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ごまかさない英文法(毎週日曜日)

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#7 第二文型の補足

#7 第二文型の補足

前回は第二文型を概観しました。
今回は「第二文型の動詞」と相性の良い表現等を詳しく見ていきたいと思います。

第二文型の使い方について詳しく見たい方は、 #6 (第二文型)を先にご覧ください!

前回#6(第二文型)で出した表です。
この中に出てくる動詞は、第二文型としてよく出てくるものをまとめたものです。

この中の動詞で、特に確認してもらいたい使い方をする動詞にそれぞれコメントしていきます。

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#6 第二文型

#6 第二文型

今回は、「第二文型」です。
第二文型は、あまり英語学習者の疑問がたくさん出るところではないように思います。

しかし、そんな一見"簡単そう"なところほど見落としが多いものです。

というわけで、
理解できてるよという人が多いことが承知で、
初心者の知識から確認していきます。

第二文型SVCまずは、第二文型を作る動詞から確認しましょう。

復習になりますが、
第二文型を作る動詞は「自動詞」と「他動

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#5 there構文(存在構文)と情報構造

#5 there構文(存在構文)と情報構造

前回は、第一文型[#4(第一文型)]について解説いたしました。
今回は、さらに第一文型の中でもよく使われる”there構文”に焦点を当てたいと思います。

さて、まず "there構文”が第一文型ということ自体に驚いたのでは、ないでしょうか?
(There構文を知らない方もイチから解説するので安心してください!)

これを第一文型って知らなかったな〜という方!
あなたは「文型」について誤った認識を

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#4 第一文型

#4 第一文型

いよいよ、詳細に文型のお話ができる準備が整いました。
「品詞は何個あるの?」や「(述語)動詞とは?」「第一文型の動詞は、完全自動詞?不完全自動詞?」と聞かれて、
正確に答えられない人は、#2(品詞の概要)や#3(文型の概観)の記事を先に読んでからきてくださいね。
ここからは、そのあたりを分かっている前提で解説していきます。

第一文型(SV+M)

第一文型は、「主語」と「完全"自動詞"」のみによ

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#3 文型の概観

#3 文型の概観

英語を話したいとき、てきとーに英単語を羅列するだけでは話していることは全く相手に通じません。
英語話者は、ある一定の法則パターンに則って話しています。
そのパターンの一つが、「文型」 です。

もちろん、文というのは数え切れないくらいに存在しています。そのため「文の形(型)」というのも、数え切れないくらいあります。

その数え切れないくらいの文のパターンをある特定のポイントに焦点を当てることで

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#2品詞の概要

#2品詞の概要

英文法の学習、いや英語の学習において最も重要なものの一つが「品詞」です。英語学習者の殆どが「品詞」についてよく分かっていないし、指導者も時間の関係上どうしても省略してしまいがち...
しかし、「品詞」というのは、様々なところで応用できる、基礎基本の「キ」です。

例えば、「to不定詞」を勉強するとき、"名詞"的用法とか、"形容詞"的用法とか、"副詞"的用法とか、出てきますね。
「品詞」がわからな

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#1 使える英文法を求めて。。。

#1 使える英文法を求めて。。。


英語学習について日本人は特に英語に憧れを持っている人が多いと思う。それは、あまりに英語と日本語の言語間の距離が遠く、学ぶのが難しいと感じてしまうからであろう。
実際に難しい事実はあるとして、それ以上にある苦手意識が故に、
憧れがあるにも関わらず長年「できない」感情を持ってしまうのではないだろうか。
そうだとすれば、その苦手意識を取り除けば、最終的には英語が「できる」と言える(感じる)ようになるの

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