この募集は終了しました。

#土屋鞄の絵本コンテスト

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」開催!

定番の記事一覧

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」開催のお知らせ

土屋鞄製造所とnoteで、絵本の投稿コンテストを開催いたします。 テーマは、「長く大切にしたいもの」です。絵本の中の1ページ以上の画像と、ストーリーをセットで投稿いただきます。入選された方は書籍化や、賞金、土屋鞄製造所のSNS等でのご紹介など、賞に応じて贈呈させていただきます。 絵本作品募集の背景家族の記憶の中に生き続ける、“宝物”のような物語を届けられたら。 そんな思いから、クリエイターが個性を発揮できる「note」という場を借りて、絵本のアイデアを募ることにしました

土屋鞄のランドセル×note「#土屋鞄の絵本コンテスト」グランプリ作品『よるのひみつ』が全国の土屋鞄のランドセル取扱店で発売中!

noteで開催された「#土屋鞄の絵本コンテスト」でグランプリを受賞したおおたわたるさん(クリエイター名:Kashikoiさん)の作品『よるのひみつ』が、絵本となって土屋鞄のランドセルオンラインストアや全国のランドセル取扱店で発売されました。 「長く大切にしたいもの」をテーマに開催された本コンテストには、期間中に155作品もの応募をいただきました。グランプリに選ばれた『よるのひみつ』は、主人公のモモと、相棒でもある犬のココが冒険に出かけるお話です。 「だれもが創作をはじめ、

『きょうもなかよし あしたもなかよし』

#土屋鞄の絵本コンテスト の応募作品です。擬人化した3人組の友情ストーリーです。ぜひご覧いただければと思います。 *制作に対する想いは作品の続きに記述しています。 ▼コンテスト応募に対する想い コンテストのテーマ「長く大切にしたいもの」を自分なりに解釈したときに2つの想いが出てきました。 1つは、「この絵本を家にずっと置いておいてほしい」という絵本自体を長く大事にしてほしいということ。もう1つは、絵本を通じて「他者への思いやりや優しさ」を人としてずっと持ち続けて大切にしてほ

土屋鞄製造所×note「#土屋鞄の絵本コンテスト 」結果発表

土屋鞄製造所とnoteで、「長く大切にしたいもの」をテーマに、絵本の投稿コンテストを開催いたしました。期間中に、155作品をご応募いただきました。素敵な作品のご投稿、ありがとうございました。noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 審査員による選考の結果、下記のように受賞作品が決定いたしました。グランプリ作品は書籍化を進め、そのほか入賞者の方には賞金の贈呈、土屋鞄製造所のSNS等でのご紹介などを行なう予定です。 【グランプリ】よるのひみつ(仮)/Kashikoi

コンテスト大賞をきっかけに、はじめての絵本を出版 イラストレーター・おおたわたるさん

noteで活躍するクリエイターを紹介する #noteクリエイターファイル。今回は、noteで開催された「#土屋鞄の絵本コンテスト」でグランプリを受賞したKashikoiさん(以下、本名のおおたわたる)さんにお話を聞きました。 2019年の春、土屋鞄製造所とnoteで、絵本の投稿コンテストを開催しました。テーマは「長く大切にしたいもの」。155の投稿作品の中から、グランプリに選ばれたのが、おおたわたるさんの『よるのひみつ』です。 そして2020年の秋、ついに絵本『よるのひみ

絵本 『まっくらよるの ほしづくり』

♪まっくらおそら まっくらら    よるのひかりを つくるには……? たくさんの よるを こえてゆく こどもたちと、 たくさんの よるを こえてきた おとなたちに! タイトル 『まっくらよるの ほしづくり』 え しょこら・ぺす / ぶん スミノモニカ   ■ 長く大切にしたいもの……この絵本に「長く大切にしたいもの」としてこめるのは、 「想像力・創造力」です。 幼いころの、モノづくりから得られる、特別な体験…… 素材が魔法のように形を変えてゆく面白さ。 失敗したとき

「ゴジラ」×「眉毛」

混ぜてみます。がちゃん =「長く大切にしたいもの」 土屋鞄の絵本コンテストが開催中なので、上記5つの単語要素をいれた絵本を作ることにした。 絵本のテーマは「長く大切にしたいもの」 だそうです。 一番やっかいそうな単語は「眉毛」ですが、最近ゴッドタンというバラエティ番組に出ていた「眉村ちあき」さんを連想しました。この人が番組内で即興で作った「大丈夫」という曲が、むちゃくちゃ良くて、歌聞いただけで初めて泣きそうになりました。だから絵本は「大丈夫」の要素をいれます。

【革靴のシューエ】絵本用のショートストーリー

靴を磨いてシュッシュッシュ 蜂蜜こすってキュッキュッキュ 仕上げのワックス終わらせて 忘れちゃいけない少しのお水 真っ黒、革靴、シューエくん。 いつもお洒落なシューエくんのところには、毎日の様に困ったちゃんが訪れます。さぁ、今日も誰かが来た様です。 (ぴんぽーん) 「はーい」 「どちらさまですか?...」 (ガシャっ) 「こんにちは、僕ランドセ...」 ズドドド(お辞儀して中の物を落とす) 「あらあら、こんなに汚れてしまって一体何があったんだい?」

絵本『よるのひみつ(仮)』

#土屋鞄の絵本コンテスト 2020/11/25追記 土屋鞄様から発売されました!以下でご購入いただけます。 完成までサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました! EC通常版:https://tsuchiya-randoseru.jp/products/bk0901zz EC特別版:https://tsuchiya-randoseru.jp/products/bk1001zz 絵本取扱実店舗:西新井本店、軽井澤工房店、童具店・仙台・中目黒・南大沢・南町田・横浜

土屋鞄の絵本コンテストについて #2 - お手本作品のご紹介 -

ただいま開催中の、#土屋鞄の絵本コンテスト 。 すでにご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございます。 今回の募集にあたり、イラストレーターのながしまひろみさんに参考作品を描いていただきました。 「長く大切にしたいもの」をテーマに、みーちゃんとおばあちゃんのやりとりを描いた「あめがふったらいいのにな」。読み終えた頃には、なんだか優しい気持ちになれる素敵な作品です。 これからのご応募を検討中の方も、ご参考までにご覧ください。 いかがでしたでしょうか。 コンテストの応募は

なんだか こわい おにんぎょう/土屋鞄の絵本コンテスト応募作品

あらすじ 『おじいちゃんからもらった、不気味な人形を大切にする女の子。 こわい!と言って友達は、離れていくけれど、それでも大切にし続けた。 ある嵐の日、女の子が巻き込まれてしまう。 その時、人形が動き出す。 「きみがいつも大切にしてくれたから。」』(監督 / Hase) あとがき 『なんだか こわい おにんぎょう』/ え・ぶん senatsu 監督  Hase 絵本をご覧いただき、ありがとうございます。 「長く大切にしたいもの」をテーマに制作致しました。 「長く

しましま / 長く大切にしたいもの

土屋鞄さんは個人的に想い出深いお店。その土屋鞄さんの絵本コンテストの作品を作りました。テーマは「長く大切にしたいもの」 あとがき 8年前、絵本を作りたいと思ったきっかけとなったコンテストがありました。 「いちねんせいに贈るランドセル屋さんの絵本大賞」 このコンテストで佳作を頂いてから、絵本の制作を始めました。 あれから8年、少しずつですが自分の作品も世に見てもらえるようになってきました。そして月日が流れコンテストは終了してしまいましたが、今回 note上でコンテストが復活

#土屋鞄の絵本コンテスト

こんにちは、グラフィック/テキスタイルアーティスト、イラストレーターのBun Suzukiです。 絵本コンテストに、参加します。土屋鞄さんの絵本コンテスト、#土屋鞄の絵本コンテスト があることを、実は昨日(!)知りました。 締め切りはなんと、今日までということだったのですが、どうしてもどうしても描きたい物語が出来て、ピンとひらめいたお話をかきました。久々にこんなに焦りました。 1枚は絵本の中の1ページ、そしてラフ画+文章です。 テーマは「長く大切にしたいもの」。 最

絵本「おいらさんのかわいいもうふ」

おいらさんの かわいいもうふ。 うまれたときから、 ずっといっしょにそだってきた。 いつでもやさしく つつみこんでいてくれた。 おいらさんの かわいいもうふ。 かなしいとき、ふあんになったとき、 そっと においをかいでみる。 いつもの におい。 だいじょうぶだよって、 いってるきがして あんしんするの。 おいらさんだけの、 トクベツなにおいなんだ。 おいらさんの かわいいもうふ。 いつのまにか、 おいらさんの すべてをつつむこと

土屋鞄の絵本コンテストについて #1

ランドセルとは、こどもたちの毎日に寄り添う、家族の思いが詰まった鞄。 だから、6年間のその先も、愛された記憶とともに、心の中に生き続ける存在でありたいと思っています。 細部まで、確かな職人技を詰め込んで。 一つひとつを、丁寧に。 そう心がけ、東京の西新井工房、長野の軽井澤工房にて、日々ランドセルをつくっています。 そんな私たちはこのたび、ここ「note」にて絵本のコンテストを開催する運びとなりました。 クリエイターのみなさまの力を借りて、ランドセルのように、こどもたちと長い

くまのハルコがうまれたひ

ハルコは、10ねんまえの7がつ7にちにうまれた、しんちょう65せんちのおんなのこです。 きょうは、ハルコがうまれたひのおはなしをします。 パパとママとわたしの3にんで、えいがをみたかえりに、ゲームセンターにいきました。 そこには、クレーンゲームというおおきなきんぞくのうでをつかって、すきなけいひんをとるゲームがありました。 ケースのなかをのぞくと、ちゃいろやピンク、きいろやしろのかわいいくまのぬいぐるみがこっちをむいていました。 わたしは、しろいくまがすきだった

ひでんのタレ

作 LOW イラスト wildmonkey ぼくのうちは『とりや』という焼き鳥屋さんだ。 『とりや』には、おじいちゃんが作った (ひでんのタレ)がある。 油でギトギトになった茶色のつぼに入ったそのタレは すごい調味料だってママが言ってた。 焼き鳥はもちろん、野菜炒めだって これひとつでおいしくなるんだ。 お客さんもみんな(ひでんのタレ)の大ファン。 ごはんにかけたいから沢山かけてって言われると おじいちゃんは嬉しそうに、焼き鳥に 沢山タレをサービスする

ぬいぐるみたちが生まれた日

「うさぴょんたちが生まれた日」おんなのこと天使うさぎたち63を編集しました。

絵本 どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?

ぼくんちのにんじん。 おとうさんがそだてたにんじんは ほっぺがおっこちちゃうほどおいしい 「どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?」 そしたらおとうさんはじめんにもぐった。 つちをぎゅっとだきしめて 「ありがとう、これからもよろしくね」といった。 ぼくんちのにんじん おとうさんのそだてたにんじん 「どうしておとうさんのにんじんはおいしいの?」 そしたらおとうさんはみずのなかにとびこんだ。 みずをぎゅっとだきしめて 「ありがとう、これからもよろしくね

マメヒコとまほうのカバン「#土屋鞄の絵本コンテスト」

土屋鞄の絵本コンテスト用に絵本をかいてみました。テーマが「長く大切にしたいもの」だったので、カバンをテーマにしました。 大好きな黒柴マメヒコを主人公に、彼の長く大切にしたいものとの寄り添う姿を描いてみました。プロットはHiroki Taniに書いてもらいました。彼にこの案をもらってなかったら、このお話は描いていなかった感謝!Thanks! もしよかったら最後まで見ていただけると嬉しいです。 マメヒコとまほうのカバン ①マメヒコはカバンが大好き ②-③カバンはいつでもマ

むてきのかたな

作 SOZO switch p2・3 とらのすけは おさむらいのこ。 ちちうえも そのまたちちうえも そのまたまたちちうえも、 おとのさまの けらいとして おしろで  はたらいて いました。 p4・5 だから もちろん とらのすけも おしろで はたらくのが ゆめなので、 まいにち けんのれんしゅうです。 p6・7 だけど けんじゅつは にがてでした。 「や~い それでも さむらいのこか ?」 「とらのすけは だんごやが おにあいだ」 くやしくて なみだが あふれました

明日からまたがんばる人へ。

明日からまたがんばる日が始まる。 ゴールデンウィークが終わる。 がんばる日が始まるのはほんとは うれしいこと。 辛いことなんかじゃない。 生きている実感を得られる。 大きな自分に成長できる。 悔しい思いも、嬉しい思いもできる。 もし明日、またがんばったら 新しく見える景色があるかもしれない。 あなたは、明日、なんのためにがんばりますか?ゴールデンウィークが終わるから、 しょうがなくがんばる。 それもいいけど せっかくなら 明日がんばって、そしてなにかを得にいこ

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マークの大冒険 「マリエットの伝記」

土屋鞄の絵本コンテストについて#3 -結果発表-

#土屋鞄の絵本コンテスト にご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。 初めてのnoteでのコンテストに内心ドキドキしていたスタッフですが、155件もの力作をご応募いただき嬉しい気持ちでいっぱいです。 グランプリに輝いたのはKashikoiさんの『よるのひみつ(仮)』。独特のタッチが可愛らしい、落ち着いた絵柄が印象的な作品です。 こちらは書籍化に向けて準備しておりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。 どれも甲乙つけがたい中、審査員それぞれの観点から、各作品の

「こゆきちゃん」おんなのこと天使うさぎたち

ぼくのたいよう

やあ、はじめまして。 ぼくのなまえは「ぼくちゃん」。 ぼくだから「ぼくちゃん」。 ぼくがわたしだったら「わたしちゃん」。 ぼくはきみたちとちょっとちがうんだ。 でも目や口、はなはあるし、手と足もあるよ。 どれもすこし小さいけどね。 きみ、ちょっと描いてみて。 うん、、、まあ、こんなかんじ。 ぼくのいつもいるおへやにはベッドがある。 あとはまどがひとつあって おへやにいるのははぼくだけ。 それだけ。 え、さみしいって? そんなことはないよ。 ぼくには「たいよう」がいるん

#土屋鞄の絵本コンテスト お手本作品

ランドセルや革鞄でおなじみの土屋鞄製造所さんが開催している『#土屋鞄の絵本コンテスト』に、お手本を描かせていただきました。「あめがふったらいいのにな」と雨の日を待ちわびる、みーちゃんのお話です。 #土屋鞄の絵本コンテスト のハッシュタグをたどると、すてきな作品が日増しに増えていて、とてもワクワクします。 締め切りはゴールデンウィーク明けの5月6日(月祝)なので、まだまだ時間はありますよ!応募要項はこちらからご覧いただけます。

オリジナル絵本「おとどけもの」

おとどけもの おとどけものです おとどけものです その おとどけものは おとどけものなのに とどきません おとどけものなのに おとどかないのです その おとどけものは よごれません どろみずに おとしても らくがきしても よごれません その おとどけものは こわれません せかいが バキバキに ぶっこわれても トラックに ふんずけられても こわれません なにがあっても その おとどけものは おとどけものの ままなのです きょうを わすれないでください き

ゆきだるまさん、またね。

朝起きたら、ゆきがふっていた。 さっそくベランダにつもったゆきをあつめて、ゆきだるまをつくる。 『ゆきだるまさんだー!』 『はじめまして』 律儀にあいさつする我が子に、嬉しいやら可愛いやら。大きくなったなぁ。 お気に入りのおもちゃを見せたり、さわって冷たいー!って笑ったり。すっかり仲良しだ。 さすがに一緒には寝られないよ! バイバイー!ってして、ベランダの窓を閉める。 全力で手を振るきみ。 おやすみ。またあしたね! 次の日、晴れ。 ゆきだるまにとっては、よくな

絵本『ランドセルオバケ』

「明日から学校行きたくないなぁ」 新しいランドセルをもらったのに、小学一年生の私は憂鬱でした。つい、先週まで通っていた幼稚園。大好きな先生と離れてしまうのは嫌で、オバケにとりつかれているように足取りが重かった。でも、学校に通っているうちにそんな不安は嘘のように消えて、新しい友達がどんどん増えていきました。  最初は空っぽのランドセル、その中には不安というオバケがいっぱい、でも2年生、3年生になると色々な思い出や夢が詰まって段々と重くなっていく・・・このテーマでは、長く大

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土屋鞄の絵本コンテスト作品『ぽっぽさんとすてきなおなべ』

ずっとたいせつにしたいもの

1 あるところに  なかよし ふたり   なにをするにも ちからをあわせ たすけあってきました 2 あるひ  ふたりは いちばへ  でかけることにしました  そこは いつだって みたこともないような  あたらしくて おもしろいものが たくさんあるのです 3 いちばへは いつもきまって このリュックをもっていきました  からのリュックをながめながら  こんどは どんなおもしろいもので   いっぱいになるのだろう と   ふたり

おとうさんのランドセル。

娘が学校に行く時、ものすごく不安そうだった。 たった一人、知らない友達に囲まれての入学だった。 そんな四月の事を、昨日のように思い出していたら・・ ふと、土屋鞄の絵本募集を見つけました。 ラフ画で・・と、書いてあったので、 その通り描いていたら、娘に「色がないと寂しい!!」と、言われて・・ 結局全部塗った母・・(^^; どのお父さんも、お母さんも、子供も、ドキドキしていた4月。 笑顔でいて欲しいな・・と、思ってます。

「自由研究」おんなのこと天使うさぎたち

のらロボ

いつから ボクは ここに すわって いるんだろう。 このどてが ていいちに なってから、20ねんくらいになる。 こどもたちや おとなからは、のらロボと よばれている。 ときどき はなしかけて くれる ひとも いるけれど、 かえす ことばを おもいつかないので、 いつも 『うんうん』と うなずいていた。 あるひ、ひとりの おとこのこが はなしかけてきた。 がっこうで おともだちが できなくて さびしいんだって。 ボクは やっぱり ことばが でてこなくて、 いつもみたいに

おばすけのだいへんしーん!🌟

子どもたちとお絵かきしてるとき、ただわくわくして書いてた「おばすけふれんず」。 おばすけに黄色のお腹をつけたら「ぺんすけ」。 ぺんすけに耳をつけたら「くますけ」。 くますけの耳をもくもくにしたら「きょうすけ」。 おばすけふれんず。みんな仲良く。応援してね🌟

155作品から選ばれた絵本『よるのひみつ』がついに完成

2019年に開催した #土屋鞄の絵本コンテスト で、155件の応募作から見事大賞に輝いたおおたわたるさんの「よるのひみつ」。 note株式会社代表の加藤さん・ディレクターの三原さんによる編集のご協力の下、おおたさんと絵本を完成させ、この度土屋鞄のWEBサイト・実店舗にて販売を開始いたしました。 よるになると聞こえる音が怖いモモは、相棒のココと正体を突き止める冒険に出ました。そこに待っていたのは……?  本のテーマは、苦手なものに立ち向かう勇気や、友だちと協力する大切さ。

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土屋鞄の絵本コンテスト

土屋鞄製造所 × note「#土屋鞄の絵本コンテスト」結果発表。グランプリ受賞作品は書籍化を進めます!

メディアプラットフォームnoteと土屋鞄製造所は「長く大切にしたいもの」をテーマにした絵本の投稿コンテストを開催しました。コンテスト期間中に155作品の応募があり、審査員による選考で受賞作品が決定いたしました。 本コンテストの審査員は、キャラクターアーティスト tarout (タロアウト)氏、絵本ナビ代表 金柿秀幸氏、土屋鞄製造所 箱田果歩氏、ピースオブケイク代表 加藤貞顕が務めています。 グランプリ作品は書籍化を進め、そのほか入賞者の方には賞金の贈呈、土屋鞄製造所のSN

ニイナのジョウロ

【絵本】 植物の秘密

植物の秘密 作:石川 葉 デザイン:roverdover のばした枝は 君を時々休ませてあげるためさ どうか僕のためにさえずっておくれよ 綺麗にきれいに花咲かせたのは 君に喜んでもらいたいためさ 甘い匂いに誘われた虫たちはきみのごちそうに していいんだよ 緑の葉は 君を太陽の光からさえぎるためさ ここでしばらく眠るといいよ 僕も一緒にまどろむ やがていろづいた葉っぱと 花の後にふくらんだこの果実は もちろん君だけのものさ そうさ いいんだよ、君はやがて僕の のばした

絵本「ゾウさんコロコロ」

ゾウさんが坂道をコロコロと転がるお話です。 小さな子が、喜びますようにとお話を作りました。 タイトル「ゾウさんコロコロ」 まずは一頭転がってきます。 次に二頭、転がってきます。 次に三頭。 4頭のゾウさんがコロコロ。 大きな一頭のゾウさんがゴロゴロ。 大きな二頭がゴロゴロ。 普通の二頭と、大きな一頭で、コロコロ、ゴロゴロ。 小さなゾウさんも小さくコロコロ。 小さなゾウさんがたくさんコロコロコロコロコロコロって転がります。

わたしのおねえちゃん

うちの長女は、ある時期、よくこう言いました。 わたしのおねえちゃん「わたしのおねえちゃんはね、あおいろがすきだって」 「おねえちゃんもね、みんなといっしょに、こうえんいくっていってたよ」 「きょうもね、おねえちゃんがね、うさぎのおせわしたんだよ」 「ふふふ。わたしのおねえちゃんがね。きょうね。」で始まる話に毎日まいにち花が咲く。昨日も今日も、朝も夜も、娘の話にはおねえちゃんが出てくる。そう、それは長女が5歳ぐらいだったときのこと。私の産んだ長女のこと。そうよ、長女なの、長

絵本「シロネコのしたてやさん」

シロネコの仕立て屋さんのお話です。 色々なお客様が来ます。 ある、はれた日シロネコのしたてやさんにおひさまからちゅうもんがはいりました。 「どうか、わたしのひかりではるのはなをしたててくださいな」 そのよる、おつきさまからちゅうもんがはいりました。 「どうかわたしのつきのひかりで、ちょうちょをしたててくださいな」 さっそく、シロネコのしたてやさんはしたてていきます。 ミシンをチタタタタタ。 どんどんしたてていき、あ!まどからチョウチョがとんでいきました。 モッコ

絵本「ビニールがさのぼうけん」

ぼくは、ビニールがさ。ぼくは、ある女の人に買われた。でも電車の中に置いてかれちゃった。 それから、ぼうけんがはじまったんだ。 電車の中に置いてかれたぼくを、拾ったのはおじいさん。「これは助かった」おじいさんは、右手で傘を持ちながら、左手でぼくを杖にした。 ぼくは杖じゃないけど、おじいさんの役に立ててうれしかった。 おじいさんはコンビニへ行くと、入口の傘立てにぼくを置いた。しばらくして、ぼくを取ったのは、高校生くらいの、おにいさんとおねえさん。 2人は、1つの傘の

絵本 : 『 思い出 』

noteに登録し、さて何を発信しようか考えていたのですが、 妻にこんな企画あるよと「♯土屋鞄の絵本コンテスト」について 話したところ、「楽しそう!」とのってきてくれたので 初投稿は絵本になりました。 「長く大切にしたいもの」について真剣に向き合って考えた時、 私の中で出てきた答えは『思い出』でした。 タイトル:『思い出』                                おしまい 『思い出』。少しかたい言葉で言うと「記憶」。 「記憶」のなかで生き

ちっちゃなともだち(赤ちゃん版)

※この絵本は『ちっちゃなともだち』の赤ちゃん版です。併せてそちらもお読みください。 ちっちゃなともだち|M-NO|note ふわふわ ふかふか わんわん? わんわん! ★犬のぬいぐるみの絵 ふかふか かみかみ ぽかぽか ぎゅっぎゅっ ★赤ちゃん視点で見たぬいぐるみの後頭部の絵 かみかみ ぎゅーっ ぷちっ ぽとっ ★ぬいぐるみの耳が引っ張られ過ぎて切れている絵 あーんあーん! わんわん! わんわん! ★横倒しのぬいぐるみと、取れたぬいぐるみの耳の絵 すいすい すいすい

ずっと、キミの背中で

友だち、ホントにできるかな? 不安だった、あの春も 友達できて喜んでたね あの日の笑顔、忘れないよ ずっと、キミを見ていたよ キミの背中で見ていたよ ・・・ 横断歩道を渡るとき 黄色になったら渡らない! キミは、しっかり守ったね まじめに、しっかり守ったね ずっと、キミを見ていたよ キミの背中で見ていたよ ・・・ 転校生の陳くんが 友だち、できずにいた時に キミは、やさしくしていたね 消しゴム、かしてあげてたね ずっと、キミを見ていたよ キミの

マダム・シャボンとふしぎなお客さん

しゃらりん、しゃん。ふうりんがなる。ここはマダム・シャボンのアンティークショップ。古着、古本、古時計。新品のものはひとつもない。わたしたちが生まれる何年も前に作られたものが、人の手を渡ってたどりつく。それがシャボンさんのお店だ。 そのシャボンさんはというと、さっきからあっちやこっちを開けたり閉めたり。「いったいなにを探しているんだい?」と、修理やのサワさんが聞いても「”あれ”よ。”あれ”がないと、仕事に集中できないの。」と言うだけで教えてくれない。 サワさんが帰ったあとも

「ロボットの惑星」

● そこは、ロボットがたくさん暮らしている小さい惑星です。 ロボットたちは毎日、何かを作ったりして、忙しくも楽しく暮らしています。 そんなロボットがたくさん居る惑星に、たったひとりだけ人間がいるのでありました。 その人間は博士で、髪はすっかり白色になってしまったおじいさんです。 いつもロボットたちの体を点検してあげています。 ギシギシいうようならオイルを差し、壊れた部分があると工具で修理をしたりします。 博士はロボットたちから大変好かれ、今ではすっかり惑星にとって無くて