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言語学習について思うこと

僕は今ベトナムに住んでいます。
もう少しで来て1か月が経つ
そもそも言語ってなんでこんなにも違うんだろう。

この題名と文が下書きに残っていた。
2019年4月27日。
何を思ってどこでこれを書いていたのだろうか。
カフェで日本語教える資料を英語で作るのに悪戦苦闘していたのだろうか。
ベトナム英語に苦戦していたのだろうか。
そう思いこの日の日記を振り返ってみる。

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いや、めちゃくちゃ遊んでるやないかい!
何がアンパンマンだよ。

もう自分が全然何考えてたか分からなかったから今言語学習について思うことを書こう。
ベトナムで5か月、インドで2か月半過ごしてベトナム語もヒンディー語も喋れるようにはなってない。(ぽんこt...)
だが音には慣れ、何言ってるか想像できる部分もある。
そんな赤ちゃん以下のミジンコレベルだが一つ気づいた。

言語と文化の結びつき

これはものすごく強い。
日本語を教えていた時sorryの言い方の多さに自分でも驚いたし、
”お疲れ様です”がないことや、俳句の良さが全く伝わらない。
”柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺”
え、何で柿なん?
一回一回鳴らすの?変なの!
いや、そういうことじゃないんだよ!
ってやり取りを思い出した。

逆にカナダの北の方のやつは日本も雪降るよって言ったら何の雪降るのって意味が分からない。
ほら何とか、何とかとか挙げてたけど聞いたこともないし雪は雪だろってアメリカ人と論破したらお前たちは何も分かってないとか言って拗ねてた。笑
でも考えたら日本にも玉雪や粉雪、泡雪とか種類いっぱいあるな。
でも日常に降る雪は雪であって細かく分類しない。

日本人からしたら白や青でも、何種類にも細分化して言い分ける部族がいると聞いたこともある。

インド人は英語でwhat is your good name?
っていう。ヒンディー語をそのまま翻訳したらgoodが残るんだけど名前は神様から与えられたものだからgoodだろみたいなことを言っていた。
宗教文化と結びついている。

ベトナムは6音もある。
清の支配下にあったから中国のようにアクセントが多いのか。
ベトナムにはバインミーというフランスパンのようなパンがあるけどbreadって言うとこれはバインミーだからそう呼んで欲しくないって怒る。
フランスの植民地だったからなのか。
フランス語に似ている言葉もいくつかある。

そう。
言語と文化の結びつきは切っても切り離せないもの。
だから言語から文化を学ぶことができるし、むしろ学ぶべきだ。
言語学習の際にはその国の文化を理解しながら言語を学ぶことが大事だと思う。

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おまけ
 ベトナムいた時出会ったおじいちゃん日本語教師に教わったこと。
 花の命が終わる時なんという?
 枯れる?
 そう、だけどいくつかの花はそうじゃない。
 桜は散る。
 そしてそれはは美しい。
 花見という文化もできた。
 散り際こそ美しく。
 この文化がなければ特攻隊は生まれなかったと思うんだ。

どうもこの話が心に残りあとあと調べて分かったこと。
特攻隊の航空機の名前は桜花(おうか)
知覧特攻平和会館の桜は有名だということ。

桜が枯れる。
外国人からしたらきっとなんの違和感もない言葉。
この背景を知って桜が散ると言う人はどれだけいるだろうか。
文化と言語の結びつきは強い。


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