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聞こえること、聞こえないこと

昨日、怪我の話を書いたからなのかまた思い出した。

数年前、突然右耳が聞こえなくなった。前兆があったのか無かったのか、私は自身への感覚が色々麻痺している面があるので正直わからない。ある時、気付いたら、聞こえなくなっていたのだ。

突発性難聴というものなのだろうか。難聴は早期に治さないと聴力が復活しないとも聞く。私は聴力によって日常の危険を察知しているところも大きいし、何より音楽が聴けなくなるのは困る。

そう考え、私にしては珍しく早々に、耳に強いらしいという街の病院を探して訪問した。そして聴力検査を受けた。指定されたのは右耳のみだった。
結果、「数値的には通常の聴力があるようだ」と言われた。

いやいやおかしい。私は右耳が全然聞こえなくなったんだと伝えた。しかし検査によると(以下略)。

原因は不明だと言われた。内服薬も出されなかったし、検査以外に病院での処置も何も無かった。

どうすればいいのかと聞くと、ストレスをためるなとか無理をするなと言われた。

いやいや今はこの耳が全然聞こえない状態が最大のストレスであり、原因がわからないのもストレスだ、どう対処すればよいのかわからないのだが(それもストレス)、等と伝えると、考え過ぎはよくない、少しゆっくりリラックスしたらどうか的なことを言われた。

左耳の聴力も頼んで測ってもらえばよかったと今では思う。どんなに平均的な数値が出ていようと、「私にとっては右耳の聴力がほとんど失われた状態」であることに変わりはない。
左が残っていたから日常はなんとかカバーできたけど、とにかく色々チグハグで発狂しそうだった。そう言えば、外からの音は聞こえないのに自分の声ばかり頭の中で大きく響いたりしていたのも不快だった。

仕方ないので、調べてそれらしきツボを押してみたり、耳抜きだったかな、ダイビングかなんかで気圧調整する方法を試してみたり(自分の声ばかりが大きく聞こえる症状への対策)していたな(おそらく圧がおかしくなっているという感覚があったから)。

おかしな状態はしばらく続いていたんだけど、ある時気付いたら、また聞こえるようになっていた。しかしその後もしばらく耳の中がペコペコ鳴る?時があったりして、それは天気や外気圧との関係がありそうな気がしていた。今もたまにその時の感覚の嫌な気配のようなものを感じる時があって、「来るな、絶対に来てくれるなよ、、」と思っている。幸い再発はしていない、今のところ。

外から見えにくいもの、わかりにくいものは注目、理解されにくい
「平均」や「通常」が「その人にとって」どのような位置にあるのかも考慮されにくい。
数値では、一般が、どうあろうと私にとっては「耳が全然聞こえなかった」のに、全然伝わらなかった。専門医であるはずの相手にも。
そうして私は"I don't want the world to see me"をまた強めることとなった。

しかし失聴や後遺症、再発が無かった(今のところ無い)ことは本当に良かった。その理由もわからないのがこわいところだけれども。

私は聴力や聞こえ方に自分の認知や判断行動がわりと大きな影響を受けているのではと、この間のギターや曲、それらと自分との繋がり方等を通しての振り返りで思うようになった。
絶対音感も、●ヘルツ(近辺)という物理的な根拠に(勝手に)脳が音階を見い出すものなので、その辺りが特に大学以降の学問的なアプローチ、データ、根拠、客観性の重視等との親和性が高い部分だったのかもと感じている。加えて、世間や周りの(特に力を持つ者)のムードやお気持ちに靡かないところにも(合わせたり服従してしまったりしたほうが圧倒的にリスクやデメリットが少なくなるとわかっているのに、、)関係していそうな気がしている。。人がどうあろうと自分は自分だし、その人はその人。為政者のお気持ちがどうあろうとデータはデータ(隠蔽改竄捏造は許されない)で事実は事実、現実は現実である。放射能もコロナもその他あらゆることも。

もう随分と年をとったのに未だ銀行前などの高周波音で頭痛を起こすし、音階認識優先で(聞きたいのに)歌詞がなかなか聞こえてこないし、色々困ることも多いんだけれども、私は私の耳には助けられたり楽しませてもらったりしているところが多いと思っている。

あと少し、下手でも弾いて歌おう。私が私のために、エレジーとレクイエムを。たとえ最終的にアップできなかったとしても。

昨日(7日)は"I knew I loved you"、今日は"The best thing"を歌った。最大の難関?(全く気乗りしないロマンスソングである"I knew I loved you")を済ませたので、後はスムーズいくといいな。そしてこの先アルバム(Savage Gardenの"Affirmation")はダレンのエレジー、鳥ソングに入っていく。私のエレジー、レクイエムになる曲も多い。

年末の足音で、既にきついことに対してショートし始めているところがあるので、諸々早く進めなければいけない。失敗ばかりのロブの曲練習聴き直し→トリミングもずっと放置しているんだけど、流石に何とかしないとね。今はただ「シャロン」(ROSSO)をエンドレスリピートしながら泣いているだけの時間が長い。

ちなみに友達に「妖怪アンテナ」と言われている謎感覚(おそらく共感覚に近い、斜めで広い想定や発想判断に基づく行動、無意識的でon goingな時に当人にその意味が把握できていないものが多い)については、まだ掴みきれていない部分が多い。こっちは永遠の謎になるのかな。


ワイルドストロベリーが元気にお花を咲かせている。この子達をどうしようかと途方に暮れている。
何とからし菜が董立ちしていた。
https://moderna-epi-report.jpより

案の定の展開に。そう言えば私は街中の咳の音の傾向で株や流行の変化を感じているところがある。そして最近は(ここ数日特に)大きく激しい咳をしているノーマスクが増えた。本当に迷惑。

ノーマスクの中では「意味のないマスクなんかをしているのは日本だけ」"ということになっている"ようなんだけれども、海外では状況によってマスク着用義務が復活していることもよくあるし、病院等でも着用が求められたりしている。現に今オーストラリアは下水中のウイルス濃度が過去最大レベルまで上がったからマスク着用が再義務化している。欧州やアメリカ(州によるけど)も、状況に合わせて適宜方針を変えている。

合理的根拠なく(多くは為政者の)都合(思い込みや利権や欲求)だけで一度決めたことに思考停止で固執し続けインパールするさせるのは美しい国ニッポンのお家芸。
同調圧力を嫌っていたはずのノーマスク達が群れて妨害攻撃行為を繰り返し他人のマスクまで外させようとしているダブルスタンダードにも心底辟易としている。
インフルエンザ対策にもプール熱対策にもマイコプラズマ対策にも飛沫ブロックは有効なのに、「"死なない、ただの風邪認定した"コロナで"他人のためにマスクをしたくなかった"」政治家やQをはじめとする「自分さえよければいい(人へ一方的にリスクを押し付け、そのくせ自分以外の不利益は"自己責任"として切り捨てる)」ノーマスク達はマスクの効果から目を逸らし、ノーガードで積極的に感染を連鎖させ続ける。
空気感染もするものだからって飛沫感染対策を放棄するってのは極めてナンセンス。飛沫はウイルス含有量が非常に多いものだし、空気感染は危険な人間(感染対策をしない、感染していても平気で人に移す、基本的にノーマスク層)と同空間にいないことでしか対応できないから学校や職場がノーガードだったら終わり。それでもリスクを下げるためには暴露量を少しでも下げる、せめて飛沫で大量暴露を避けることが重要なのに。

本当に色々美し過ぎて笑える。うんざり。


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