Yigui

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主に旅、山、トレイルランニングの記録や思い出のメモ。日々是雑感、そしてイラスト。 アイコンのYakのラインスタンプ売ってます。中国語、ポルトガル語、インドネシア語など勉強中。 https://store.line.me/stickershop/author/31626/ja

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サラエボ近郊登山、公共交通機関でいくSkakavac WaterfallとBukovik (1534 m)登山

トレランレースに出るためにボスニアのサラエボにきたのだが、ロンドンからは直行が週3なので木曜に入って金曜は1日フリーだった。明日レースだしとにかく暑い日(35度!)だったので、ゆっくりしていようかとも思ったが、せっかくなので山に入ることに。色々調べて、暑い日なので滝を見に行こうかと目処を立てる。目的地はSkakavac Waterfallで、事前に調べているとバスは見つからなかったので、最悪街から歩くか、行きだけでもタクシーかと思っていたのだが、空港の観光案内所でなんとなくと

    • 起伏を求めてハイランドへ#2 Pitlochryから絶景のBen Vrackie 841Mへ(イギリスでトレラン・登山)

      前日のNewtonmoreからのA' Chailleachに登山に引き続いてスコットランドはハイランド地方の山を歩いてみる2024年6月の記録。昨日のうちにPitlochryに電車で移動してYouthHostelに滞在。 翌日、朝イチは雨がぱらついていたのが、少しやり過ごして出発したら晴れてきたので、街の北にありPitlochryからも歩いていけるBen Vrackieに向かったのでその記録。全般的に非常に整備されてハイランドにありがちなドロドロのBogもなく、ドライで歩き

      • 起伏を求めて、ハイランドへ#1 Newtonmoreから登るA‘chailleach (930m) /イギリスでトレラン・登山

        ロンドンにない起伏を求めて、英国内の起伏に向かう英国登山/トレラン探索第四弾は2024年6月初旬、はじめてのスコットランド、ハイランド地方へ(第一弾は南ウェールズ、第二弾は湖水地方、第三弾はピークディストリクト)。 その中でもまずはA’challeachというピークを目指した。地図で見て駅から歩いていけそうな距離だったので、ざっくりルートだけ調べて向かったが、後から見るといろいろ英語での情報があった。 このエリアは現地語では、Monadhliath Mountains と

        • アヌシー近郊フレンチアルプスの端っこでプチ縦走登山・ハイキング: Mont Baron 1298m

          2024年5月末、アヌシーからバスでアンゴンに行ってアイベックスを堪能した帰り、山頂には行けなかったやや不完全燃焼な気持ちもあり、アヌシーに戻るバスに乗りながら、途中で降りてアヌシー湖東岸にあり山に登ってそのままアヌシー側に行こう、と謎の思いつきをした。 既に30kくらい歩いているのに、そして18時をすぎているのに。もちろんこの時期のヨーロッパの日の入りは22時前であり街側に戻るルート、そして防寒・ヘッドライトなどの装備は持っているなどの諸々を考慮した上での実行判断。 行

        サラエボ近郊登山、公共交通機関でいくSkakavac WaterfallとBukovik (1534 m)登山

        • 起伏を求めてハイランドへ#2 Pitlochryから絶景のBen Vrackie 841Mへ(イギリスでトレラン・登山)

        • 起伏を求めて、ハイランドへ#1 Newtonmoreから登るA‘chailleach (930m) /イギリスでトレラン・登山

        • アヌシー近郊フレンチアルプスの端っこでプチ縦走登山・ハイキング: Mont Baron 1298m

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        記事

          野生のアイベックスを見たくてAnnecy/アヌシー近郊、La Tournette(2351m)へAngon/アンゴンの滝経由で登山、そして撤退。

          イギリスの5月の三連休にフランスのAnnecy/アヌシーというフレンチアルプス端っこの街に行った。ここはヨーロッパ一透明度の高いという湖と街中に張り巡らされた水路が有名だが、僕の目的は主に山。湖畔の街アヌシーは湖の周りを山に囲まれているので、ふらっと周辺の山にハイキングや登山に行けそうだなと地図を見て当たりをつけていた。さてどの辺りに行こうか、公共交通機関でアクセスできそうな山をいろいろ調べているとLa Tournette という山の辺りには野生のアイベックスがいるようだとい

          野生のアイベックスを見たくてAnnecy/アヌシー近郊、La Tournette(2351m)へAngon/アンゴンの滝経由で登山、そして撤退。

          ハンガリーでトレラン:UTH Visegrad Trail2024参加録

          ハンガリーのブタペスト(正しくはブダペストにようですが以下本文中混合してます、ご容赦)といえば、ヨーロッパ、いや世界でも有数の温泉都市として名高い。そんなブタペスト近郊のトレラン大会に出れば、日本のような山を走ったあとに温泉(とビール)までセットで楽しめるのでは?と考え、去年のうちから早々に申し込んだ本大会、そして初めてのハンガリー!都市近郊の低山エリアで山自体はそう面白そうでもなさそうなので、前回のスロベニアでの大会同様さくっと30kカテゴリの短い距離にした。 結果的には

          ハンガリーでトレラン:UTH Visegrad Trail2024参加録

          起伏を求めてピークディストリクトへ: Hopeからのプチ縦走(イギリスでトレラン・登山)

          ロンドンにない山や“起伏を求めて”英国内の起伏に遊びに行くシリーズ、今回はピークディストリクトというシェフィールドやマンチェスター近くのハイキングエリア。今まで起伏を求めて英国内で行ったのは南ウェールズと湖水地方。 なお、起伏を求めて、というのは嘘ではないものの今回に至っては羊を求めて、というのがより正しい。というのも前回それこそ起伏を求めて行った湖水地方にて羊の、とりわけ今がシーズンの子羊たちのかわいさにメロメロにされたのである。その後ロンドン市内でも羊に会いに行ったが、

          起伏を求めてピークディストリクトへ: Hopeからのプチ縦走(イギリスでトレラン・登山)

          日々に、小さじ1杯の偶然を。

          年始くらいに、ちょっと普段自分では選ばないような本を読んでみたくて、SNSを使ってお勧めの本を教えてもらった。これが案外よくて、もちろん人の好みは様々ゆえ、多少の合う合わないはあれど、本を読むことは、窓をちらりと開けてその外の世界を見るようなことで、へえーこんな窓もあるんだ、こんな景色も見えるんだ、というようなことがあって素直に楽しかった。 適当に人が選んだ他人と結婚するとか、明日からダーツで選んだ街に住むとかのランダム性になると困る(それはそれで楽しいかもしれないけど)が

          日々に、小さじ1杯の偶然を。

          起伏を求めて湖水地方へ#4 DAY3 Derwent Water西側プチ縦走(High Spy646m,Cat Belles451m)

          というこうとでバンクホリデーで起伏を求めてやってきた、湖水地方。思いの外仔羊たちのシーズンにメロメロになりつつ3日目はケズウィックの街からバスでSeatollerまで向かい、イングランド最高峰のスコーフェルパイクに霧と小雨の中登った。 その後Seatollerまで戻ってきてバスで戻ろうかと思ったが、Derwent waterの西側に南北に延びる丘陵を縦走できそうだったので、残りの体力や水分、日の長さなどを考慮して実行することに。 1、Seatoller〜High Spyま

          起伏を求めて湖水地方へ#4 DAY3 Derwent Water西側プチ縦走(High Spy646m,Cat Belles451m)

          起伏を求めて湖北地方へ#3 DAY3 ケズィック/Keswickから公共交通機関で行くイングランド最高峰スコーフェル・パイク/Scafell Pike(978m)登山(イギリスでトレラン・登山)

          湖水地方3日はイングランド最高峰のスコーフェルパイクに登りの行くことにした。到着日とその翌日は下記記事。 1,登山口へ Keswickの小さくも整った美しい宿で丁寧な朝食でエネルギーをチャージした後、街のバスターミナルへ向かう。 バス停の前には大きなBoothsがスーパーとしてあるので食料や水分の調達に便利。78番のバスがSeatollerというところまで向かうのでこちらに乗る。2階建てが2階の半分くらいはオープントップになっているので天気がいい日は気持ちよさそう、この日

          起伏を求めて湖北地方へ#3 DAY3 ケズィック/Keswickから公共交通機関で行くイングランド最高峰スコーフェル・パイク/Scafell Pike(978m)登山(イギリスでトレラン・登山)

          起伏を求めて湖水地方へ#2 DAY2:Keswick/ケズィックにもあったストーンサークルとラブリーキュートな宿。

          前回に引き続き湖水地方の話。湖水地方北の中心の街、ケズィック(ケズウィック)/Keswickにバスで移動します。(日本語表記にユレがある) 1,素敵なお宿にチェックイン南から北上する555バスの終点であるKeswickの街のバスターミナルの一つ手前で降車ボタンを押してバスから降りる。 雨は降っていないが引き続き雲に覆われ、いつ降っても何の驚きもない白っぽい空である。予め予約していた宿に歩いて向かうと、石造りの教会のちかくのかわいらしい民宿にたどり着いた。玄関には「外靴を脱

          起伏を求めて湖水地方へ#2 DAY2:Keswick/ケズィックにもあったストーンサークルとラブリーキュートな宿。

          起伏を求めて湖水地方へ#1 DAY1&2: 公共交通機関で行く湖水地方。WaterheadからWansfell pike (482m)へ雨のいきいき森歩き(イギリスでトレラン・登山)

          山がないロンドンから起伏のある土地を求めイギリス国内の起伏を攻める「起伏を求めて」シリーズ(?)。前回の南ウェールズに続き、北イングランドは湖水地方です。 1、電車でロンドンから湖水地方へ ロンドンのEuston駅からグラスゴー中央行きの電車に乗車。本来はランカスターで乗り換えて湖水地方の南の玄関口となるWindermereという街に行く予定だったが、ロンドン発電車の遅れで乗り継ぎができなくなってしまった。調べたらランカスターから湖水地方方面へはもう電車が出ていない。とりあ

          起伏を求めて湖水地方へ#1 DAY1&2: 公共交通機関で行く湖水地方。WaterheadからWansfell pike (482m)へ雨のいきいき森歩き(イギリスでトレラン・登山)

          羊と仲良くなりたい

          羊と仲良くなりたい、と思っている。というか僕は仲良くしているつもりなのだが、どうも思いが通じていない。つまり片想い。あと正確には仔羊と仲良くなりたいかも。大人の羊はもう仲良しなので(思い込み)。 なぜ羊と仲良くなりたいと僕は思ったか?というには少し前提をシェアする必要がある。 今住んでいる英国では、フットパスという制度があり、public right of way、すなわち通行権という法制度のもと、ここは歩いていいよ〜と私有地の一部も含め開放されている。地図などでもフット

          羊と仲良くなりたい

          スロベニアのAjdovščina/アイドウシチナで贅沢なお散歩

          トレランレースのUTVVに参加するために訪れたAjdovščina。Wikipediaの日本語版ではアイドウシチナとアイドウシュチナの2表記が出てくるくらい日本人には馴染みがない街だと思うが、小さいがなかなか素敵な緑や山に抱かれた街だったのでゆっくりと自然の中で過ごすにはよかった。もっともスロベニア自体が自然豊かなので敢えてここに、ということもないのだろうが。 とはいっても首都のリュブリャナからもバスで2時間くらいだし、ここからイタリア国境のNova Goricaやアドリア

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          スロベニアでトレラン参戦:ULTRA-TRAIL VIPAVA VALLEY - SLOVENIA 2024参加レポ(30kmカテゴリ)

          2024年4月、いい感じに行ったことがなかったスロベニアで大会があり、英語案内も充実してそうだったしBAのリュブリャナ行きフライトもいい感じの値段でとれたので申し込みをした。金曜の午後休で出発。雨予報で降られたが思ってたよりは天気も持ち堪え運営も素敵ないい大会だった。 1、リュブリャナ空港から現地Ajdovščinaへ最近休みが多いので、ミニマムに金曜午後を休みにしてヒースローからリュブリャナへ出発。15時半過ぎの便で2時間ちょっと。大会会場はAjdovščinaというリュ

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          1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#5(D3 Le Brevent2525mから自分の脚で街に下る)

          2023年9月のシャモニー散策メモ続き。午前中はエギーユ・デュ・ミディ (Aiguille du Midi)に行ってモンブランに近づき、Lac Bleuをプチハイキングしてきた後、一旦宿で昼食を食べてからの午後の部。 昼食後、水分などを改めて補給して宿のすぐ裏手にあるゴンドラに乗り込んだ。PlanprazとBreventと二個に分かれている。 1つめのPlanprazは比較的小さな6人掛けぐらいのゴンドラで本数もパンパンでてる。2こめのBreventはもう少し大きく立ち乗

          1人Enjoyトレラン合宿フランス:シャモニー編#5(D3 Le Brevent2525mから自分の脚で街に下る)