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遠藤良二
2019年3月14日 04:09
俺は北海道の田舎町のコンビニであくせく働いている。一応、店長という肩書はあるが俺はある病に侵されている。今日も母親と口論になった。#小説 #病と恋愛事情 #心の傷 #趣味 #公募 #怠け者 #働かざる者食うべからず 第一章 一 今日も俺はあくせくと必死に働いている。 いろんな客がいて、昼間から酔った勢いで商品の文句を言ってくるやつもいれば、万
2019年3月14日 05:19
七年前の出来事。俺は町立病院を受診した。不眠症と診断を受けた。医者からは一度、精神科を受診することを勧められた。#小説 #病と恋愛事情 #疲労困憊 #不眠症 #精神科 #聞こえる #被害妄想 #未知の世界 今から七年前―― 俺は、コンビニの仕事を疲労困憊した状態で十八時に終えた。 一人暮らしの俺には三十四歳になるというのに彼女もいない。両親は健在だけれど、離れたところに住んでいるし、
2019年3月14日 07:43
初診の俺。かなり、待たされた。でも、診てくれた医師は低姿勢で好感が持てたので文句は言わないことにした。そして、症状を伝えると病名が言い渡された。#小説 #病と恋愛事情 #統合失調症 #診断結果 #死にたい 結局、夕方まで待って、何度も受付の職員や外来の看護師にいつまで待たせるんだというような文句は言ったけど、結局この時間まで待たされたということは、なんの効果もなかったということだと思う。初
2019年3月15日 03:46
高校時代から仲良くしている友人が子どもをつれて俺の家に遊びにくる。でも、本音はかなり疲れているから今度にしてほしかったが。#小説 #病と恋愛事情 #友人と子ども #父親のような存在 二 俺は高校時代から仲良くしている友人がいる。そいつからこの前連絡があり、予定では確か今夜遊びにくると言っていた。と、そのとき携帯がうなりをあげた。『もしもし、麻沙美?』
2019年3月15日 04:56
俺は体調がいいので、麻沙美に女を紹介してもらおうかと考えていた。そして、俺の家に麻沙美とさくらちゃんが遊びにきた。さくらちゃんは家に上がるなり、俺の書いた小説が読みたいと言ってきた。#小説 #病と恋愛事情 #俺の読者 #感動 #思春期 最近の俺は、割と体調がいい。女性の人脈の広い麻沙美に誰か紹介してもらおうかな。そんなことを密かに考えていた。 今になって気付いたが、俺の夕食以外、冷蔵庫に缶
2019年3月16日 13:31
俺は麻沙美とさくらちゃんが帰った後、小説を書いた。その後、布団に入るが一向に寝付けない。不安に駆られた俺は友人の勝(まさる)にメールをした。 #小説 #病と恋愛事情 #不安 #執筆 #眠れない 三 昨夜、麻沙美とさくらちゃんが帰ったのはたしか、二十四時すぎだったろうか。いつもより遅い時間に帰った。あれから、さくらちゃんは機嫌をなおしてくれて、三人で仲良く
2019年3月22日 06:58
友達の勝が来てくれた。朝も近いという時間帯に。俺は不安に駆られ薬を飲むが効かない。でも、彼と話している内に徐々に安定してくる。#恋愛小説 #病と恋愛事情 #友達 #不安感 #結婚 #精神的な支え 今は、午前三時過ぎ。勝から電話が来た。「もしもし、勝、入っていいぞ」俺はより一層、低い声でそう言った。『わかった』と、言った後電話は切れた。少ししてから彼は入って来た。勝の家庭は生活保護世帯
2019年3月23日 18:59
勝が帰ったあとの後片付けを済ませ、布団に入った。すると、そのまま眠り夢を見た。そのなかに出てきたのは、俺好みの若い女だった。思い出すと体が反応した。#恋愛小説 #病と恋愛事情 #夢 #若い女 #好みのタイプ #目標 友人の勝が帰ったあと、俺はテーブルの上に置いてあるコップ一個とビールの空き缶一つとペットボトルのオレンジジュースを片付けた。それから今まで勝と一緒にいた場所の反対側に敷きっぱ