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武器がなくなったとき、本当の強さが必要になる

「気力と体力」。

人間にとってこれらは、

戦ううえで必要な二大武器といえる。


加えて美貌や才能といったものも

オプションで存在するが、

やはり基本は先ほど挙げた

二つだろう。



さて、

当たり前の話だが、

人間は歳をとる。


それに伴って、

二大武器が少しずつ

削り取られていく。


若い頃は、

やる気に満ち、

それを支える体力もある。


しかし、

いつまでも続くわけではない。


中高年になれば

否応なしに

衰えを感じる。


人生、

ここからが本領を発揮するときなのかもしれない。


勢いに任せ、

見た目の良さに頼って、

なにかを突破してきたときとは、

同じ戦い方はもうできない。


考え得る武器を全部下ろして、

丸腰になったときに、

自分という人間の

素の姿が現れる。


そして、

素の自分というのは

こんなにも弱いのか、

と直面する。


弱さに気づいたところで

打ちのめされていても、

残りの人生をなんとか生きなければならない。


そこで人生に向き合うのが、

本当の強さなのではないかと思う。





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