土屋鞄のランドセル

心豊かに、6年間とその先へ。 こどもたちとご家族の日々に寄り添い続けられるよう、職人の…

土屋鞄のランドセル

心豊かに、6年間とその先へ。 こどもたちとご家族の日々に寄り添い続けられるよう、職人の手で一つひとつ丁寧に仕立てたランドセルをお届けしています / since 1965 https://tsuchiya.bz/2UEcQ9O

マガジン

  • 童具店のゆき子さん

    土屋鞄スタッフの体験を元にしたエピソードマンガ

  • おうちでアトリエ

    家族で楽しめるものづくりのご紹介

  • 今日も子ばなし

    3姉妹の母であるスタッフCが綴る、日々のエッセイ。

  • 家族とわたし

    月替わりのゲストによる、「家族との思い出」をテーマにしたエッセイ

  • 土屋鞄にまつわる記事

    絵本コンテストや、ランドセル選びの密着記事、初代の#おうちでアトリエなど。「かぞく日和from土屋鞄」が始まる前の記事をご紹介しています。

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WEBマガジン「かぞく日和」を始めます

本日11月15日が何の日かご存知でしょうか。 実は、11月の第3日曜日は「家族の日」として制定されているそうです。 みなさんにとって「家族」とはどんな存在でしょう。 私たち土屋鞄は、1965年の創業以来、ランドセルをつくる中でたくさんのご家族に出会ってきました。 その中に生まれる愛情に触れ、気がつけば「こどもの頃に受け取った愛情は、ずっと心の糧になるのではないか」と考えるようになっていました。 辛いこと、苦しいことに立ち向かわなければいけない局面で、変わらずに自分を支え

    • 【童具店のゆき子さん】#9 「ひいおばあちゃんの夢」

      今日は、お店の中のお話しではありませんが、お客様から教えていただいた、心が温まるエピソードをご紹介します。 成長した証を背負う姿はひいおばあさまの心にとても響いたのではないでしょうか。 「ランドセル」という鞄には愛情がたくさん詰まっていることを、改めて感じるエピソードでした。 投稿エピソード 主人のおばあちゃんにとって初ひ孫である息子が生まれた時から、ひいおばあちゃんの口癖は息子のランドセルは見ないと!ランドセルと机は私が買うからね!〇〇(地元)にもランドセル作って

      • 【童具店のゆき子さん】#8 「好きな色と、似合う色」

        今日は、女の子とお母さまがご来店。 女の子はどうやら、心に決めてきた色があるようです。 実際に背負いくらべて、自分に似合う色のランドセルをしっかり決めていらっしゃいました。 「わたしには紫よりピンクが似合うみたい」という、ちょっぴり大人びたコメントがとても素敵なお客さまでした。 投稿エピソード 4月から2年生になる娘の話です。ランドセルを選ぶ前から娘は「紫がいいー!!」とずっと言っていました。母である私はあまり乗り気ではありませんでしたが、娘が使うものですし、デザ

        • 【童具店のゆき子さん】#7 「どこから見ても」

          今回は、読者の方からご応募いただいた、ランドセル選びのエピソードをお届けします。 ペンネーム ぷーぷー様に教えていただいた、息子さんのとってもかわいいランドセル選びの思い出です。 色んな角度からしっかり確認してもらって、選ばれたランドセルもきっと幸せですね! ぷーぷー様、素敵なエピソードをありがとうございました。 投稿エピソード ランドセル姿に憧れがあった息子、これだと決めたランドセルをお店の中の鏡で何度も何度も確認しました。 中でも土屋さんのランドセルの側面部分

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        記事

          【童具店のゆき子さん】#6 「小学校、楽しみ?」

          今日は、おばあさまとお孫さまの、会話がとても印象的だったお話です。 ご家族で、はじめてのランドセル選び。おばあさまが、孫の女の子の気持ちにしっかり耳を傾けている様子が素敵なお二人でした。 ランドセルが決まって、お会計をしている間のこと。 お二人の会話が聞こえてきました。 「なみちゃんなら大丈夫よ!」という優しく、力強い言葉。 きっと、おばあさまの言葉も一緒に、ランドセル選びの思い出になりますね。 わたしたちスタッフも、こんなすてきな思い出になるようなご案内がし

          【童具店のゆき子さん】#6 「小学校、楽しみ?」

          【童具店のゆき子さん】#5 「嬉しい報告」

          今日は、別のスタッフがご案内していた、男の子とそのご家族のお話です。 たくさん悩んで決めたんだね! やりきった感のあるスッキリした表情で、私にも報告しに来てくれました。 ばんざ~い!!! 背負う日が楽しみだね! 今日も嬉しい瞬間に立ち会うことができました。 明日はどんな出会いが待っているかな。 作者:ヒビユウ イラストレーター。3歳差の兄妹の母。三重県在住。著書「ヒビ家のムスコとムスメ1・2巻」河出書房新社。 Instagram @hibi_yuu この連載で

          【童具店のゆき子さん】#5 「嬉しい報告」

          一年生、という時間 【今日も子ばなし】#9

          まもなく進級の季節がやってきます。 小学校、中学校、高校で一年生だった娘たちは 揃って二年生に。 色々なことがあった1年間でしたが やっぱり「一年生」という時間は特別だったなぁと思い返しています。 ひと目でわかる鮮やかな黄色のランドセルカバーに 姉たちの真新しく、どこか大きいような制服 それぞれから、一年生感があふれていました。 下駄箱や教室の場所から、毎日の持ち物 新しいお友達の名前まで 親子それぞれに覚えること、覚えたいことがたくさんあって 常に頭がいっぱい。 (

          一年生、という時間 【今日も子ばなし】#9

          あかりをつけて【家族とわたし】#5 瀧波わか

          くらいへや 2020年初春。光差す季節、であるはずの時期。 世界中で猛威をふるう新型ウイルスの影響が、我が家にも訪れていた。 外出自粛に保育園の長期休園。 それに伴う、完全リモートワークと自宅保育の両立に、頭を悩ませていた。 娘は、3歳。 会話で意思疎通はできても、大人のように1人で長い時間を過ごすことは難しい。 自宅で親と過ごしせることが嬉しいのか、いつも以上に「ねぇねぇ、ママみて」「ママこっちきて!」の要求は強かったように思う。 人命がかかっているのだから、外出自

          あかりをつけて【家族とわたし】#5 瀧波わか

          【おうちでアトリエ】#4 リメイク石鹸

          「おうちでアトリエ」では、家族で楽しめるものづくりを紹介していきます。一緒に手を動かした時間や、出来上がったものを使ったり飾ったりする時間。そんな体験が家族の温かい思い出の1ページになりますように。 *** 暖かい日が増え、春の足音が聞こえてくるようになりました。ぽかぽかの陽気に誘われて外へ出た後は、おうちに帰ってきちんと手洗い。そんなとき、手を洗うのが楽しくなるような石鹸をつくってみませんか? <材料> 固形石鹸・食紅・水 <道具> おろし器・シリコン型・抜き型・ビニ

          【おうちでアトリエ】#4 リメイク石鹸

          膨らむつぼみ 【今日も子ばなし#8】

          三寒四温、とは言い得てるなぁと そう実感する日々を過ごしています。 あたたかな日が続くと、 あれ、もう春が来るのかな とソワソワし まだ冬を存分に満喫できていない気がする なんとなく準備ができていない気もする と冬にも未練を感じ。 そんな中、この時季の密かな楽しみのひとつが 「春に向かって、膨らんでいく蕾や新芽を発見すること」。 華やかに開く花も大好きだけれど その前の、力を蓄えて徐々に大きくなっていくその様子をみると 今年も、春が来るなぁーとしみじみと感じるのです

          膨らむつぼみ 【今日も子ばなし#8】

          【童具店のゆき子さん】#4 「お気に入りだから」

          今日やってきたのは、男の子とご両親。 気になっているランドセルがあるようだったので、声をおかけしました。 なぜか反対側にランドセルを背負った男の子。 理由をたずねてみると、素敵な答えに心があたたかくなりました。 好きなものをずっと眺めていたい、そんな気持ちでしょうか。 ランドセルも男の子のことを、毎日背中から見守ってくれることと思います。(その頃には背中に背負ってくれるかな?) 今日も素敵な出会いに立ち会えて幸せでした。 明日はどんな出会いが待っているかな。

          【童具店のゆき子さん】#4 「お気に入りだから」

          【今日も子ばなし】#7 そっと見守る

          お弁当作りでバタバタと動く朝 たっぷり詰めた水筒を足に落とすという惨事に見舞われました。 それはそれは、もう 目から星が出る って 本当にあるんだと思わされる痛さでした。 声すら出ずに悶絶していると 三女が心配そうに近づいてきて、 何も言わずそっと私の背中に手を添えました。 痛みで気が遠くなりそうなその時間 ずっと、隣にそっと。 ふと、自分を省みれば 「大丈夫大丈夫!」という無責任な励ましや 「あーあ…」と本人が一番思っていること。 「なんで落としたの」というどうし

          【今日も子ばなし】#7 そっと見守る

          あのとき言えなかった「ありがとう」のゆくえ【家族とわたし】#4 大平一枝

          苦手だった母の小言  幼い頃から母が少し苦手だった。感情的な性格が、似すぎているからだろう。長野で今も元気に父と暮らしているが、帰省すると三日目くらいには小さな口喧嘩が勃発してしまう。いい年をした大人なのに、我ながら情けないことである。  母は小言が多く、長い。たとえば朝食で味噌汁椀を持つ手が滑り、こぼしてしまうと、食事を終えるまで小言が続く。その後、何かをこぼすと「あのときもそうだったけど」と始まる。  自分が親になったら、絶対に注意は短く切り上げようと心に誓った。また

          あのとき言えなかった「ありがとう」のゆくえ【家族とわたし】#4 大平一枝

          【おうちでアトリエ】#3 メッセージカード

          「おうちでアトリエ」では、家族で楽しめるものづくりを紹介していきます。一緒に手を動かした時間や、出来上がったものを使ったり飾ったりする時間。そんな体験が家族の温かい思い出の1ページになりますように。 *** カラフルなお菓子の包みが店頭に並んで、町中すっかりバレンタインデー一色になってきました。3回目となる今回は、スポンジペイントを使った2種類のメッセージカードをご紹介します。贈る相手を思いながら、工夫を凝らしたメッセージカードをつくってみてはいかがでしょうか? ●スポ

          【おうちでアトリエ】#3 メッセージカード

          【今日も子ばなし】 #6 煮込む

          寒い寒い冬の日の食卓。 思いつくのは「煮る」料理ばかりです。 鍋、カレー、シチュー…(列挙するほどレパートリーもありませんが) お鍋でぐつぐつとすると、部屋中に蒸気が行き渡り、すでにそれだけで体によいような気がする。 (そういえば、おばあちゃんちのストーブの上にはいつもヤカンがあり シュウシュウと音を立てていた。あったかい飲み物もすぐ飲めるし、火の暖かさは格別だったな) ひたすらに野菜を刻み ひたすらに煮るという行為は、しばし頭を空っぽにできるような気がして 実は、誰

          【今日も子ばなし】 #6 煮込む

          【童具店のゆき子さん】#3 「えらぶのは、わたし。」

          今日やってきたのは、女の子と、小学5年生くらいのお姉さんとお母さん。 ランドセルの色を3人で相談しているようです。 お母さんもお姉さんも、女の子の一言にハッとされた様子。 わたしも小さな女の子の真剣なまなざしに胸を打たれ、少しでもお手伝いできればと、赤色のベーシックなカラーならではの魅力をお伝えしました。 その後は、いくつかある赤色のランドセルの中から、3人であれこれ楽しそうに選ばれていました。 自分でしっかり選んだ相棒と過ごす日々、きっと特別なものになりますね。

          【童具店のゆき子さん】#3 「えらぶのは、わたし。」