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絵本 『まっくらよるの ほしづくり』

♪まっくらおそら まっくらら 
  よるのひかりを つくるには……?


たくさんの よるを こえてゆく こどもたちと、
たくさんの よるを こえてきた おとなたちに!

タイトル 『まっくらよるの ほしづくり』
え しょこら・ぺす / ぶん スミノモニカ  

■ 長く大切にしたいもの……

この絵本に「長く大切にしたいもの」としてこめるのは、

「想像力・創造力」です。

幼いころの、モノづくりから得られる、特別な体験……
素材が魔法のように形を変えてゆく面白さ。
失敗したときの悲しさ。
家族のくすぐったい応援。
完成したときの、とびきりほこらしくなる気持ち。

そうして生まれた ”ぶかっこうな、あのときのお気に入り” は、
形を消しても「想像力・創造力」として、ずっと人生に息づいてゆくはずです。

これから、たくさんのことを経験していく、こどもたち。
そして、たくさんのことを経験してきた、大人たちにも。

もし、世界がまっくらに見えることがあっても。

でも、それでも。

あなたには「想像力・創造力」がある。

だから
あなたは、光を作ることができる。

そんなメッセージを届けたくて、お話のなかにクルンとつつみました。

(スミノモニカ)

絵 しょこら・ぺす(イラストレーター / 絵本作家)
今夜わが子と夜空を眺めてみようかな。
アクリル絵の具で「ほんわか」「きゅん」なイラスト、挿絵、絵本を描いてくらしている。本作では挿絵を担当。
Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/chocolat_pesu/
文 スミノモニカ(絵本作家)
月や星をみていると、なんだかおいしい味がしそうで、食べてみたくなる。
こども時代からファンタジーと冒険物語を作り続けている。
本作では、構成とテキストを担当。
Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/suminomonica/

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