あれこれ手を出さず、一冊をボロボロになるまで読み込む

何かのスキルや知識を身に付けたいとき、

私がやる方法は決まっている。

ロングセラーで、

珠玉の一冊と呼ばれている指南書が、

どの業界にも存在するはずだ。

たいていそれは、

ずっと昔に発売されて、

今なおロングセラーを叩き出しているものだ。

時代が変わって価値観に大きな違いが生まれても、

根本的な人間心理が大きく変わることはない。

私はその一冊だけを買い、

それこそボロボロになるまで読み込む。

背表紙が浮いてきて、

ページが束になって剥がれたものを

瞬間接着剤で引っ付けて使い続けるのだ。

それを根幹の知識として、

おまけで

今流行りのサイトなどで

プチ情報を集めたり、

人気講師のセミナーに参加したりする。

これが一番コスパがよく、

効果も上がる。

私にとっては黄金の

スキル習得術だ。

例えばこのやり方で、

英会話レベルは

普通に日常英会話ができるくらい、

具体的には

IELTSという英語のテストで、

スピーキングのスコアが５．５くらい、

になった。

もちろん、その道の世界有数の博学者になれるわけではない。

でもそこそこ形になって、

周りに、「これ、できます」

と言えるレベルにはなる。