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災害支援関係

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#災害支援

初めての災害支援に大切な3つのこと

初めての災害支援に大切な3つのこと

①現地支援同様に後方支援(≒ロジ)も精神的な負担は大きい
②支援の成果を比べない
③自治体職員自身も被災者である

災害支援の専門的なトレーニングを受けている方は不要の情報ですのでスルーして下さい。こちらは、主に民間組織での災害支援を行う方向けの情報です。

初めに、お前は何者と思う方へ簡単に自己紹介をさせて頂きます。
私自身は、東日本大震災で初めてボランティア活動を行いました。その後、リハビリテ

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初めての民間高齢者施設への災害支援

初めての民間高齢者施設への災害支援

Patchのメンバーと高齢者施設へ11/8に長野県のある高齢者施設に、台風19号の災害支援活動に、Patchのメンバーと参加してきました。

Patchは、僕の知る限り日本唯一の、現職の介護福祉職ののネットワークによる災害時の民間の事業所間のめちゃくちゃ熱い介護支援チーム。
当日の内容はこちら。

当日の朝は、長野県の某駅でピックアップして頂き、その施設へ。
それにしても、長野は寒かった。

これ

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災害後、リハ職に出来ることは?

災害後、リハ職に出来ることは?

10月29日に、台風19号の被害が大きかった丸森町に行って来ました。
丸森町は、世帯数5098、人口13,405人の宮城県の南部に位置し、福島県との県境の町です。

自衛隊の車や、災害廃棄物がたくさんでした。

台風19号により阿武隈川が氾濫し、大きな被害を受けました。

役場が冠水し孤立。

被災2週間で福祉避難所開設。

私自身は、東日本大震災で石巻市の避難所や仮設住宅、在宅被災者の支援を経験

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災害支援のコーディネートが初めての方へ

災害支援のコーディネートが初めての方へ

この3連休、本当にお疲れ様でした。
きっと、これまでの人生で経験したことがないことを、たくさんした連休だったと思います。

本当にお疲れ様です。

今回の災害の支援は、おそらくこの先も長期化すると思われます。
そこで、必要に応じて長く続けるために、僕の実体験からいくつか
多分有効だと思うことを共有させて頂きます。

1)定期で休みを必ずとる
2)あなたのやり方できっと大丈夫
3)広げすぎないこと

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これからの支援者の方へ

これからの支援者の方へ

主な内容は、下記3点です。

⑴過去の災害から学ぶ
⑵支援が必要な人は、見えないところに”も”いる
⑶上司、組織を仲間にする

⑴過去の災害から学ぶこれから
被災→避難所→仮設住宅という流れになり、
それぞれのフェーズまた移行期において必要な支援は異なってきます。
 
さらに、時期によって支援者の数も異なってきます。
恐らく、ボランティアのピークはこの3連休〜8月だと思われます。 
今難しい人は、

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災害支援が組織に与える影響を考える

災害支援が組織に与える影響を考える

早速ですが、経営者やそれに近い方は、ぜひ、社員の災害ボランティア休暇の創設と運用などの支援策を検討ください。結果的に多くのメリットがあります。内容は下記です。
⑴自社のチーム力の向上
⑵自社の防災力の向上
⑶自社スタッフの成長
⑷スタッフのビジョンへの共感
⑸被災地域、人の支援
⑹志ある組織、人とのネットワークの構築
など、特に説明の必要もないと思われます。
お金で買えない価値があります。

あえ

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H30年7月豪雨災害支援情報集(7月9日10時時点)

H30年7月豪雨災害支援情報集(7月9日10時時点)

私の東日本大震災での支援の経験などから、特に重要だと思われる情報をまとめました。医療や、健康面の情報が多いです。
現時点で、下記のリンクが貼ってあります。

①日本財団CANPAN作成の救援活動、ボランティア(受付開始はそれぞれのサイトを要確認)、寄付・募金情報等
②高山義浩先生による被災地感染症対策で注意したいことなど
③日本トイレ研究所 Japan Toilet Labo.による災害時トイレ対

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