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リーダーは折れちゃいけないよって話

頑固のようにも聞こえますし、精神論のようにも聞こえるかもしれないですが…リーダーは折れてはいけません。

こんばんわ、だぴてぃです。

僕は臨床検査技師という職業で、医療の現場でチームリーダー業務をしています。これまでもリーダーについては何度も書いていて、勝手に『リーダーシリーズ』って呼んでますが、現場で感じたことや書籍などを通じて学んだことを中心に発信しています。

歴代リーダーシリーズはこのnoteの最後にまとめてあります!

今日は記念すべき第10話目です。

リーダーは折れちゃいけません。何を折れちゃいけないのか?ってことですが、全部で3つの「折れちゃいけない」をご紹介させていただきます。


🔆「理想を目指すこと」を折れちゃいけない

チームにとってベストな環境や設定を行うことで、可能な限りの成果を出すことがチームリーダーの仕事です。

これはどんな業種のリーダーでも同じことと思います。

チームを運営する以上、どんなチームにしたいか?ということは常に考えておく必要があり、そこを目指すことがリーダーとしての一つの目標となります。

ただ、理想通りに行かないことも多々あります。というかほぼ理想通りにはいきません。それはメンバーもリーダーも人間だから。人間には感情があります。いくら理論的にシステムを構築しても、感情やメンタル、コンディションに左右されるのがチームという生き物です。

現実に合わせてうまく対応していくことはリーダーとしては基本中の基本。ここは当たり前ですが、同時にどんなチームにしたいか?ということも併せて考えながら運営していかないと、いつまでも停滞したチームになります。当然アウトプットできる成果は変わりません。それどころか、マンネリ化による後退も起こるかも知れません。

そこで、掲げた理想を持っておくことは、チームマネジメントとしては非常に重要なマインドになります。

ちなみにこちらのnoteでは『理想は捨てよう』としていますが、これは「部下を育てるとき」のことを言っています。チームを動かすことと、メンバーを育てることは全く違うことなので注意しましょう。

🔆「メンバーからの要求」に折れちゃいけない

リーダーは現場にいながら、現場のことがわかっていないものです。

他部署とのやり取りや、雑務の進め方など、細かい部分での実態というのは現場でプレイヤーとして働くメンバーにしかわからないものがあります。

リーダとして、チーム全体を把握する必要性はありますが、真に細かいところまでの理解が進むかといえば、そうとは限りません。

ときにはメンバーからの要求が強くなる時があります

もっと予算が欲しい、設備を整えて欲しい、人員を増やして欲しい、職場環境を改善してほしいなど、メンバーからの要求は多岐に渡ります。

ここで注意したいのが『嫌われたくないからメンバーの期待に答える』ということ。これはリーダーとしてはやってはいけないこと。

なにも全てを却下するべきとは言いません。ちゃんとした根拠があれば、リーダー自らが環境整備したり、積極的に上司や上層部と掛け合うべきです。

まずはメンバーの要求を客観的に捉えてみることから始めましょう。

そして勘違いしやすいのが「それだとメンバーから自由を奪い、アイデアさえも奪い去ることになり得るのでは?」という悩み。これはとても理解できます。しかし、客観的に出した判断というのは、自由を奪うものではなくて、むしろ制限があることで、自由な発想と創造性を与えるものになります。

リーダーはチームの司令塔です。無用な要求には目を向ける必要性はありません。本当に必要なことに、必要な労力をかけるべきです。そうすることでチームを前進させることができます。

簡単ではありませんが、メンバーばかりに目を向けるのではなく、「チームとしての未来」も意識しておくことが大切です。


🔆「リーダーであること」を折れちゃいけない

スミマセン、これは根性論です。

一度リーダーになったということは、そのチームを去るまではリーダーであり続けるということです。

リーダーはいろんなことを抱えることになります。辛いことも、楽しいことも、全てリーダーの責任です。

常にベクトルを自分に向け続けることが大切。リーダーとは何か?自分なりに考え続けることでしか成長できません。

それはいくら書籍やネット記事を見てもダメで、やはり経験に勝るものはないと思っています。

折れたくなる瞬間はたくさんあります。理不尽なことやつまらないトラブルに巻き込まれて、疲れ果てるときだってあります。でも折れてはチームも自分もおしまいです。

チームも自分も成長するためには、リーダーであることにしっかりと向き合って、どうすればチームはまとめられるのか?結果が出せるのか?これ以上のレベルに到達するには、どこを突破口にして能力を伸ばしていけばいいのか?といったことを考え続ける。

これに限ります。

もちろん、ブラックな会社で心身ともに削られるような、どうしようもないところでリーダーをやっている場合は、自分の限界が来る前に逃げることをおすすめします。一部の人にはものすごい能力が授けられるかも知れませんが、大抵の人は理不尽なプレッシャーに耐えきれません。


🔆まとめ

記念すべき第10話目のリーダーシリーズはテクニックベースよりもマインドベース中心になりましたが、それくらいリーダーというのは抽象的な概念が大事なんだなということだと思います。

もちろん傾聴やコーチング、リーダーシップの発揮方法など、細かいことをいえばキリがないですが、ベースとなる部分はやはり自分の心持ちです。

今日挙げた3つの要素(理想を目指すことに折れない、メンバーからの要求に折れない、リーダーであることを折れない)はブレないリーダー像を作り上げるためにも必要なことです。

リーダー論に正解はないですが、ぜひ一つの答えとして参考にしてもらいたいと思います。


最後にこれまでのリーダーシリーズをまとめて、終わりにします。
ご覧いただきありがとうございました。

また明日の投稿でお会いしましょう。
だぴてぃでした!

〜これまでのリーダーシリーズ〜

第1回:全知全能じゃない
第2回:批判されるもの
第3回:強すぎると良くないよって話
第4回:働きすぎると良くないよって話
第5回:テクニックじゃないよって話【第一話】
第6回:テクニックじゃないよって話【第二話】
第7回:集中力を使いこなすことが大事って話
第8回:余裕がないといけないって話
第9回:言語化が大事だよって話


〜今日のオススメ本〜

リーダーとして部下とのコミュニケーションに迷っていたら、必携の一冊!


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