくも整った美しい宿で丁寧な朝食でエネルギーをチャージした後、街のバスターミナルへ向かう。

バス停の前には大きなBoothsがスーパーとしてあるので食料や水分の調達に便利。78番のバスがSeatollerというところまで向かうのでこちらに乗る。2階建てが2階

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起伏を求めて湖水地方へ#2 DAY2:Keswick/ケズィックにもあったストーンサークルとラブリーキュートな宿。

起伏を求めて湖水地方へ#2 DAY2:Keswick/ケズィックにもあったストーンサークルとラブリーキュートな宿。

前回に引き続き湖水地方の話。湖水地方北の中心の街、ケズィック(ケズウィック)/Keswickにバスで移動します。(日本語表記にユレがある)

1,素敵なお宿にチェックイン南から北上する555バスの終点であるKeswickの街のバスターミナルの一つ手前で降車ボタンを押してバスから降りる。

雨は降っていないが引き続き雲に覆われ、いつ降っても何の驚きもない白っぽい空である。予め予約していた宿に歩いて向

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起伏を求めて湖水地方へ#1 DAY1&2: 公共交通機関で行く湖水地方。WaterheadからWansfell pike (482m)へ雨のいきいき森歩き(イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて湖水地方へ#1 DAY1&2: 公共交通機関で行く湖水地方。WaterheadからWansfell pike (482m)へ雨のいきいき森歩き(イギリスでトレラン・登山)

山がないロンドンから起伏のある土地を求めイギリス国内の起伏を攻める「起伏を求めて」シリーズ(?)。前回の南ウェールズに続き、北イングランドは湖水地方です。

1、電車でロンドンから湖水地方へ
ロンドンのEuston駅からグラスゴー中央行きの電車に乗車。本来はランカスターで乗り換えて湖水地方の南の玄関口となるWindermereという街に行く予定だったが、ロンドン発電車の遅れで乗り継ぎができなくなっ

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Thames Path (テムズ川フットパス)走破チャレンジ#3

Thames Path (テムズ川フットパス)走破チャレンジ#3

前回第二弾ではレディング/Readingからタプロー/Taplowまで行ったのだが、中途半端にTaplowから初回で走ったDatchetまでの箇所がつながっていないので7月某日再びTaplowに向かうことにした。前回のメモは下記。

前回はゴールだったTaplowだが今日はスタートである、前のゴールが今日のスタートってなんかいいな、って思った人生もかくありたいものである。ここまでは、Elizabe

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Thames Path (テムズ川フットパス)走破チャレンジ#2

Thames Path (テムズ川フットパス)走破チャレンジ#2

前回に引き続きテムズ川沿いのFootpathを走ることにした7月某日。

今回はバスでレディング/Reading(電車でもいけるし速いけど特に予定もなかったのとVictoriaのCoach stationに行く練習がしたかった)へ。ロンドンから1時間半強バスの旅である。朝から雲行きは怪しかったがとりあえず行ってみようとバスに乗り込んだが、道中は大雨。

Readingの北口についても雨が止まずな

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起伏を求めて南ウェールズへ#3(Blorenge 561M:イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて南ウェールズへ#3(Blorenge 561M:イギリスでトレラン・登山)

最終日はAbergavennyの街からもよく姿が見えて気になっていたピークを登ることにした。

地図などで目星をつけるとThe blorenge(561m)という山のようだ。alltrailsでコースの目星をつけておく

2キロほど離れた川の対岸にあるLlanfoistから登るコースがありそうなのでとりあえずそちらに向かって走る。川を越え、Waitroseを越え、高架下をとおるとどんどん目指す山が

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Thames Path(テムズ川フットパス)走破チャレンジ#1

Thames Path(テムズ川フットパス)走破チャレンジ#1

ロンドンを東西に流れるテムズ川、その源流から市内までは川沿いにThames PathというFootpathが整備されている。一度走ってみようとネットでコースなどを探していたところ、Themes Pathの各スポットにスタンプがあり、スタンプ帳(御朱印帳みたいな)が売っていることに気づいた。もともとスタンプを集める行為が好きなこともあり、ネットでオーダーしてみると、数日後郵便で(英国内に)届いた。

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起伏を求めて南ウェールズへ#2(公共交通機関でPen Y Fan ペン・イ・ファン/縦走登山:イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて南ウェールズへ#2(公共交通機関でPen Y Fan ペン・イ・ファン/縦走登山:イギリスでトレラン・登山)

前回に引き続きであるが、起伏を求めて(要は山を求めて)南ウェールズにきたのだが1番のハイライトはPen y Fan(ペン・イ・ファン)という山である。変わった名前だがウェールズ語でthe top of the peak ということらしい(Wikipediaより)。そんな名前にふさわしく、この山は標高886mの南ウェールズ最高峰だ。
色々行き方はあるがAlltrailsというアプリに上がっていた下記

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起伏を求めて南ウェールズへ#1(AbergavennyとSugarloaf:イギリスでトレラン・登山)

起伏を求めて南ウェールズへ#1(AbergavennyとSugarloaf:イギリスでトレラン・登山)

起伏が欲しい。ロンドンで公園やテムズ川沿いを走るのもいいのだが、もう少し起伏が欲しい、と思っていた。要は山に行きたいのだ。Google Mapで起伏のありそうな地形を探して、そこから公共交通機関で行けそうか、適度な宿はありそうか、などを探して南ウェールズがいいのでは、と思いとりあえずホテルと電車を予約していた。午後休をとって昼過ぎ、パディントン駅から西に向かう列車でおよそ2時間、南ウェールズのNe

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