リーダーは働きすぎると良くないよって話
どうも、だぴてぃ先生です!
今日はリーダーの働き方について。
チームで働いているいろんな方の意見を聞くと必ず返ってくるのが「うちの管理職、働かないんですよね」っていう言葉。
この働かないっていうのは、個人的には正解かなと思っていて。
ただ、この言葉は誤解を生みそうなので、今日はしっかりと説明しておきたいと思います。
リーダーとプレイヤーは違う
こちらの記事でも書きましたが、リーダーとメンバーの働き方は違ってきて当然なんですよね。
🔖リーダーは全知全能じゃない🔖
🔖【初心者向け】リーダーとして気をつけたいこと【必須急マインド】🔖
リーダーが武器としているのは「判断力」
一方で、チームメンバーが武器としているのが「作業力」
どちらにも優劣があるわけでもなく、チームにとってはこの2つがないと機能しません。
リーダーをやっている人が、作業力を発揮して仕事すると良くないことが起こりやすいです。
作業力と判断力を同時に発揮するのなんて、聖徳太子なみの能力がないと無理。まあ、現実的じゃない。
となれば、しっかりこの違いを理解しておかないとチームにとっては良くないんだなってことまではわかるかなと思います。
リーダーがプレイヤーとならないといけない場合もあります。
ただ、基本的にはそうなってはいけないってだけです。
この手の話をするときに極論を持ち出すことがたまにありますが、それはあまり良くないです。
チーム状態なんて毎日変わるので、その日ごとの運用ってのがあるんです。
ここからはリーダーがプレイヤーになることの弊害を説明していきます。
*宣伝ですが、そのうちYouTubeかなんかでお話する機会があるかもしれません。もし準備が整ったらnoteでも取り上げていきますね!*
プレイヤーになるのはリーサルウェポン
極力、この武器は使わないでおきたい。
なぜかというと、先ほどリーダーは判断力で仕事すると言いましたが、判断力と作業力を並行して発揮するのは極めて困難です。
できないことはありません。
チームがその日1日限りの関係性ならそれもアリでしょう。
でも、僕のnoteをみてくださっている方は医療従事者もしくはチーム運営にお悩みを抱えている方が多いと思います。
ということは10年とか、長期的な関係性になる場合がほとんどだと思います。
そこでリーダーがプレイヤーとして働いてしまうとどうなるか?
答えは簡単です。
判断ミスをします
勘違いしないでおきたいのは、100%判断力に振った仕事スタイルだったとしてもミスはおきます。
でも、作業力と判断力を並行して発揮している状態というのはいわゆるマルチタスク状態です。これは仕事する上では非効率的です。
基本的はシングルタスクがいいというのは現代の常識です。(いろんなことをやるのがマルチタスクって誤解もありますが、今日は割愛しますね)
ミスをいかに減らすかってこともリーダーの重要なミッションです。なのに、自らその状態に身を置くのはできる限り避けたいところ。
もちろんチームメンバーの欠員や、ライフサイクルに伴う長期離脱、体調不良などの突発的な休暇などではリーダーが自らプレイヤーとなる場面もあります。むしろこういうときは積極的になった方がいいです。
判断力をフルに発揮できる状況にすることも、チームビルディングとして考えないといけない。
これは人員に余裕があるない関係なしで考えていかないといけません。
リーダーのクオリティが基準となる
これが意外と見落とされがちなので説明しておきましょう。
リーダーが自ら動くことで、その作業量や結果がチームとしてのクオリティベースとなります。
特に外部へアウトプットする機会が多いチームはこれが顕著に現れます。
「なんだ、めちゃいいことじゃん!」と思われるかもしれませんが、それはチーム全員がリーダーと同じスペック(スキル、能力、知識、フィジカル)だった場合に限った話。そんなことはクローンでもない限り不可能ですし、仮にそんなチームがあったとしたら、それはそれで脆いのでチームとしては弱い。
作業力のクオリティベースはあくまでチームメンバーが作り上げていくもの。
なので、僕のチームでは基本的には僕は手出ししません。
したい気持ちがないわけじゃないですが、この弊害を知ってしまっている以上、安易に手を出すわけにはいきません。
時にはそのクオリティがメンバーへのプレッシャーとなりすぎて、潰れてしまうこともあります。そんなんで潰れてしまうなら、最初からその仕事に向いていないって考えもわかります。実際、僕もリーダーになるまでは思っていました。
ただ、メンバーがいなくなって困るのはリーダーなんです。
そうなるとリーダーがプレイヤーとなって働かなくてはいけない状況が生まれます。
結果は…もうおわかりですよね。負の無限ループが完成されます。
こうならないためにも、リーダーはできるだけ判断力で仕事をして、作業力は最後の最後まで取っておきましょう。
仕事した気になる
これも問題です。
作業力ってのは厄介なもので、
仕事した成果が見えやすいんですよね。
成果が見えると仕事した気になるってのが人間の本能でもあります。この幻想には本当に気をつけたい。
実際、自分で作業力を発揮して仕事を片付けてしまった方が楽ですし、達成感もあります。
ただ、この記事にも書いていある通り、プレイヤーになりすぎるとメンバーの成長も阻害します。
そうなってはチームとして将来性はありませんので、自分の満足感だけでプレイヤーとしても働いているなら、さっさと辞めるべき習慣のひとつですね。
リーダーも人間です
リーダー擁護論のようにも聞こえますが、
現代ではいろんなものが刺激となってチームを襲ってきます。
それはSNSを見ていれば簡単にわかることで、
現代を生きるリーダーってつくづく大変だなぁと実感しています。
それが価値観によるものなのか、時代的なものなのか、メンバーの個性によるものなのか、要因としてはいろんなルートがありますが、どれにしたってそれらを真正面から受けるリーダーは大変です。
リーダーはメンタルが強くないといけない。
だけど弱い部分も必要。
(これは長くなるので、次回の投稿に回そうかなと思いますが、リーダーだって人間なんで、感情や疲れ、言いたいこともいえない時だってあります。)
リーダーがいなくなってチームメンバーはその偉大さというか、大変さを思い知ることになります。
いくらダメなリーダーが上にいたとしても、新しくリーダーになる人は必ず大変な思いをします。これは絶対です。
『リーダーが潰れる=チーム崩壊』という数式が完成するので、潰れるのは絶対に避けたいところ。
どちらかといえばチームメンバーに見てほしい事実ですが、リーダーもこの事実だけはしっかりと理解しておいてほしいです。
そもそも判断力ってなに?
判断力って言いまくっているけど、
「結局リーダーはなにしてんの?」と思われるかもしれませんね。
これこそ業種業態、チームの規模によって千差万別だと思いますが、僕の場合だと
・メンバーの成長促進にできること
・自分がチームに貢献できること
・チームとして会社に貢献できること
・チームメンバー同士の関係性改善
・チームタスクを効率的に達成する方法
…などなど、まだまだたくさんありますが、とりあえずはこんな感じです。
これらをできるだけいい状態で達成できる判断をして、達成までのルートをデザインします。
もちろんその時の状況で大きく変わるものもありますが、いろんな状況を想定しているのとしていないのでは、結果が全く変わってきます。
リーダーの大切さ、リーダーの大変さというのはやったものにしかわからないところは、確かに存在します。
でも、チームメンバーの時から理解しておけばよかったなと思うこともたくさんあります。いつリーダーになるかなんてわからないですからね。(僕もいきなりだったのでその気持ちだけはよーくわかります)
ぜひ、このnoteをご覧になったあとは、ご自身の所属しているチームのことを考えてみてください。
きっと見え方が変わってくると思います。
では今日はここで失礼します。
だぴてぃ先生でした😌
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