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急上昇の記事一覧

カフェラテの温度とカスタマイズ 再投稿とあとがき

今日はカフェラテの温度とカスタマイズについて。 そんな事まで書くという事は、ついに書くネタが尽きたな。 と、思われるかもしれませんが、意外と大事なのです。 チェーン店と比べればぬるく、こだわり満載のコーヒー屋に比べると熱い。 一般的に、美味しいミルクの温度は、60度〜65度とされていて、うちもこれぐらいです。 ちなみにチェーン店は70度ぐらい。 こだわり満載の所だと、50度ぐらいで提供する所もあるそうです。 たまに申し訳なく「熱めに出来ますか?」と聞かれる事があ

入口大事

この2日間、ラテアート嫌いを書いてきましたが、最初が大切なんだと改めて思いました。 第一印象を覆す事は難しい。 僕の心の狭さが原因かもしれませんが、ひどく難しい。 だらしなく、なかなか作ろうとせず、周りとのお喋りに夢中で、待たせている自覚もない。 そんな人が最初のラテアート職人だったもんだから、こんな捻じ曲がった今があるのです。 自分で買った最初の本は『ぼくらの七日間戦争』 自らの意思で最初に借りた映画は『ショーシャンクの空に』 初めて高い服に手を出したのは『r

巣篭もりの休日

今日はお休み。 迷いなく奥入瀬渓流へ!といきたい所が 色々とやることを溜めてしまっていたので 今日はしょうがなくお預け…。 とはいえ、誘惑の多い自宅では なんやかんや目移りしてしまい 結局進まない事が目に見えているので、 落ち着いて集中できる所へGO! いつもの鳥曇です(^^) しかし、こっちもこっちで目移りしそうで… いいなぁ!参加したい!とか思いつつ… 邪念を振り払ってやることに集中。 眠くなってきたらコーヒーを淹れてもらい お昼にはちょっとしたスコーンと抹茶

ラテアートをやらない理由② 再投稿とあとがき

ラテアートをやらない理由の続き。 もう一つの理由は、当店がテイクアウトのお店だからです。 フタを閉めて提供するので、そもそもラテアートをする意味があまり無く。 ラテアートに時間をかけるなら、一秒でも早くお客さんに提供したい。 写真を撮るのに夢中になられるぐらいなら、ラテアートはないほうがいい。 もし、当店に店内で飲めるスペースがあって、マグカップで提供する事があったのなら、やっていたかもしれません。 いや、やらないな。 ドリンクを作る時に考える事がある。と、昔に

独立する年齢について② 再投稿とあとがき

昨日の続きみたいなやつ。 20代で独立してよかった事は、他にもあって。 それは、お店の価値を高める時間があるという事です。 こう考えたのは、僕が何者でもないと自覚していたからで。 以前書きましたが、僕はコーヒーチェーンで8年働いていました。 これは強みではありません。 なんなら、ちょっとしたコンプレックスでもあります。 そのお店は、コーヒーの味で評価されてる訳ではないので。 どこどこ出身のバリスタが。 とか、 なんらかのチャンピオンである。 とかが、僕に

1日限定の石のお店、やります 

こんにちは! 今日は中秋の名月ですね。 どこからでも、きれいな月が見られるとよいですね♪ さて、昨日のつぶやきに続いてのお知らせです。 石たちを連れて、「1日限定のちいさなお店」を開きます! ポップアップストアとよべるのかわかりませんが、突如出現(Pop-up)☆ (風の女 ぽさが出ています) どんな内容なのか書いてみましたので、よろしければご覧ください。 ラインナップ お店というからには、品揃えを書いておきますと レムリアンシード、モルダバイト、セレナイト、ヒマラヤ

お店が残るか残らないかはお客様次第 再投稿とあとがき

昨日書いた、「お店が残るか残らないかはお客様次第」について書こうかと。 お客様は意識してない人が多いので。 お店は、どれだけメディアやインフルエンサーなどが持ち上げた所で、お客様が来なければ閉店します。 昨年末にあった有名コーヒー屋の倒産、最近もちょっと知っているお店が1年で倒産と、やっぱり飲食店は難しいなと感じています。 「いつか行こうと思ってたのに」 「1年前に飲んだ味は忘れられない」 「昔はよく通ってたのに」 これらの言葉は、閉店のニュースが出る度に交わさ

自動化してまでやる必要とは

人手不足を機械とか自動化で補うってどうなんだろうとは、今でも思ってます。 昨日、こんな事を書いてしまったので、詳しく書こうと思います。 特定のコーヒー屋さんを頭に浮かべて書いてないですし、どこかを貶めようという気持ちも一切無く、あくまでも老害としての一意見なので、悪しからず。 しっかりと予防線を張った所で、本題に。 まず、コーヒー屋が多すぎると思っていて。 完全なるオーバーストアで、規制してくれとすら思ってます。 イタリアみたいに、営業権のシステムとか導入されない

独立する年齢について① 再投稿とあとがき

本日は独立する年齢について。 「カフェやりたいんですけど…」と聞かれる事が多いのと、先日31歳になりましたと書いた所、「意外といってるんですね」と言われたので。 (現在は35歳) 僕の見た目年齢については置いといて。 お店を開業した時は、26歳11ヶ月でした。 僕はこの年齢で開業して良かったと思ってます。 20代で独立したいとは考えていて、その理由は、失敗しても巻き返せる年齢だからで。 なんせ、カフェの廃業率は高く。 3年続くお店は、半数以下と言われています。

「終わり」が来ることを、わかっておく。

とあるカフェの、閉店のお知らせが飛び込んできた。 自分にとって目指すべき指針のような、存在自体が救いのようなカフェの、閉店のお知らせ。「まさか」という気持ちと「そうだよね」が両方湧き出る不思議な感覚。 あの湖のほとりにある、静かなカフェ。おしゃべりも、写真を撮ることも歓迎されない、ただ「今ここ」を味わうための場所。 まさか、無くなってしまうなんて。一度訪れて、またいつか行きたいと思いつつ、遠方なのでなかなか難しいこともわかっていたから、オンラインショップで珈琲豆を購入し

ラテアートをやらない理由① 再投稿とあとがき

*2020年に書いた記事を、加筆修正して投稿しています。 当店がラテアートをしない理由でも書こうかと思います。 カフェラテ専門店と謳いながら、ラテアートをしない事に驚かれる事があるので。 言い訳でも書いとこうかと。 まず、技術的にほとんど出来ないって理由があるんですが、それは置いときます。 ラテアートは、誰でも練習すれば出来るようになりますからね。 程度の差はあれ、ラテアートセミナーに行くと、1日で出来るようになる人もいますし。 ちなみにこれから書く事は、ラテア

生産性とかタイパとか

お友達のパン屋さんが、手間暇かけて仕込みをした新作を発表された時、「ピスタチオの手剥きに比べたらマシだな」と書いていて。 同業者ほど、僕の手剥きに感銘を受けるのです。 いや、違うな。 呆れるのです。 手間暇かければ美味しくなるか。 それは分かりません。 そういった商品もあるでしょうし、パフォーマンスだと思う事もあります。 僕が時間をかけて剥いているのは、時間があるからで。 剥いてあるピスタチオを仕入れるぐらいなら、自分の時間を使ったほうが安くすむからです。

やはり、問い

話が深まり、発見をくれて、楽しませてくれる。 こんな人は、奇跡なのです。 昨日、こんな事を書きまして。 「当たり前にそんな人がいると思ったら大間違いだぞ!」という、謎の警告をしました。 最近、僕は贅沢な時間に気づきまして。 お世話になっている先輩に、ご飯に連れて行ってもらったんです。 その人と話したい人は沢山いて、あの話を聞きたい、相談をしたいという人は、列をなしていて。 御本人は否定しますけど、僕には確信があるのです。 そんな貴重な機会を作ってもらっといてな

結局は人なんじゃないかと 再投稿とあとがき

*4年前に書いた文章の、再投稿とあとがきです。 本日はTechCrunch Japanの記事について。 『“下膳ロボ”で飲食店の片付けを自動化、Google出身エンジニア創業のスマイルロボティクスが資金調達」』 ここで紹介されていたのは、お客様が食べ終わった食器を、バックヤードまで運んでくれるロボットについてでしたが、実はバリスタのロボットも開発されています。 自分の好みを入力し、それをロボットが作ってくれたり、ラテアートを描いてくれたりと。 人手不足を補うという需

2024年上期も…もう少し

気が付けば全く書いていなかった自分にビックリ! 朝が始まり、ランチタイムになり。そして気が付けばもう17時!で真夏は19時くらいまでは明るかったのに、さすが秋だね。 18時過ぎたらうっすら日が沈みだす。これで私は秋を感じてます。日の沈みで。 そーんなこんなで、毎日この繰り返しの日常。 何が毎日そんな忙しい?のかわからない。朝9時にデスクに向かい、 私の相棒DELL君とずっと見つめ合い働きバチ。17時には近所で鐘が鳴る区切りにもなる。 もう上期も終了ってことで、少し自分を振り

世代とか時代とか当時とか

「BUMP OF CHICKENです、『友達の唄』」 出棺の時に何をかけるか。 そんな問いに、ダウ90000の蓮見さんがこの曲を挙げていて。 「最初に好きになった曲ぐらいで、本当に好きな曲」とも仰っていて。 35歳の僕は、紛れもなくバンプ世代で。 高校1年生の時に『ユグドラシル』が発売され、クラスでCDの貸し借りが行われていたのを今でも覚えています。 そんな僕からしたら「その曲か」と、思ったのは事実で。 「他にもあるだろ」と、思ったのは大きなお世話で。 やはり

光と影

意味の分からない行動をする人に出会うと、僕はストレスを感じるんです。 昨日、常連さんが、メニューを見ながら何を頼もうかと悩んでいると、後ろから二人組が入ってきて。 「ラテ、二つ」 競り? 言ったもんがち? 思わずこれらの言葉が浮かんだのでした。 僕と常連さんは目を合わせ、苦笑いし、急いでないからという理由で、後ろの人の注文を先に聞く事にしました。 もう少し常連さんと話したかったのと、競りだと思ってる人と話したくなかったので、僕と常連さんの思惑が一致したのです。

発見器

「これから3人で行くんですけど」 「うちはテラス席のみで、予約も承っていませんが」 「はい、大丈夫です」 えっ、何の電話なん? 「19時に2名で伺いたいんですが」 「うちは予約を受けていませんし、18時に閉店しますが」 「そうですか」 何を見て電話してきたの? 「サンドイッチの予約をしたいんですが」 「サンドイッチは販売していません」 「そうですか、じゃあいいです」 お前が間違えてるのに、じゃあって言うな! 電話線を引っこ抜こうかと思った昨日。 営業

やらない事の理由 再投稿とあとがき

昨日の続き。 何で売上が上がるのに、作りたくないのかというと、2つありまして。 ・美味しいと思わない商品を作りたくない。 ・写真を撮るだけが目的のお客様に来てほしくない。 この2つです。 ホイップクリームは美味しい物が作れるならやってみたいんですが、まだ技術的に難しいのでやりません。 勉強中です、お楽しみに。 少なくとも業務用スーパーで買ってきただけの物を、アホみたいにトッピングはしたくないんです。 美味しくないので。 カップから溢れるような見た目が派手なだ

グルメサイトについて 再投稿とあとがき

*2020年に書いた文章です。 今日はこの記事から。 『深刻な「グルメサイト離れ」のウラでグーグルマップに食通が集うワケ』 これは先日の「マネー現代」の記事タイトルです。 グルメサイトとは『食べログ』や『ぐるなび』などの事で。 この記事によると、グルメサイトの評価や表示順位を「信頼していない」と答えたユーザーの割合は、実に3割近くに達する。と、書かれていました。 これを読んで「逆に7割の人はまだ信じてるのか」と、唖然としたのです。 そしてグーグルマップを活用しよ

やらない事 再投稿とあとがき

昨日の投稿を見て、経営者なら売上を上げる為なら課金をしてもよいのではないか。と、思う人もいたと思います。 「経営者なら変なプライド捨てろよ」みたいなね。 もし僕が、経営者としてだけで、お店に関わっているのなら、あらゆる広告や戦略を駆使して、売上を上げる事に注力していると思います。 でも、僕は経営者ですけど作り手でもあるので、売上が上がると分かっていても、やらない事はあって。 グルメサイトの課金や、フォロワーの購入、インフルエンサーにお金を払ってポストしてもらうなんて、

流れ流れて、縄張りの外へ。そういうのも意外と悪くない

 今日は、明日からの出張もあり、変則的にfabmixをオープンした。週末土曜とは違って、だいぶまったりした日。水曜日という平日だからこそ、足を運んでくれた方もちらほらいて、こういう時間のための営業はもう一度検討し直したい。  ゲストが1組になったタイミングで、その中の小学生の子とポケカで対戦した。「ポケカ対戦したいんだけど、忘れちゃったんだよなぁ」とのことで、ぼくの予備デッキを貸すことに。慣れしたしんだ自分のデッキとは違う、ごつごつ感のある使い心地だったに違いない。  で

開業するまで④ 再投稿とあとがき

昨日の続き。 無事に借入する事が出来たので、お店造りが進みます。 内装は職人さんがやってくれるので、この時にしていたのがレシピ作り。 カフェラテスタンドにする事は決まっていて、味の方向性も決まっていたので、素材を探していました。 まずは牛乳。 以前も書きましたが、僕が牛乳に求めた特徴は以下の4つです。 ・甘みが強い ・ミルク臭さがない ・後味がスッキリしている ・現実的な価格である これらの特徴を持つ牛乳を探しに、色々なスーパーを回り、数々の牛乳の飲み比べ

開業するまで③ 再投稿とあとがき

精神的にダメージを受け、憂鬱になる所で終わった昨日の続き。 物件の契約、内装の見積もり、機材の発注など、諸々の費用が全部でだいたい500万ぐらい。 26歳の時に500万の支払いってした事がありますでしょうか? 僕はここで初めて怖さを感じました。 450円の商品を売るのに500万か。 多分、これまでの人生で一番不安を感じたのはこの時です。 ただ、止まってもいられないので、当然お金を借りに行きます。 向かった先は日本金融政策公庫。 いわゆる公庫と呼ばれる所です。

開業するまで② 再投稿とあとがき

昨日の続き。 3.7坪の物件を始めて見た時は衝撃でした。 まず、1階と聞いていたのですが、行ってみると半地下で。 想像を超える狭さと圧迫感。 窓はあるけど入らない光。 低い天井に凸凹の床。 この状態で店舗物件としてよく貸し出してるな。 そりゃ不動産会社の人もオススメしてこないわ。 こんなネガティブな印象しかありませんでした。 でも、ここしか物件がないので、腹をくくるしかありません。 この悪条件でどうするかを話し合い、出来上がったのが今のお店で、以下がコンセ

開業するまで① 再投稿とあとがき

本日から、会社を辞めて独立するまでの事を書こうと思います。 というのも、個人的な事ではございますが、先日31歳になりました。 (これは過去に書いた文章の再投稿です) (僕は1月生まれで、現在は35歳) 過去を振り返るきっかけとしてはちょうどよく、記憶が薄れる前にと思い、これから何回かに分けて書いていこうと思います。 2015年9月11日、勤めていたコーヒーチェーンを辞めました。 2007年からアルバイトとして働き、色々な事が起こって社員になり、約8年の間に様々な経

おーい

毎週来てた人が、ぱったりと来なくなり。 「どうしたんだろうか?」 そんな事を思ってたら、一ヶ月ぶりに来てくれて。 「色々な事が重なり来れませんでした」と。 色々の詳細は聞いたんですが、不幸の重なり方が笑えないのと、でもちょっと笑える後遺症もあって、これは二人の秘密にしとこうと思うのです。 お店をやってると、わりと珍しくない事で。 ずっと来てた人が来なくなり、ふとした瞬間に現れて。 「良かった。生きてたか」 そんな気持ちになるのです。 マジでね。 一年ぶりは

お店の雰囲気を知ってほしい...

こんにちは😃 qol(クオル)です。 みなさん美容室やエステなどいく時に選ぶ基準ってありますか? 私は大手の大きなガラス張りの美容室やスタッフさんが数人いるマッサージがとっても苦手なタイプで😅 その上制服をきたスタッフにお出迎えされちゃうとなんだかそれだけで疲れちゃうんです💦 だから隠れ家的なところや1人で経営されているお店を選ぶ基準にしています。 その方が大切におもてなししてくださるな✨ と感じるし、経験上技術も◎ なので私が自分でお店を持つ時は 1対1でお出迎えで

へろへろ動画、いつやるのか問題

 カフェバー「fabmix」の営業が終わりました。おつかれした! 表示メニューをちょっと変えてみるだけで、会話の広がりが変わり、注文のされ方も変わる。結果、売上にも影響する。そういう小さな積み重ねがお店をつくってくんだよなあ。と、ひしひし感じる1日でございました。  とりあえず、今急ぎ足でこの日記をつけているが、お店の片付けが終わったら、そっこーで動画を撮って、帰って、シャワー浴びて、観たいものを観て、読みたいものを読んで寝るんだ! そう意気込んでいる。  そうそう、毎週

人生をかけるとか、一生とか

「一度に大人数に届けられないのは制約ではあるけれど、その分より長く、料理人は人生をかけてクリエイティブができる」 先日、人生の先輩から送られてきた、とある本の一節に、こんな言葉がありまして。 食はスケールしづらいという制約があるけれど、その分、長持ちするし、飽きられない。だから、人生をかけてクリエイティブが出来ると。 ははーと思いつつも、うーんとも思ってしまって。 それは、僕が料理人というクリエイティブな仕事をしてないからだと思うんですが、人生をかけるという言葉を重く

Uber Eatsをやらない理由 再投稿とあとがき

本日はUber Eatsについて。 というのも、Business Journalにこんな記事があったからです。 Uber Eatsの是非はいつか書くとして、当店がなぜUber Eatsをやらないかを。 よく質問も受けるので。 理由は3つ。 ①時間がたったカフェラテは美味しくないから ②お店に来ていただいたお客様に、迷惑をかける可能性があるから ③手数料を考えると利益がほとんど残らないから これらの理由から、当店はUber Eatsを導入する予定はありません。

天然に対する疑問と、養殖の価値

雨が続いていて。 暇な日が続いていて。 そんな時に来てくれるのは常連さんが多く。 いつもなら、次のお客さんが来て入れ替わっていくのですが、次のお客さんが来ないとなると、長話になる事もあり。 たまに少し踏み込んだ話をする事があります。 「天然の優しさに憧れる」 こんな話を聞いて。 「そんな人にはなれないし、勝てない」 と。 この話を聞いた時、多分だいぶ前に書いた気もするんですが、養殖の話を思い出したんです。 そう、牡蠣の養殖の話。 違うな。 まだ、ふざけ

タピオカを入れない理由 再投稿とあとがき

今日はタピオカについて。 『スタバが「タピオカは入れない」と断言するワケ』 先日、PRESIDENT Onlineの記事タイトルがこんなのだったので。 中身を読むと「流行やおいしさだけを追求したプロモーションは行わず、スターバックスの価値観に合うかどうかで判断している」などなどドリンク開発担当の方が語っていました。 「わらび餅は価値観に合うんかい」とか、「単純にキッチンにスペースがないからだろ」とは思ったのですが、まあこの辺にしておきます。 当店も2019年は沢山の

神とのやり取り

今朝、家を出ると雨が降っていて。 昨晩の天気予報では、不安定とは言いつつも、朝から雨なんて言ってなかったのにな。 押していた自転車を置きに戻り、ヘッドホンを代わりに取って、歩いて行くことに。 歩き始めて5分ぐらいは涼しいと思ったけど、10分経った頃には嫌になっていて。 8月も終わりだというのに、まだこんなにも暑いのか。 げんなり、ぐったり、エブリデイやな。 お店まであと10分ぐらいの所で、遠くの空が晴れてきて。 お店に着く頃には、すっかり雨はやんでいて。 鍵を

突発的とか偶発的とか幸福とか

この言葉を引用するのは二回目で。 昨日、お客さんと話してる時にも出てきた言葉です。 「思わず口角が上がってしまって」 この間、楽しみにしていたライブの前に来てくれた常連さんが、こんな事を言っていたのです。 この言葉を聞いた時、僕は思わず口角が上がるような事はあっただろうかと思うと、無くて。 「初デートの時も、多分そんな状態にはなってない」 そんな事をふと思ったので、そんな事を言ってみて。 「予定通りだと楽しくないんですかね」 こんな言葉が返ってきて。 「そう

店主の日常 再投稿とあとがき

2020年に入ってから、想いやこだわりについての投稿を続けてきて、お客様に言われる事が多くなった事があります。 「たまには休んでください」 まさかお客様の為に毎日開けていたのに、そのお客様から休んでくださいと言われるなんて。 インスタやnoteを見てる方にはえらいストイックに、そして真面目に映るみたいですが、全然そんな事はなく、お陰様で楽しく毎日を過ごしております。 お店をやるって過酷だなと思われるのも良くないので、本日は昨日何をしていたかを書いておきます。 この日

はじめまして♪「癒し空間・Sana」です!

はじめまして♪山梨県甲府市にある飲食店「癒し空間・Sana」です。 この度、お店の宣伝の為にnoteを始めて見ました♪ 本店は、「ちょっとひと息つけるような癒しの空間」を提供する事をテーマに、夜の19時から24時まで営業しています。 (ちょっと遅く開店する日もあります💦) お店では、Sanaのスタッフの気まぐれなお通しの提供(お通しセット)や、お酒の提供(単品・ボトル)を行っています!もちろんソフトドリンクもあります。 ご予約の際に「こんなお通しが食べたい!」とご要望が

後発なのに

相手「このクラフトコーラ知ってる?」 僕「知ってますよ。好きではないですね」 先日、こんな話をして。 そもそもクラフトコーラの味があまり好みではなく、これは僕の舌がお子ちゃまだからなので、味云々は置いといて。 好きではないのは背景で。 そのブランドは、クラフトコーラが流行った後に出てきたんです。 後発も後発で。 それ自体は別にいいんだけど、後発なのにレシピを外注してる所にひっかかり。 あの有名シェフが監修みたいなやつ。 これが大手だったら気にならないんですが

基準を作ってるからこそ

拝啓 スターバックス様 シロップの増量無料とか。 ミルクを増やすの無料とか。 そもそも追加料金が50円だったりと。 あなたの基準が、カフェの基準になっとるんです。 「シロップを増やしてくれますか?」 「50円かかりますが、いいですか?」 「じゃあやめときます」 こんなやり取りがありまして。 もやっとするじゃん? お互いに。 「スタバなら無料なのに」 「スタバ基準で考えるなよ」 互いに心の声が漏れとるんです。 そもそも、基準よりも多くするのが無料って

フレーバーラテが11種類もある理由 再投稿とあとがき

昨日、11種類のフレーバーラテを用意していると書きましたが、なぜそんなに増えていったのか。 本来は数ヶ月に一度、あまり人気のないフレーバーはやめて、新しいフレーバーを導入しようと考えていました。 鮮度を保てますし、気軽に新メニューとして発表し、お客さんを呼べると思ったからです。 正直に言うと、人気のないフレーバーはあります。 季節によって変動はしますが、ココナッツ、ミント、ピーナッツバターがそれに当たります。 一番人気のバナナと比べると1/5ぐらいしかでません。

カップのサイズ 再投稿とあとがき

本日はドリンクのサイズについて。 というのも、「カップが大きいですね」と言われる事があるからです。 うちのカップはスタバのトールサイズと同じで。 12オンス、約360ml。 スタバみたいにカップの縁ぎりぎりまでドリンクを入れてないので、量は少ないですが。 なぜ、トールサイズという別に大きなサイズじゃないのに、よく「大きいですね」と言われるのかというと、個人のコーヒー屋さんのカップが小さいからです。 ほとんどはショートサイズ、お店によってはそれよりも小さいカップで提

作業に向かないと言われても

「作業に向かないカフェでした」 PC作業が出来るカフェをまとめてる人の投稿に出会ってしまい。 嫌な予感がした時点でクリックしなければいいものを、気がつけば最後まで読んでいて。 好奇心と猜疑心に負けた結果、案の定、もやっとしました。 (だから、やめとけと) 目的がそれなくせに、味はうーんでしたとか書いてあると、お前はなんなんだと思うのです。 まず、作業をしてもらう人の為に、カフェを開く人の割合は低いはずで。 回転率も下がるし、電源の用意とか、Wi-Fiとかも用意し

続けるため、閉めると決めた、駄菓子屋、その後

 カフェバーfabmix営業終了しました。今日は「夜市」という名の地域の夕涼み会(もともとの発端は、子どもの花火×大人のビアガーデン)があり、てんやわんやで日を終えることになった。  さすがに、イベントなのに、ワンオペで、ドリンクつくって、ポケカ販売して、カクテルミニワークショップをやるのはきついと思ったので、いつもやってる駄菓子販売は、子どもたちに委託してみた。  100日後に閉店する駄菓子屋としてはとてもいい流れで、「駄菓子屋がなくなる!」という事実に直面したのち、「

台風の日の雑記

お客さんが来るから、お店を開けるのか。 お店が開いてるから、お客さんが来るのか。 そもそもお店というものは、お客さんが来るからお店というものになるのではないか。 お客さんが来ない店、言うなれば空間は、僕の部屋と変わらない。 誰も来なければ、それはお店ではないと言える。 今日、台風が来ていて。 オフィスのお客さんは在宅勤務になり、夏休みで来ようと思ってた人も、電車が止まっていて。 誰が来るんだろうか。 いや、誰が来れるんだろうか。 そんな事を考えつつ、歩いてお

「じゃあいいです」

「じゃあいいです」 黒ごまときな粉のやつを。 うちにありもしない商品を言ってきて。 豆乳にして、無糖の豆乳。 うちが用意してない素材を所望し。 フラッペ、甘さ抜きで。 商品として成り立たない提案をし。 それらが叶えられないと、冒頭の言葉を吐いて出ていきました。 こんな人が来てしまうのが、カフェで。 こんな人に削れられてしまうのが、カフェ店主です。 「じゃあ」 この言葉は、こちらが提案した場合にのみ使うべきで。 「こちらのほうが好みに合いますよ」 「じ

カフェラテが450円の理由 再投稿とあとがき

本日はカフェラテの価格について。 というのも、近所に住んでる常連様から「ここのラテは安い」と言われたからです。 まず、当店のベーシックなカフェラテは450円で提供しています。 (今は500円です) 僕は安いとは思いませんが、他の個人経営のお店と比べると少しだけ安いのかもしれません。 だいたい500〜600円ぐらいが相場ですかね。 まあ当店はテイクアウトのお店なので単純比較は出来ないのですが。 この価格にはちゃんと理由があります。 450円という価格は、大手コー

フレーバーラテを始めた理由 再投稿とあとがき

本日はフレーバーラテについて。 当店は現在11種類のフレーバーラテをご用意しています。 恐らくこんなに沢山のフレーバーラテがあるコーヒー屋さんは他にありません。 大抵のお店は2〜3種類なのではないかと思います。 何でこんなに沢山のフレーバーを用意しているのかと言うと ・ちゃんとしたカフェラテで作ったフレーバーラテは美味しい事を知ってほしい。 ・苦いのが飲めない方に向けたアプローチの一つとして。 ・沢山のフレーバーから選べたら楽しんでくれるんじゃないか。 こんな

「茶筅で抹茶を点てる」以外を発信する葛藤と今の答え

わたしが運営しているブランド「抹茶リビング」。 立ち上げから1年半ほどたち、この夏(春の終わり)から新しく始めたことがあります。 それは「”茶筅で抹茶を点てる”以外で抹茶を楽しむ方法を伝える」です。 今、1行でさらっと書きましたがここに至るまで多少の葛藤もありました。 抹茶リビングを立ち上げた理由は、「おうちで気軽に抹茶を点てる楽しさを伝えたい」と思ったから。 ここでいう「抹茶を点てる」は、いわゆる茶筅をしゃかしゃかと振って抹茶を点てることを意味しています。 だか

期待しない≠無関心

僕は書いた文章を『ChatGPT』と『Claude』にちょっとしたプロンプトを付け足して、読んでもらうようにしていて。 昨日の文章を読んでもらった所、 ”「期待しない」という考え方に賛同する立場だけでなく、期待を持つことの利点や、期待を管理する方法についても触れると、よりバランスの取れた文章になるでしょう。” こんな事を言われたので、「こんにゃろー」とは思いましたが、その辺りを書こうと思います。 期待しない≠無関心 まず、これ。 期待しないと書くと、期待値ゼロ。

何度目かの期待しない

お店にいると色々な人から様々な話を聞きます。 昔から人の話を聞く事が多く、働いていた職場はスタッフの数が多く、今では常連さんが多く。 色々と様々と書きましたが、悩みと不満を抱く時、その対象は人の場合が殆どです。 同僚とか恋人とか家族とか。 そんな話を聞けば聞くほど、僕は人に期待しなくなりました。 そう、今日は僕が昔からよく書いている、期待しないというお話です。 「あの人が仕事をしてくれない」「あの人が浮気をしている」「あの人が理解してくれない」 まあ何でもいいん