見出し画像

"ワンダーランドはこの世界じゃない"

今日はこの後、ROSSOの「シャロン」を歌いに出てみようかと思っている(この曲のチバさん、とても素敵。頭を振りつつ大きなギターを掻き鳴らしながら揺れているところがいい。横向きのシーンがツボ。しかしTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTでもThe BirthdayでもなくROSSOにお気に入りがあるというのも謎の野鳥嗅覚だよな)。
とても好きな曲なんだけど、問題は、今の私の力量にしては明らかにテンポが速く、歌無しだったらまだ何とかなるかなとも思うんだけど、歌がギター(ベース)と一緒だとまず無理だろうということ。刻むのを半分に落とすかテンポを落とすか、質は度外視でそのまま取り組んでみるか。疾走感が重要な曲だからなあ、なるべく変えたくはないんだけど、、まあ私は冷めた現実主義者なので、その場で適当に調整していくでしょう。

歌って録れたら後でファイルを追加する予定。時間も無いし多分通しでは歌えないだろうから一部になると思うけど。一部だと逆にトリミングも楽だからね。メリットはデメリットでデメリットはメリット。(Matchbox Twentyのアップが延々に滞っているのも音域が低くて突っかかりまくっているせいでトリミングがしんどいから、、ダレンの曲のほうがスムーズにいくだろうけど、そっちを先にするとかなりの高確率でロブの曲がお蔵入りになる、、はあ、、)

(追記)
結果、1番を8ビートで、2番を16ビートで歌うことになった。中庸の道(?)だね。ファイルはページの一番下に貼り付けました。


相変わらず投稿までの時差が生じまくっているんだけど、Savage Gardenの"Affirmation"歌い直しは、トラック順に、3日に"Affirmation"、4日に"Hold me"を済ませた。
昨日は"I knew I loved you"かあ、やっぱり気が進まない、、なんて思いながらも一応は練習には出て、でも何だか消耗していたのととにかく寒かったので使い物にならず、雨も降ってきたので帰宅した。ので既に1日ロスしてしまった。今日も歌えないだろうから2日もか。。キツいな。


昼間、しばらく「シャロン」をループで聴いてうつらうつらしている間に夢を見た。

私はバンドを組んでいたのかスタジオのようなところにいて、友達(といってもリアルの知り合いではない見知らぬ人々だった)が席を外した間にうっかり頚動脈付近を傷つけてしまい、そんなに痛くなかったしまあ大したことないだろう、なんか深くもなさそうだしと軽くティッシュを当てていたらみるみるそれが紅く染まっていき、慌てて何枚も加えて重ねて押さえるんだけど、どんどんヘタっていって、どうして?どうしよう?どうなってるの?となっているところで目覚めた。

バンド名からなのかな。ROSSOはイタリア語で「赤」。

大学時代、私はイタリア語サークルにいた。イタリア語は全然上達しなかったけど、英語と違ってコンプレックスはなく(私は英語が苦手、英語は話したくない、旅行とかしかたない時は使うけど)全然わからないことだらけなのに話すことも苦ではなかった(イタリア語はサウンドシステムが日本語と近いから発音しやすいし)。旅先ではチャンクで覚えたフレーズで道を聞いてみたり注文をしてみたりして、それに相手がイタリア語で返してくれると「???」となるのもお決まりで、そんな時は何となく察するか、英語に切り替えてもらうかでそれなりに楽しくやっていた。というかイタリア語の勉強はそこそこに仲間や先生とイタリア料理を食べにいくのがサークルの楽しみだったのだと思う。やっぱり私は食いしん坊だし。
おいしいイタリア料理ももう3年半以上食べていない。この間の唯一の外食の場であった京都では京料理を中心に食べていたから。そして京都で会っていたのはこのサークルの先生だった。

そう言えば、高校時代に私を図書館に繋いでくれた先生には「あなた大学で文学はやらないほうがいいと思う」と言われたことがあった。社会人になって随分経った後に偶然駅前で再会してその後お食事をしたり美術館巡りをしたりしていた時期があるんだけど、その頃に「何でああ言ったんですか?」と聞いてみたら、「そんなこと言ったかな」という感じだった(正直、「ぇぇ、、、」と思った。こっちはわりと気にしていたんだよ笑)。

私は入る大学を決める時、もう一つ受かっていた大学の文学部と迷っていた。その大学は世間的には明らかに人気なんだけど(先生はちょっと下に見ていた、やっぱり国立出身だとね)、入試の時になんか学ランの応援団みたいな人達がいて、このノリはちょっと、、と思ったのと、何となく先生の言葉も引っかかっていた。結局は私の大学が発していたメッセージに賭けて決めたんだけど。

先生は私に「外語大のイタリア語学科なんかどう?」と言っていた時期もあった(やっぱり謎の国立信仰があるよね、特に国立出身者には)。まあそれは英語学科だと倍率が高いし入りにくいからってのもあると思うんだけど。

何か色々微妙に繋がっていて面白いなと思う。大学時代には文学も翻訳も学ばず洋楽からも離れていたのに最後に再会してしまったことも含めて。

私はずっと赤い色が苦手だった。それは血への忌避でも生への忌避でもあるんだろう。

大学で文学を学んでいたら、あるいは別の大学へ行っていたらどうなっていたかな。わからない。

大人になってから再会して同じ立場で色々話をしていた時に、先生は自分がいわゆるお妾さんの子どもだった、そうでありながら大企業の掃除婦?みたいな感じの、しかし正規の職で働いていた母親の手によって、小学校時代から国立附属(先生は大学と高校までは別のところ)に通って学んでいたということをおっしゃった(日本がまだ経済的に上り調子で終身雇用制が生きていた時代だったから、いわゆるホワイトカラーの仕事&男性でなくとも、一馬力で優秀な人にきちんとした教育環境を確保できて、後にその力を広く活かせるようになる下地が作れたんだよね。今だともうこんなの不可能。※勿論、優秀な人にだけでなく、教育の機会は広く平等に開かれるべき、特に低所得者層には手厚い支援をするべきだと私は考えている)。これは在学中には知らなかったことで、少し驚きはしたものの、だからこそ、そういう背景が私のの問題を素早く見抜いた裏にはあったのかなと感じた。

加えて、先生は在学中には配偶者からのDVを受けていて(その防御のためか合気道部の練習に混ざったりもしていらした)ちょっと大丈夫なのかなと思っていたんだけど、その配偶者も既に他界し、そちら側の家終いで都内と地方を定期的に行き来していらっしゃるとおっしゃっていた。おそらく時の効果か、年齢的なこともあるのか、亡くなる前後の関係性は在学中のものとは変わって多少柔らかなものになっていそうな印象を受けた。私より少し年上の娘さんは、当時、先生の感じからすると何故そこに?という女子大に通っていたんだけど(多分Sちゃんのように機能不全な家庭環境によってうまく力を発揮できずそうなったのかなと思っていた。あと、教師の子どもってわりと学校に馴染めなかったり不登校になったりすることもあるんだよね、興味深い?ことに。)、その後司書になったと伺った。結婚もして、そのお相手がオタクらしくて、先生は面白がっていた。流石先生。

やっぱり機能不全家庭出身者機能不全家庭出身者に出会ってしまうんだよな。そして再生産が起こりやすい。私は止めた。先生の娘さんが穏やかな日々を長く過ごせるようにと祈っている。

「シャロン」の中に、「子守唄」という語が入っているんだけど、高校の時、教科書に寺山修司の「子守唄は嘘つき」があって、読んだ後色々先生と話したな、ということもさっきぼんやりと思い出した(何をどう話していたのかまでは復元されなかった)。

また起きた謎の斜め回想のそんなこんな。ちょっと回り道。でもすべきこともしなくてはいけない。時間が無い。


「冬」も「月」も曲に出てくるんだけどイメージが違いすぎたね。。


1番は8ビートで歌った。やっぱり物足りない。

2番は16ビートに挑戦、してみたものの見事玉砕。。変速リズムはきついので揃えたんだけどそれでもキツかった。。弦の跳ね返りに指の力が負けて全然均一に刻めなかったし音抜け/過多等が多発。。まあ仕方ない、これが現況。
ピックを使って手首のスナップで弾けば弦に負けないんだろうなとは思うんだけれども、練習環境的に大きな音を出せない。ピックは持っているけど、結局使う機会が無かった。
あーあ、またカラオケにも行きたかったなあ(やっぱり楽器があると思うように歌えないんだよ、楽器レベルが低いから、、)。というかカラオケよりバンドで歌えたら、特にこういう曲は、さぞかし気持ちいいだろうと思う。

私もあんな風にギターを掻き鳴らしてみたかったな。コードの世界には結局入れなかった。

そうそう、チバさんがわりと巻き舌っぽく歌ってらっしゃるからなのか、イタリア語のことを考えたからなのか、録音を聞いたら私も時々巻き舌になっていた。
イタリア語だと"R"の舌は巻く("L"は巻かない、あと地域差もあって"R"でもあまり巻かない人達もいる)んだけど、日本語の「らりるれろ」は"R"ではなく"L"の音だから、イタリア語の法則に照らすと舌を巻く必要は全く無い。
鳥頭だからチバさんがどこで巻いているのかとかまで覚えられなかったし、あえてそうしていたわけでもないから出現場所は完全にランダム。メロディーとか、英語は"melody"だし本来は"L"の音のはずなのにカタカナ表記を読んでいると見えないから巻いてしまったり。
よく日本語話者が"L"と"R"の区別がつかなくて本来必要の無い"L"の場所で"R"の音を出そうとしてしまうことが、英語でもイタリア語でもあるけど、そんな感じになってしまっている。でもまあいっか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?