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エリートと地雷と教育獣【追記あり】

※元カレ?の話っす。いい話では決してない。オトコの話をスンッとして聞く(が核心は言わない)オンナ(オレ)が出てくる駄文です。教育についても考えを書いてます。

元カレは理系阪大院生で
今は解体された東芝に勤めてる
(多分今もしがみついてると思われる)

ストレートに新卒から
就職する気のなかったオレに
(だって離人ミイラだから
毎秒生きるのに必死で
それ以上のことは考えられなかった)

就活時から東芝社員からの好待遇
(青田買いの囲い込みというヤツだ)
がどれだけ よいのか、
延々と自慢していた
キラキラした顔で
すげーんだぜといってる
ソレをオレは死んだ魚の目で見ていた

いわゆる
社会的地位のある人から
求められることって
そんなに嬉しいんだろうか

それより自分が自分の神であり
なりたい自分になれることの方が
大事なんじゃないのか?

あるいは彼にとって
『稼いでる人から
求められること』は
大事なのかもしれないが…

他人のモノサシで測られて
国内の高級接待くらいで
喜んでんじゃねーよ

オーロラ見にアラスカまで
連れてってくれて
オーロラを堪能出来るまで
滞在させてくれんなら
(1週間いても見れないときは見れない)
オレもそそられるけど

(医者や大学教授、
弁護士を親戚にもつオレは
マジくだらねーと思う

ヤツらは別に人格者じゃないし、
むしろ他者を蹴落とすことに
手慣れた猛獣の群れだ

ありがたいことに、
うちの近親者は
上昇志向ない人が多く、
他者を無惨に
蹴落としたりしないけど、

元義両親はネットで
名前を探せば
一発で出てくる
国立病院に勤めている
(顔写真まででてくる)

唐沢寿明演じた財前かと思うほどに
町医者をバカにし、
先端医学に心血を注ぐ人だが、

ワーカーホリックにありがちな
世間知らずで
台湾の故宮博物院に
溥儀が住んでいたと
大バカ勘違いしていた
(観光に行ったらしい、
ガイドの話を聞け!!)

んなワケあるかい!!
実父は話を合わせていたが
オレは
『知らない事を知らないと
言えないことは恥』と思っていた

地位が高くなればなるほど
その傾向は強くなるのだろう

その元義父に
元夫の運転免許取得のため
前借りを頼んだことがあったが
(実父は最新冷蔵庫や
実母は西川の最高布団をプレゼントして
くれてたので頼むのはためらった)

『◯◯家では金を借りることは恥だ、
オマエ(オレ)は恥さらしだ』と一蹴された

オマエは溥儀があんなちっせぇ
博物館に住んでたと言うほど
バカのくせに何言いやがる

先行投資という概念を知らんのか
とオレの怒りは限界突破していた

それ以来、元義父に何かを頼むことや
連絡をとることはやめた
バカと絡むのは時間のムダだ

そしてオレの名字は◯◯に変わったが
オレ個人は変わらず個人であり
◯◯家のニンゲンになったワケじゃない

それを受けて、元夫は
元義父の怒りを買ったことに
超落ち込んでいたので
余計にオレを苛立たせた

ハタチ過ぎてまで親に
振り回されてんじゃねえよ
クソがっ!!
今のオマエの家族はオレだろ?!

『こんなクソ親、
こっちから願い下げだわ
幼少期から両親共に子ども(義弟含む)
をほったらかしにしておいたくせに!』
くらい言えよ!

あっ、本性が丸裸だわ、オホホいやぁねぇ)

オレは世界と接点を持てて
おいしそうなご飯をウマイと感じられ
綺麗な景色を見たら感動できて
友達に会いたい遊ぼうって
誘って誘われるような 
そんな生活に憧れを抱いていた

ちょうど2001年に
アメリカ同時多発テロが起きた後、
中東アラブや中国、ロシア
に対して風当たりが
厳しかったとき、

中国語専攻のオレに対して
『中国では政府の統計も
ぐちゃぐちゃなんだろ』
と侮蔑を込めて彼は言った

そんなの当たり前だ
中国関係を知ってる者なら
当然周知の事実だ
彼は中国を完全にバカにしていた
オレも小泉に熱狂する日本をバカにしていた

オレは『公安と椅子で闘うオバチャン』とか
『お札一枚でキョンシーを操れる霊幻道士』とか
そんなのに憧れていたので
(もちろん『恋する惑星』とか
香港の九龍城にも憧れていた)

中国政府について
話題にされるとは
思っていなかった

そして国際関係などを学ぶ学生は
『政府はウソをつくモノ』
『為政者は民を生かさず殺さず』
が鉄則だと
当然のように教えられていたので
(封神演義を読め!)

彼の言葉には
別の意味で衝撃を受けた
だって…あまりにピュア、
阪大院生なんだよな?
日本の統計もリアリティがあると
思ってんのかしら…

オレは、
『だからオウムでエリートが
たくさん騙されたのか…』
などとまた別のことを考えていた
(遠い目)

彼は
『中国って新聞もニュースも
全部作りもの(でっち上げ)
なんだろ』と言っていた

今はその言葉、
パーフェクトリーに
お返し申す!!
(すずめの戸締り)

オマエの会社、
売上だけ先に上げて
次の決算でチャラにしようとしたやろ

その負債が膨れに膨れて
どーしよーもなくなり
いまはバラバラに解体され、
そのほとんどを外資
(しかも中華系)に買収され、
日本の技術は中味スッカラカンだが、
個人的にはいー気味だ

どうせ東京の小さな町工場から
始まった会社だ
また小さくイチから始めればいいやん

ちょうど2001年の
アメリカテロ以降に会ったので
彼は熱に浮かされたように
『戦争やるべき アメリカ万歳』
的なことを言っていた

オレは基本的には
9条遵守精神だが
『ケンカは先手必勝!!』
『やられる気配を感じたら、
やられる前にやれ!』タイプなので

ーじゃあアンタは最前線行って闘って死んでくれるんだね?カッコいいね!!

と言ったらヤツは黙った

アレ? そう言うことだろ?
まさか まさか オマエは最前線で
『プライベート・ライアン』する気
なかったっていうの??

まさか まさか オマエは沼に全身浸けて
『地獄の黙示録』する気なかったっていうの? 
『アルマゲドン』には感涙するくせに
自分はブルース・ウィリスじゃないっていうの?

エリートは最前線で死ぬのは
ぜっってぇに自分じゃねえって思ってる…
きっと戦争の最前線で死ぬなんて
自分の人生に置き換えて
考えたこともないんだろう
(そのことにビビった
24を見てごらんよ、
自ら闘う男はかっこいいだろ)

ただの旧帝大院卒なのに
大日本帝国の参謀にでも
なったつもりでいやがる

オマエはただの被雇用者なのに、
一介の経営者にでもなったつもりか??
(でもきっと『キングダムの信』とか
『ミッションインポッシブルのイーサン』
に自己投影して陶酔してるんじゃないのか?)

アンタ、どっち向いて話してんの?
オレは上ばかり見て
下のことは考えたこともないヤツ
が大嫌いだ

ーーーーーーーー
さて、シンガポールでは
小学校6年生のときの成績で
今後の進路を振り分けられるという
(トラッキング制度というらしい、
ドイツも採用とのこと)
世にも恐ろしい教育制度を採用している

これを日本にも適用させよう
という動きがあるらしい

シンガポールは非常に面積の狭い極小国家だ
水源をマレーシアに依存し
(まるで香港だね)
(近年はテクノロジーでなんとか
自給率を上げようとしているらしい)

他に売りさばけるような資源はなく
貿易の中継地点か
観光名所(ゲロ吐きのアレな)で売るか
今ならドミノ4本に『和久傳 西湖』
を乗せたようなプールで売るアレとか
世界の金融都市になるくらいしか
生き残る術がないだろう

余談だが マーライオンについて
アレはアレでなんかおもろい
顔はイカついライオンで 
でも下半身は魚だから陸にも上がれず
海中で呼吸も出来ない
結局アル中になって飲み過ぎて
ゲロ吐くしかない国家を表して…
(おっと、誰か来たようだ…)

エリートの皆さんはいいでしょう
進学して、自分の能力に合ったクラスを受け
また同程度のIQやEQを備えた子たちと
育っていく
エリートならばそこで交友が出来るし
後々経済界や政界で通用する
コネクションも得られるだろう
(こんな学校日本にもあるよね)
(賢いかは別だが)
(こんな環境やと一般市民がどんな生活してるかなんて想像もできねー安倍や進次郎みたいなのが次々と出てくんぞ)

しかし
『アンタはIQもEQも低いから
エンジニア(技術者)しかムリだかんね』
と烙印を押された側の気持ち
考えたことあんの?

技術者学校や専門学校以外入る余地なし
(こうして国家の奴隷となる)
(まさに生かさず殺さずの民)

単純労働、創造性のない仕事、上がらない給料…
そんな人生、受け入れられる?

これも富の大半を保有し
市民の生活を知らない
エリートが考えた政策っしょ?

烙印押されて
奴隷人生確定された側の気持ち 
考えたことないっしょ
(オレは押される側だ)
(みんなはさあ、課金して裏モノ使ってんのかもしんないけど、こっちは無課金で勝負してんのよ!!)

こんなの反乱するしかないよ!
一揆だよ 一揆!!
(こんな構図アメリカでも見たな)
(議会にまたゾロゾロと烏合の衆が
大乱闘スマッシュブラザーズしにくるよ!)
(さあ、今日の選挙の結果はどーなるかな)

『教育虐待を考える』にも書いたが
学習意欲が高まるかどうかは
本人が興味を持てるか
にかかってると思ってる

(ロバを水辺につれていけても
水を飲ませることはできない
ということわざがありますよね、

そもそも人をロバに例えるて何なの
ロバにも人にも失礼じゃねーか!

中学時代に大嫌いな教師が言ってたもんで
『オレはオマエのロバじゃねえ』
『オレはオマエの水はぜってぇ飲まねえ』
と心の中で誓ったもんです)

もし技術者学校にしか
入れなかった彼彼女が
大学でしか学べない
哲学や文学、人類学等に
興味を持ったら
教授たちから
教えを乞うことは出来るのだろうか
(シンガポールは救済措置を取っているようだが、見てみるとハードル高そうやぞ)

付け焼き刃で
シンガポールやドイツなんかの
モノマネしようとしてる日本で
制度だけカッチリ出来てしまったら
学習の自由度って保障されるんだろうか

ちなみにうちの祖父は
『○○市には○○の会社員しかいない』
と言われた
今だに日本を代表する
政府お抱え企業のエンジニアだったが

皆が『24時間闘ってますよ』時代
そう、高度経済成長期真っ盛りに
9時6時男だったそうだ
(学閥に嫌気が差したらしい)
(だから出世できなかった)

ただ、定年前に
地方の国立大学に招聘され
教授となり、若い方々に
自分の持てる知識を教えていた

引退(当時は退官というのか)した後、
人生の最終章に入っていたが
『ヒトラーの研究がしたい』
と言っていた
(なんでソコ?!
じーちゃんの専門は工学だ)
(まあ、じーちゃんにはじーちゃんの
考え方と人生があったんだろ)

じーちゃんが亡くなったとき
誰かが言ってくれた
『○○さんは学生さんとお話ししてるとき
一番活き活きしてらっしゃいました』

そんな人生もある
寄り道ばっかでもいいじゃない
寄り道だって『道』を歩いてるんだ


(終)




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