Connie

コロナ影響でライターを始めた、繊細めの美容師です。 こちらのブログは主に自分のアウトプ…

Connie

コロナ影響でライターを始めた、繊細めの美容師です。 こちらのブログは主に自分のアウトプットの練習のために書いています。 至極自分勝手な動機で始めましたが、なにかお役に立てれば幸いです。 気が向いたら覗いてみてください。

マガジン

  • ずぶの素人が未経験から月100万稼ぐプロライターになる奮闘記

    美容師を長年していて、立ち仕事がそろそろキツくなってきた。将来のために何か在宅ワークを始めたくて選んだ「ライター」という職業。 はたして全くの初心者がものになるのか?リアルな成長日記。

  • ショートショート作品集

最近の記事

自分の持ち味

私の持ち味は、 この、 ジメッとした感情ではないかと思う。 けして、 ヒーローのような存在が持ち合わせている要素とは違い、 もっと卑屈で、ひ弱なもの。 でもだからこそ、こうして粘着質に文章に依存できるのだ。

    • 自分の人生に起きてほしかったドラマ

      私は早くに結婚したかった。 若いお母さんに憧れていた。 小学校1年の時、友達のちえちゃんのお母さんはまだ20代だった。 うらやましかった。 ふつうに結婚して、ふつうに子供を育てて、ふつうの家庭を築く。 でも、そのどれも手に入らなかった。 どうやら私には向いていないらしい。 ふつうの人がふつうにできることを、なぜ自分はふつうにできないのか。 悩んで苦しい時期もあった。 でも、自分が憧れる対象は、自分が持ってないものを持っているからまぶしく見えるのだ。 本来ならば、自分と

      • 脱毛症のマスカラ

        noteにどこまで書いたか分からないが、 私は脱毛症で、髪がない。 2年前くらいに、何の前触れもなく髪が抜け始めたのだ。 髪だけじゃない。 全身のあらゆる毛が抜ける。 まつ毛ももちろん抜ける。 マスカラを塗ると、マスカラブラシにいっぱい「抜けまつ毛」が付く。 毎朝、鏡の前に立ってマスカラを塗ると、物理的に引っ張る力でまた抜ける。 これではボリュームを出しているのか削っているのか分からない。 人生が自分に何を投げてよこすかは、 分からない。 まつ毛まみれになったマスカラ

        • 副業で月7万円達成

          ライター歴4年目にして、 目標だった月5万の壁をやっと達成した。 ここまで来るのに3年以上掛かるとは…… 巷では、3ケ月で月収30万とかいう猛者もいるらしいけど、 へなちょこマインドの私と彼らでは、根本的に人種が違うのです。 途中で投げ出したり、やっぱり向いてないかもと思ったり。 同じところをうろちょろうろちょろしてしまう弱い人間なのです。 そんな私を支えたのは、 マーク・ザッカーバーグ氏の「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉。 1ミリのことにこだわっていく

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        • ずぶの素人が未経験から月100万稼ぐプロライターになる奮闘記
          600本
        • ショートショート作品集
          5本

        記事

          夜中のカフェが私の生息地だったのに

          もの思いにふけるのが趣味の私は、 仕事帰りにカフェに寄って、 ダラダラするのが好きだった。 いや、好きというよりは、 必要だった。 家でもない、職場でもない場所。 他の人にとって誰でもない私。 そういう、 輪郭のないボンヤリした場所で、 凝り固まった「自分」という概念を リセットする時間が、 必要だったのだ。 今はコロナでどこも時短営業。 生息地ともいえる場所がなくなり、 うまく息継ぎができないような感覚だ。 ボンヤリするときに浮かんでくるアイデ

          夜中のカフェが私の生息地だったのに

          「いま、しあわせじゃない…」母の言葉が胸に刺さる

          オミクロン株感染の再拡大を受けて、 母が入所している介護施設へ 面会に行けなくなった。 それならせめてもと 電話をかかると、 電話口の母の声に元気がない。 「話し相手がいない」 とのこと。 しばらく母の言い分を聞き、 「おかあちゃん、しあわせ?」 と尋ねると、 「しあわせじゃない…」 と泣き声に変わった。 今お世話になっているのは、 グループホームという、 認知症の人だけが入れる介護施設。 母の認知症はまだ軽度なので、 発言にあやしいところは

          「いま、しあわせじゃない…」母の言葉が胸に刺さる

          老いはなにも、今始まったことじゃない

          老いは、 年寄りになっていきなり始まるわけじゃない。 少しずつ、 でも確実に、 ずっと前から 始まるのだ。 徐々に、徐々に。 ただ、 何かの節目に、 どっとその変化に直面するのだ。 それは、 自分自身のことだったり、 母のことだったり。 身体的な変化は緩やかに 進むのに、 寂しさは急に襲う。

          老いはなにも、今始まったことじゃない

          武器がなくなったとき、本当の強さが必要になる

          「気力と体力」。 人間にとってこれらは、 戦ううえで必要な二大武器といえる。 加えて美貌や才能といったものも オプションで存在するが、 やはり基本は先ほど挙げた 二つだろう。 さて、 当たり前の話だが、 人間は歳をとる。 それに伴って、 二大武器が少しずつ 削り取られていく。 若い頃は、 やる気に満ち、 それを支える体力もある。 しかし、 いつまでも続くわけではない。 中高年になれば 否応なしに 衰えを感じる。 人生、 ここからが本

          武器がなくなったとき、本当の強さが必要になる

          兄姉を相手にしないといけないのが最大のストレス

          兄妹間に流れる空気感というのは、 自分ではなかなか客観視できない。 なかなか客観視できないが、 それでもなんとか 鳥の目になってみると、 うちの場合は、 「問題を放置する空気感」 だと思う。 そこに問題があるのに、 関わりを避けたいがために、 放置する。 自分からは 発信しない。 コミュニケーションがない。 そういう私も、 できれば兄妹とは関わりたくないが、 親の介護の件となると そうもいかない。 問題には放置できるものと 放置できないも

          兄姉を相手にしないといけないのが最大のストレス

          子供の頃すでに自分の本質を理解していた

          40代の今になってふと思い返すと、 私は子供の頃から 直感的に 自分の本質を理解していたような気がする。 自分に備わった才能、 心の脆弱な部分、 それに相反するかのような思い切りの良さ。 自分の中の野獣が悪さをしないようにと 人一倍の臆病さを授けられたのだと思っていた。 やがて大人になると、 弱さを克服すべく、 強く見せる表現を身に付けた。 しかし 本質の弱さが透けて見えて、 ひどく滑稽なことに 自分では気づかずにいた。 それからさらに時間が過

          子供の頃すでに自分の本質を理解していた

          髪がなくなった今、 自分の事を「以前よりも美しい」と 思える。

          こういう体質に生まれた運命も、 もはや受け止めるしかないのである。 10月頭に小指の先ほどの円形脱毛を見つけてから 約3か月。 とうとう髪はきれいになくなった。 正確に言うと、 7~8割抜けて落ち武者のようになっているのが 嫌だったのと、 毎日抜け毛の掃除をするのが面倒だったため、 バリカンで残っていた髪を剃ったのだ。 先日受診した皮膚科では、 ひょっとしたら甲状腺の病気が隠れているかもしれない とのことで、 後日大学病院にて 精密検査を受ける段取

          髪がなくなった今、 自分の事を「以前よりも美しい」と 思える。

          自分は出来事の被害者だと思っていたけど、実は引き起こし手だった

          生きているといろんなことがある。 自分の望まないことが起こると、 ああ、自分はイヤな出来事を被った、 とすぐに思ってしまう。 でもすべては自分の責任なのだ。 自分のマインドだったり、 そこから派生して外側へ現れる言動だったりが 今の状況を作っている。 人間は不平等で、 先天的に与えられた「体」と、 後天的に与えられた「環境」の 掛け算でできている。 大事なのは、 変えられるものと、 変えられないものを冷静に見分けて、 変えられるものだけをなんとか

          自分は出来事の被害者だと思っていたけど、実は引き起こし手だった

          大失敗した経験は大満足を生む

          満足を生むのは、 成功した経験だけとは限らない。 失敗した経験も、成功した体験と同じくらいか、 もしくはそれ以上に満足をもたらしてくれる。 何かに全身全霊で取り組んでも、 大失敗して派手に転ぶことがある。 人生最悪の瞬間。 恥をかいて、 惨めな思いをして、 気力を根こそぎ吸い取られる。 辛うじて繋いでいた自信も、 粉々に砕け散る。 灰色の日々が待ち受けている…。 しかし、 そこから10年、20年経った時、 その、 大失敗した経験は、 何よりも

          大失敗した経験は大満足を生む

          薬事法管理者の資格をついに取得した!

          今年の1月から始めたeラーニングの講座。 始めた当初は2か月もあればちょろいもんだと 高を括っていたが、 いざやってみると、 なんのなんの。 思った以上に手こずり、 結局12月までかかった。 講座の有効期限は1年間。 あと少しで無効になるか、 延長料金を支払う羽目になるところだった。 逆に言えば、 締め切りがあったからこそ 最後の追い込みができた。 人間、 ある程度の拘束がないと がんばれないのかもしれない。 ともかく、 今までの努力が形にな

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          イギリス一周一人旅をしていた時に不良グループに絡まれた話

          23歳のとき、 イギリスを一人旅で一周した。 旅の途中、 治安の悪い町で電車を待っていたら 地元の不良グループに囲まれて、 金を出せと絡まれた。 しかし、 当時の私は本当にお金がなかった。 リュックの背中に面している部分にファスナーが付いていて、 そこのポケットにありったけの現金を忍ばせていたが、 これを失えば 遠い異国で完全に路頭に迷うことになる。 そのことを考えると、 目の前にいる質の悪い不良たちに 脅されたところで、 何ともなかった。 こ

          イギリス一周一人旅をしていた時に不良グループに絡まれた話

          なんでも深刻に考え込む性格を活かす

          なんでも深刻に考え込む。 「真面目だ」とからかわれたり煙たがられたりする。 この性格を克服して 気にしないように、 "いい具合にいい加減” を目指してきたが、 やっぱり本質は変えられない。 動かないものを必死になって動かそうとしていた。 自分というものは 動かない。 自分は変えられるというが、 やはり根本的には変えられないと思う。 子どものころを思い出しても、 やっぱり自分は自分だな、 と思う出来事ばかりだし、 他の人を見てみても、 昔からちっ

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