美容師を長年していて、立ち仕事がそろそろキツくなってきた。将来のために何か在宅ワークを始めたくて選んだ「ライター」という職業。
はたして全くの初心者がものになるのか?リアルな成長…
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2020年12月の記事一覧
砂の城を築くのをやめた
折に触れて
自分の過去を振り返る記事を
書いているが、
いつ思い返しても、
「人様に見せるための努力」を
重ねてきたとしか思えない。
もちろん、
時には崇高な思いで、
自分の才能を世の中の役に立てたいと
本気で思うこともあった。
その思い自体は今も変わらず根底にある。
だからこそ続けてこられた仕事だとも思っている。
でも、
やはりそれ以上に
認められたいとか、
カッコ
やりたい事を仕事にする、の罠
やりたい事を仕事にすると、
好きでやっていた時のように、
純粋に楽しめなくなる。
仕事にすることによって、
様々な制約が設けられ、
思い通りにならないことも必ず出てくるからだ。
例えば、
髪を触るのが好きで、
自分の髪をアレンジしたり
友達の髪を切ってあげたりしている人がいるとする。
ところが美容師として仕事でやるとなると、
自分が生理的に無理な人や、
やたら難癖をつけてく
美容師であることの意味を見失っていた時期
見た目の美しさに何の意味があるのかと、
自分のやっている事を疑問に思う時期もあった。
人間、肝心なのは中身だろうっ、と。
その時は、
ヘアカラーの色を何色にするか、
前髪をどうするか
細かいことにこだわるのに
どうしても身が入らなかった。
仕事を変えて美容師を離れたこともある。
しかし何故か、
どの仕事もしっくりこず、
半ば仕方ないといった気持ちで
美容師に戻ってきた。