記事一覧
「豊かな生活」とは何か?をしっかり聞けるインテリアコーディネーターになろうという話
少し前、同業のインテリアコーディネーターたちとお喋りしていた時。
あるインテリアコーディネーターが「”豊かな生活を提案する””豊かな暮らしのお手伝い”ってよくインテリアコーディネーターの自己紹介欄に書いてあるでしょ。あれ、意味がよくわからないんだよね。何が豊かなの?」とぼやいていました。
たしかに〜!
今日は、「豊かな生活」とは何かを考えていきましょう。
「豊かな生活」は中身が伝わらない言葉であ
フリーのインテリアコーディネーターが「金は出せないけど(今後に繋がるよ)」という仕事を依頼されたら
独立して間もない頃、お世話になっていた方から「知り合いの建築会社のイベントでインテリアセミナーをやってもらえないか」という依頼がありました。
インテリアセミナー。
願ってもないチャンス到来です。
でも・・・
続けてこう言われたのです。
「予算が無くて、今回のお仕事の報酬金額は支払えない。けれど、名前を売るチャンスになるし、次に繋がると思うよ」
迷いました。
せっかくのオファー。
でも、報酬は
インテリアコーディネーターが企業にとって必要な人材でいられる為の秘訣
インテリアコーディネーターは人気の職業の一つで、企業の採用募集には応募が殺到します。
しかし今、みなさんが思っている以上に従来のインテリアコーディネーターの活躍の場が失われてきています。インテリアコーディネーターの代わりになるツールの台頭や、設計士や営業マンがその仕事を担っているケースが増えているのです。
インテリアコーディネーターの役割、もっとシビアに言うと存在価値が薄れてきているのには以下の理
これからインテリアコーディネーターを目指そうという人へ
「私にインテリアコーディネーターの仕事は向いているでしょうか?」という質問を、これからインテリアコーディネーターを目指そうという方に相談されることがよくあります。
そこで「インテリアコーディネーターって、具体的にどんな仕事をしていると思いますか?」
と聞くと、大抵「ショールームで家具をコーディネートしている」とか「お客様の家のカラーコーディネートをしているイメージ」というような答えが返ってきます
今は辛い思いをしているインテリアコーディネーターに知っておいて欲しいこと
仕事でミスをした、怒られた。
こういう時は辛いですよね。
頭が真っ白になってしまい、自信も失い、ひたすらおろおろ。
人によっては辛くて泣いてしまう人もいると思います。
そんな時、最悪だ・・辞めてしまいたい・・って思いますよね。
人生で一番最悪な出来事のように思えるでしょう。
わたしにも、仕事で思い出したくもない辛い過去は色々あります。
新米インテリアコーディネーター時代、あまりに仕事ができな
人が喜ぶインテリアのプロを目指そう
私の大好きな野村克也監督の名言で
というのがあります。
自分が笑ったり気持ちよくなるために一生懸命やるのはアマチュア。プロは人に喜んでもらう、笑ってもらうために努力する。そういう意味だそうです。
この言葉はインテリアコーディネーターに刺さる言葉だなぁと思っています。
なぜならば、誤解を恐れずに言いますと、この業界には「自分(だけ)が喜んでいる仕事」をしている人が一定数存在するからです。
自分
まずは木を知ることから始めたい「触れて楽しむ!木のワンダーランド2023」
2023年8月18日(金)〜8月20日(日)まで、東京ビッグサイト西3ホールにて「触れて楽しむ!木のワンダーランド」(入場無料)が開催されます。
このイベントは、国産の木材を使うことで日本の豊かな森林を守る、というコンセプトで、期間中木のインテリアの展示販売やワークショップ、イベントステージが繰り広げられます。
今日はぜひ皆さんに日本の木材に関心を持っていただきたい気持ちで、noteに書き留めて
新米インテリアコーディネーターが落ち込んだ時に見直して欲しい映画
仕事を始めたばかりの新米インテリアコーディネーターは、毎日が無我夢中で心も体も休まる暇がありません。
でも、人生は長いマラソン。ところどころお休みして、栄養を補給したり、心や体をいたわることが必要ですよね。
特に、慣れない仕事でいろいろ落ち込むことが多い新米インテリアコーディネーターには心の余裕や栄養が必要だなと思っています。
今日は、落ち込んでいる新米インテリアコーディネーターに、今だから
プロのインテリアコーディネーターに求められるのは「好き」より「●●しい」
「インテリアコーディネーターになりたい」と思っている方の話を聞いていると、ほとんどの方が「インテリアが好きなんです」「インテリア雑誌を熟読するほど好きです」「コーディネートを考えるのが大好きなんです」と言います。
しかし、あなたがもしプロのインテリアコーディネーターになりたいというのであれば、その発想の転換をする必要があります。
シビアな話ですが、お客様から見て「あなたがインテリアが好き」とい
インテリアコーディネーターになることが大事なのではなく、インテリアコーディネーターになって何を提供できるかが大事
これからインテリアコーディネーター試験を受験しようと思っていらっしゃる方や、将来インテリアコーディネーターとして働きたいという方から「インテリアコーディネーターになることが目標です!」という連絡をたまにいただきます。
目標や夢を持って生きること。
その方の人生を切り開くための素晴らしい武器ですし、そんな思いを心から応援しています。
が、忘れてはならないことがあります。
それは、インテリアのプロ
誰もが、道の途中である
20代の頃、茶道を習っていました。母は裏千家の師範代だったのですが、母も結婚してから長らく茶道をお休みしていたので、二人で別の先生のところに習いに行っていました。お稽古のない日は実家で母に習っていました。
茶道が好きだ、というよりも、私には茶道がとても不思議だったのです。
茶道にはたくさんの所作(しょさ)があります。所作とは、行い、とか身のこなしを意味します。型とでもいいましょうか。
よくよ
なぜ資格がないとインテリアの仕事は難しいのか
当noteでは資格を持った新米インテリアコーディネーター向けの情報を中心に乗せていますが、読者の中には、現在資格がない方、これからインテリアコーディネーターになりたいという方もいらっしゃると思います。
世の中には「資格がなくてもインテリアコーディネーターになれる」とうたっているサイトもあり、簡単に憧れのインテリアコーディネーターになれるなら、資格がなくても大丈夫と思っていらっしゃる方もいると思いま
新米インテリアコーディネーターの報告時に心がけたい話し方
新米インテリアコーディネーターは上司に報告することが多いですね。
お客様からOOと言われた。
△△は欠品のようです。
資料作成、終わりました。
色々な報告がありますが、報告は良い報告もあれば悪い報告もあります。
今日は、新米インテリアコーディネーターが報告時に心がけるべき「結論ファースト」をご紹介します。
どうしたら、自分の欲しいレスポンスが返ってくる?あなたも忙しく仕事をしていると思いますが、
新米インテリアコーディネーターが、アマチュアからプロになるために必要なこと
新米インテリアコーディネーターに足りないこと、それは、ズバリ知識と経験です。はじめた当初は「インテリアが大好き」の一念の方が多いですが、この2つを持っていないからこそ、自信もないし、とかく仕事において逃げ腰になりがち。
おのれの未熟さに泣きそうになりながらも、どうにかしたい、でもどうしたらいいかわからない、と悩んでいる新人さんはとっても多いです。
では、どうすればインテリアが大好きなアマチュアか
「こんなこともわからないの?」に傷ついている新米インテリアコーディネーターに伝えたいテクニック
やったことないこと、知らないことに対して先輩や上司から投げられるキツ〜イ一言。
「こんなこともわからないの?」
「そんなことも知らないなんて」
「何度も言わせないで」
確かにわからないことは事実だけど・・
でも、言い方や態度がきつく感じるんですよね。
大抵の場合、新米インテリアコーディネーターが傷つき萎縮してしまうような言い方です。
私自身も何度も言われて、おどおどと自信喪失し、心の病にかかりま
新米インテリアコーディネーターこそ「正しい努力」について考えてみよう
「OOになりたい!」「OOをやりたい!」という願望や夢。
多くの人が持っていながらも、現実的には厳しかったり、叶わなかったり・・ということはみなさんも経験があるのではないでしょうか。
わたしもその一人です。
「OOしたい!」と思いつつ、それに向けて努力するものの、実際には「できない」「難しい」という壁に何度もぶち当たってきました。
しかし、私の願望は「火星に行きたい」「オリンピックで優勝したい