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他の人の記事【おもろかった】

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文字どおり他人の記事でおもろかったな…という記事を集めてここに置いときます。
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#エッセイ

普通に労働している日常が、創作意欲に変わっていく

普通に労働している日常が、創作意欲に変わっていく

以前、ゲームディレクターの桜井政博氏による、作品を生み出すときの「内圧」という考え方について触れた。

同氏によれば、ゼロからものを生み出す人は、それを企画している段階では誰にも話さず、「内圧」をカンカンに高めるといい、とのことだ。

途中でだれかに話すと、ガス抜きがされてしまい、勢いがなくなってしまうらしい。これは以前にも書いたことがあるのだが、少し違う角度から考えてみる。



今は「プロセ

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なんでもやる気スイッチにしてしまう

なんでもやる気スイッチにしてしまう

我が家に唯一ある観葉植物として、ユッカという植物がある。もともと観葉植物を置いたりする習慣はなかったのだが、結婚祝いに奥さんの同級生が贈ってくれたのだ。

もちろん観葉植物なので定期的に水をあげる必要があるのだが、水をあげる習慣がなかったため、ついあげ忘れてしまうことが多かった。そのせいで、どんどん葉が枯れていってしまったのだが、どうすることもできなかった。

何かを習慣にしようとするとき、何もな

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体育祭で1500m走の選手にさせられた思い出

体育祭で1500m走の選手にさせられた思い出

 どうもみなさん、おはこんばんちわ。ふちりんです。秋になりましたね。暑がりで汗っかきの僕にとっては、まだ夏みたいなものですけれど。秋になり涼しくなってくると、汗を滝のように流している人間は奇異の目で見られるのでつらいです。夏のほうがまだましです。汗だくになっていてもあまり変ではないから。なんなら僕は真冬でも、頭頂部から汗が流れますからね。とても生きづらい体質です。もしこんなに汗っかきじゃあなかった

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「ラーメン凪 大宮東口店」で美味しい豚骨ラーメンを食べました

「ラーメン凪 大宮東口店」で美味しい豚骨ラーメンを食べました

 ある日曜日、大学時代の友人から「赤羽で飲みませんか?」というお誘いがあったので、昼から赤羽に行ってきました。先に現地に到着した友人が飲める場所を調査したところ、千円でべろべろになれるくらい安い居酒屋を発見したとのこと。我々は赤羽駅の北口改札前で待ち合わせし、さっそくその安い居酒屋へと向かいます。店の前に到着すると、その居酒屋は引くぐらい密でしたし、客はことごとくノーマスクでした。未だにノーワクチ

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池袋のガールズバーの浴衣イベント

池袋のガールズバーの浴衣イベント

 こないだ、自分でも気付かないうちにウンコを漏らしていて、右足首の内側にウンコがこびりついていました。柔らかめのウンコでした。幸運なことに、その事件は自宅で起こり、ズボンもそれほど汚れていませんでした。あまりズボンには触れずに右足首まで落下したようです。おパンツはもちろん汚れました。ズボンはほとんど汚れてなかったけれど、気持ち悪いのでおパンツだけでなくズボンも洗いました。洗面所でウンコを丁寧に洗い

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生まれて初めてセクキャバに行ったときの話

生まれて初めてセクキャバに行ったときの話

 むかし大宮の某メイドカフェで働いていた女の子(めいちゃん)が、アフィリア大宮店にお給仕に来ると知って、「久しぶりにめいちゃんに会いたいなあ」と思いました。ちなみにめいちゃんは普段はアフィリア上野店で勤務しています。

 当日の7月22日は海の日でした。僕はまず16時ごろまで、自宅でお勉強とお仕事をして、それから身支度を整え、ウォーキングを兼ねて自宅から大宮駅まで歩きました。アフィリア大宮店は18

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携帯を紛失したガールを慰めに行きました

携帯を紛失したガールを慰めに行きました

 7月16日の金曜の夜に、大学時代の後輩のスズキクンクンの弟さんから連絡があり(どんな関係性やねん!)、急きょ大宮で飲むことになりました。都内からわざわざ大宮まで来てくれて嬉しかったです。彼は開口一番、「大宮は治安悪いっすね!」と苦笑していたので笑いました。

 まず我々2人は、「ガールズアニソンバーもふる」という僕の行きつけのお店に行きました。この店は最大で客が7人しか座れない、こじんまりしたお

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池袋のガールズバーで豪遊した夜

池袋のガールズバーで豪遊した夜

 さいきん女が好きすぎてガールズバーによく行っているので、ツイッターでインターネッ友に「ふちりんはガールズバーに行き過ぎているのではないか?」と苦言を呈されることがあります。こないだ「そうだ! 貯金しよう!」と決めたのに、逆に貯金が少しずつ減っていっています。「これはよくない、ガールズバーに行くのは控えよう」と思ったんだけど、先日ひょんなことから池袋のガールズバーに行ったところ、さらちゃんという大

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高額な視力回復機を買ったら詐欺だった話

高額な視力回復機を買ったら詐欺だった話

 僕は小学生のころからファミコンなどのゲームばかりやっていたので、中学生のころにはゲーム画面の文字が見えにくくなりました。そこで僕がやったことは、自分の眼鏡を買うことではなく、母親が使っている度入りの黒いサングラスを借りることでした。それは僕の視力に合っていなかったため、僕の視力はどんどん下がっていきました。

 高校に入学するとさすがに自分の眼鏡を買ったのですが、しばらくするとそれは踏んづけるか

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『ライティングの哲学』を実践して拡張する ーーHIP HOP・デザイン・にじさんじ(フミ様・町田ちまさん)

『ライティングの哲学』を実践して拡張する ーーHIP HOP・デザイン・にじさんじ(フミ様・町田ちまさん)

『ライティングの哲学 描けない悩みのための執筆術』を読んで、フーコーや、アウトライナーといったことは理解はしきれていないのだが、中の対談の熱さに打たれて、思わずペンを取っている。

書くことは特に決まっていないが、この本に書かれていることは、あくまで著者の四人が、それぞれのやり方で罪悪感や葛藤、キリのない修正欲と立ち向かった軌跡である。だとすれば、次に行われるべきは、この本を読んだ人々による変奏だ

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対立する意見を「理解できない」のはおかしい

日々のニュースを通じて、ワクチン確保や接種のために奮闘している人々の存在を知る。

政府の面々が奔走し疲弊している様子や、すでに多数のワクチン接種が完了しているイスラエルなどの事例を見ていると、「日本のワクチンが行き渡るのはいったいいつになるのか」ということばかり考えてしまうのだけれど、自然と「必要量のワクチンさえ手に入れば、全国民が接種に応じ、コロナ禍は解決に向かうのだ」と思ってしまっていた。

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なぜ若者よりもおっさんのほうが情報収集能力が高いのか?

なぜ若者よりもおっさんのほうが情報収集能力が高いのか?

仕事でいろんなおっさんと接する機会がある。いろんなおっさんと接していると、不思議に思うことがある。世の中には、恐ろしく情報収集能力に長けたおっさんがいて、その卓抜した情報収集能力にしばしば舌を巻く。

一方で、情報収集能力が卓抜している「若者」に出会う機会はあまりないので、なぜなのだろうか、と疑問に思っていたのだ。

単に、僕の周りにいる人間がそうであるだけなのだろうか? いや、何か理由があるに違

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エッセイ|エッセイの実用性

エッセイ|エッセイの実用性

「すべての物事には実用性が備わっているべき」とは思いませんが、実用性をテーマにして物事のあり方を思案するのは1つの方法です。それを踏まえてエッセイの実用性について考えました。効果はともかく、こうしてウンウン脳を働かせるのは僕だけではなく読者の方にとってもどのような利益があるかを探るということであり、それならば早めにしておくのが吉だと思うのです。僕が頭を搾って出した結論は「実用的なエッセイというのは

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36歳が19歳の時に書いた大学1年のレポートを晒しな日記

36歳が19歳の時に書いた大学1年のレポートを晒しな日記

探してたはずなんです。Dropboxで。仕事のファイルを。

押し入れの奥のプラケースとか、大地主の自宅敷地内のただっ広い庭の角にある納戸みたいに、長いこと放置されてるフォルダってあるじゃないですか。

なぜかその日、「旧USB」っていうフォルダが妙に気になって、その中の「大学レポート 一年次」を開いちゃったんですね。パンドラの箱でした。

あなたは、幼少期のアルバムを開いて引っ越しの作業がストッ

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