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台風の日の雑記

お客さんが来るから、お店を開けるのか。

お店が開いてるから、お客さんが来るのか。

そもそもお店というものは、お客さんが来るからお店というものになるのではないか。

お客さんが来ない店、言うなれば空間は、僕の部屋と変わらない。

誰も来なければ、それはお店ではないと言える。

今日、台風が来ていて。

オフィスのお客さんは在宅勤務になり、夏休みで来ようと思ってた人も、電車が止まっていて。

誰が来るんだろうか。

いや、誰が来れるんだろうか。

そんな事を考えつつ、歩いてお店に到着した僕は、いつものルーティンを済ませて、コーヒーを飲み。

何を書こうとnoteを開いたら、冒頭の二行が思い浮かんで。

今、少し筆が止まったので、我に帰っているのです。

どう展開していこうか。

お客さんが来るから、お店を開ける。

この前提だと、今日は開けなくていい。

常連さんの殆どが来ない事が分かってるし、そもそもお盆だし。

ただでさえ人が少ないのに、台風という余計なトッピングまで追加されて。

8時間もお店にいて、この売上?

誰かを雇っていたら、胃に穴が空くほどのストレスを感じていたと思います。

やはり、閉めるのが正解な気がするな。

でも、僕は人を雇ってないからな。

お店が開いてるから、お客さんが来るのか。

こっちの実験をしてみたくなる。

こんな日に誰が来てくれるのか。

少し興味がある。

「こんな日ぐらい休んだら?」

そんな声をかけてくれる人もいましたが、家にいても店にいてもやる事はあまり変わらず。

寝間着のままか、外着になるかの違いぐらいで。

外着と言っても、いつも無地Tだから、寝間着みたいな外着で。

でも、パンツはイッセイ・ミヤケのだから、ちゃんとした外着で。

ただ、お客さんからは上半身しか見えないから、寝間着みたいな外着なのか。

よし、ふざけだしたから、もうやめよう。

今の所、お客さんは5人も来てくれました。

僕の部屋として終わる事なく、お店になる事が出来ました。

来てくれた人が、うちが臨時休業するなんて思ってもない事に、少し恐怖を感じています。

普通は休むんだぜ。

こんな日は。

でも、そんな人がいるから、僕も迷いなくお店に来れるです。

いい迷惑だ。

ほんと、いい意味でね。


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