引越しの準備(後編)
以前「希望通りな賃貸物件の探し方」「引越し準備(前編)」を書いたので、次は引越し準備(後編)だ。これまで国内・海外を含めて8回引越し、次は9回目が控えている。
引越し手段を探す
物が減ってきたら、運ぶ荷物量が少し想像がつきやすくなる。引越しの手段の選定に入る。自力(車)、宅急便、単身パック、家具配送、赤帽、大手引越し業者。
荷物の内容、荷物の量、距離、家にエレベーターの有無、引越し時期、自家用車があるかどうかによってどれがいいか変わる。
家族持ちは大手引越し業者の一択かもしれない。その場合は引越し時期が本当に大事だ。知り合いは、4人家族、東京→岡山まで4tトラックで引っ越した。見積もりが、3月最終週で100万円、4月第一週で40万であった。
筆者は、単身で県を跨ぐ引越しの時は、自家用車・赤帽、大型家具はヤマトの「らくらく家財宅急便」を使っていた。
「らくらく家財宅急便」は、エレベーターのない家から、重くて大きい家具を持ち出すのに非常によかった。
荷造り
荷ほどきで、そのまま棚やクローゼットに入れられるようにちゃんと分類してから梱包していく。お気に入りや、絶対に持っていきたい物から梱包し、部屋の片隅に積んでいく。軽い物は大きい段ボールに、重い物は小さい段ボールに入れる。蓋のガムテープは引越し直前までせず、段ボールの天井とサイドに中身を書く(本、漫画、服・冬物、こども用品、思い出の物、アルバムなどなど)。
段ボール
引越し業者から段ボールを渡されない限りは、自分で形の揃った段ボールを購入するのが一番いい。引越し準備・引越当日に運びやすい、積み上げやすい。Amazon・楽天とかでLサイズとMサイズ(みかん箱位)を2種類用意するのがおすすめ。
退去希望日を不動産屋に連絡する
立ち退き希望日の一ヶ月前までには退去の連絡をしないといけない。
ガス・電気・水道を止める手配
引越し直前・当日は忙しくて忘れがちなので、事前に手配する。ほとんどが事前にインターネットでできたような記憶がある。市町村によって違うかもしれない。
固定電話の解約か移動、Wi-Fi
解約するか否か、また業者によって手続きは変わる。
固定電話は引越し2週間前までに申し込むことを勧めている。
郵便局の転居・転送サービスを利用
これも引越し前に手配できる。ゆうびんIDを作れば、インターネットでも申し込みができるそうだ。
住所変更するものをリストアップ
職場、学校、銀行、クレジットカード、携帯電話、アマゾン・楽天など使っている配送サービス、定期的に受け取る書類の配送元、免許証、パスポートなど。
現住所の役所で転出/転居、引越し先の役所で転入届
参考のために港区ホームページより。
転出届:港区から他の区市町村または国外に転出するとき
転居届:港区内で住所が変わったとき
転入届:日本国内の他の住所地・国外から港区に転入したとき
掃除
なるべく綺麗に退室する。どれくらいキレイかで、返ってくる敷金に影響が出る。
まとめ
雑な準備であれば引越し後に苦労するし、周到な準備であれば引越し直後から快適。