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俳句 短歌

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#現代短歌

短歌『8月18日は私の日』

短歌『8月18日は私の日』

零時過ぎ我が誕生を主張せずただドキドキと眠る日よ

目が覚めて尿意が重くのしかかる トイレに来ても猫が来ない

「プレゼント何が欲しいの?」愛と勇気と就活せずにいられる身分

猫の吐瀉物片付ける 睡眠を中断しても蝉の声が近い

欲しいものも行きたい場所もない夏を不幸ではなく生きがいと捉え

20超えただの人になり何も出来ない自分すら肯定できるようになれ

もう夏も終わりそうだと囁かれ誕生の喜びより

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私の世界とチューニングが合わない人がいてもいい

私の世界とチューニングが合わない人がいてもいい

今日は現代詩演習という短歌の授業で合評が行われた。

これは、匿名の短歌に赤と白の軍団に別れて半分は褒めて、半分はdisるという歌合スタイルだ。
私が今回『学校』というお題で出したのはこれだ。

写真詩集秋『蛇行する夕焼け』にも掲載したものだ。

歌合であるから、2つの短歌からどちらが良かったかを多数決で決める。(本来のルールとは違うけれど)

私には私のライバルの短歌は全然良くないように見えた。

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夕焼けに心惹かれすぎる人は西方浄土の住民なの【散文+短歌】

夕焼けに心惹かれすぎる人は西方浄土の住民なの【散文+短歌】



空から何かが変わった。
それは誰にとってのものではなく、ただ完全に変わった。
全ての変化は空から変わる。
変化は全てきれいなもの。
何もかもが変わるというのに、空を見上げていない人がいる。
世界中の何人がこの空を見上げているだろうか。多くの人がみているはずだ。
こんな世界はそうそうない。
そんなことはない。
これはいつもだ。
毎日、世界は変わっている。
このような変化を日々をこなっている。

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短歌『オンライン授業の果て』【+俳句】

短歌『オンライン授業の果て』【+俳句】

ミュートにならないマイク嫌いなあいつの画像に怯えた心よ

固定したビデオの中に人は消えドアに刺さったままの鍵のプレート

ミュート外れ「至福じゃん」の声響く笑うより共感性羞恥

先生の棚の本は30度私も誰かに支えられたい

チャット並ぶ名前だけは見知った人顔は1度も見た事ない

ギャラリービュー寄り添うような恋敵もうそういう仲なのですか?

共通の背景分かる関係図仲間になれず妬く私

席空けて隣に

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短歌『道端のわたし』

短歌『道端のわたし』

短歌を初めて書いてみたいと思いました。何も知らない状態からのスタートなので、ゆっくり勉強進めていきたいと思っています。

啓蟄と使用済みダンボール愛の試し書きその下の「変なの〜」

枯れた蔓に絡むアンパンマンは檻の中でてんとう虫を守る

忍び寄る猫彼が求めるものはここにもあそこにもある問い

古紙リサイクルから父に手紙切手の冬景色福島の2時

人の抜け殻葉のない木に刺さる冬春に背後を取られたらしい

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