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ハイキング|初めての道を繋いで歩く六甲山

六甲山上で芸術鑑賞した翌週
アートメインだった前週と違い
歩きメインで山上を目指を目指した🙌

モーニングと本格的登り前散策
六甲山上アート鑑賞については
こちらで書いてるのでよければ

今回は同じ日のハイキングパート🌱
山上アートエリアを経由することと
極力初めてルートを歩くことを目標に
六甲山を歩いてみた内容を書いてみます

六甲山という山

六甲山ろっこうさんは兵庫県南東部、神戸市街地の西から北にかけて位置する山塊。一般に六甲山というと六甲山系全域を指し、その中でも一番高い山頂が六甲山最高峰と称される。

Wikipediaより

関西の方ならほぼ知ってる山
公共交通機関でのアクセスも良く
ルートも無数にあるので
ゆるゆる系から、ハード系まで
いろんな歩き方ができる山でもある

他エリアの似たような山として
東京やと高尾山、愛知やと猿投山
大阪やと金剛山…そんなイメージ

個人的感覚です
YAMAPの六甲山マップ

赤線がYAMAPで表示される道
緑△が最高峰、黄線が全山縦走路

六甲山は過去数えきれないほど登り
様々なルートを歩いてきたけど
つい安心な慣れた道を歩いてしまう😓

今回は初めての道を繋ぎ冒険気分で
六甲山を歩いてみました🙌

出発前のモーニングから散策
登山口付近の遺跡までの詳細は
🔗散策記事で書いてるので割愛します

芦屋川駅から風吹岩へ

ロックガーデン、最高峰経由で
有馬温泉に下山するという
メジャーな六甲横断ルートの
出発地でもある阪急芦屋川駅

2010年、初めての六甲山も
この駅から有馬温泉へでした🙄

めっちゃしんどかった記憶💦

メジャールートは景色良く
道も整備され安心感あるが
休みの日は混雑しがち…

今回は同じ芦屋川駅から歩ける
会下山遺跡から登り始めました

芦屋にこんな遺跡あったとは…
この存在は登山口で知りました🤣

遺跡は登山口から400mほど
標高200m付近まで尾根伝いに
連なるように遺ってました

遺跡過ぎてから急登が続き
ようやく一息つける道になる

大きな岩の手前で
南側からいく魚屋道が分岐する

魚屋道ととやみちとは六甲越えの古道で
深江から最高峰経由で有馬へ
海で獲れた魚介類を運んでいた道

一部はメジャールートなので
もちろん名前は知ってたけど
難路となってる分岐の先はまだなので
次回は魚屋道だけを歩いてみます♪

カエル岩

ただの巨岩かと思ったら…
説明なくても明らかな形😆

左は麓へ、行先は直進

風吹岩までの道は
多くの登山道が分岐しました
現地には標識があるものの
地名が多く書かれてるので
地図も併用して行先を定めた🤗

明確な標識がなく
左のピンクテープ気になるが
木に括られた矢印に従い右へ

道惑わせエリアを抜けると
大きな岩が多くなってくる

見晴らし良さそうな岩に登ると
不気味で幻想的な雲が見えた😓

この日は冬型の気圧配置で
大気が不安定で北西の風が強い
遮るものない場所は極寒でした🥶

気温:7.0℃|湿度:67%
風速:9.0m/s(西北西)
体感温度:-6.7℃

11/18 AM9:00 神戸市(気象庁データ)

岩エリアの先にあるのが風吹岩
芦屋川駅からのメジャールートと
合流するため登山者が増える
(ここまで誰とも会わなかった🤣)

西側(ガーデンテラス方面)
南側(市街地方面)

標高437mで眺望も良いため
ここで折り返しても満足する🌱

黒五谷と住吉道

風吹岩で休憩したかったけど
その名の通りか冷たい風に吹かれ
長居できずに退散💨

さすがメジャールート…
風吹岩までの道とは違い
迷いそうな気配がない🤗

左へ(最高峰へは柵の奥へ)

そんな分かりやすい道から
再びマイナールートへの分岐が
分かりにく過ぎて焦った
標識あるが道が見えない😓

黒五谷

ただ入ってしまえば快適道
最近はこんな道歩くの多いので
広い道よりこっちが落ち着く😆

右へ左へと石を飛び川を渡る
そんな道の方がワクワクする♪

良い休憩所もある

ここまであまりなかった紅葉が
この道の中盤に入って増えてくる

落ち葉も色とりどり

快適な黒五谷の道から
峠を越えて住吉道に入った

岩越え道、川沿い道、石畳な道
六甲の道は変化に富んでて楽しい♪

突然現れた大きな池に映り込む
対岸の杉林がなんか幻想的でした

川と湿地帯を渡る木の橋が
ほんの少し尾瀬っぽく感じた🌱

尾瀬へは何度も行ってるので
全然違うのは承知の上なんですが
ロスってるんかな🙄

本物の尾瀬(2023年9月)

2024年も行くぞと
今ここで決めました😁


青線が辿った道のり

そんな住吉道を下ってきて
石切道との分岐点へ来ました

風吹岩と先までは登ってたけど
分岐後の谷では下ってました😆
普通は辿らない道のりですが
今回は初めてルートを繋ぐため
いびつな経路を辿ってます

標高263mの住吉台に一旦下山
ここから再びの登り

付近にある下山方面のバス停と
急すぎる登りに帰ろうかと思うが
山上アート鑑賞したい気持ちで
なんとか誘惑を拭うことができ急坂へ

絶景の天狗岩を経て山上へ

この日の前週に山上目指したのが
左の寒天山道やったので直進へ

天狗岩南尾根道は昨年歩いた道
なのに道の記憶があんまりなく
予想外の急登で終始喘ぐ

急な階段が連続する道
たまに緩くなるも平坦はなく
1.7kmで高低差500m登る…
ハイク中盤に歩く道ではない💦
(良い教訓になりました😁)

癒された景色

もうすぐ天狗岩ってとこで
麓で曇天だった空が青空に🙌

天狗岩から望む大阪方面
神戸方面

標高769mの遮るものない
天狗岩からは絶景が望めました🤗
ここまでのしんどさも吹っ飛ぶ‼️
しばらく見てたい景色やったけど…

遮るものないと風も強く
標高上がると気温も寒く
ササっと写真を撮って退散💨

芦屋川駅から4時間半かかり
14時頃、やっとアート鑑賞へ🎨
詳細はこちらの記事後半

下山ルートに悩む

約1時間のアート鑑賞を終え
ハイキングの続きへ

山上の道沿いは紅葉盛りで
これも一つの芸術作品のよう

車は通るが少なめなので
周囲の景色を楽しめました

信号のある記念碑台交差点
街なかの雰囲気もあるが
ここも標高780m六甲山上🌱

15:23

交差点から車道沿いの六甲縦走路を
西へ700m行った前が辻分岐
ここにきて下山ルートに悩む💦

というのも…計画ではさらに西側へ
行こうと思ってたんですが
予想外に時間がかかり1時間ロス💨
南側、北側どちらへも道のある
前が辻で決断に迫られてました😓

余談ですが東西に長い六甲山
南側を表六甲、北側を裏六甲と称する

南へ下山するアイスロードは
昨年下山したばかりなので
とりあえず裏六甲方面へ…

ただシュラインロードも
すでに歩いた道やったので
さらに西の地獄谷方面へ…

分岐を左へ
裏六甲地獄谷の分岐

分岐まで来て再び悩み要素💦
谷道で雨の日、冬は滑ると…

この日は雨上がりで寒い冬日
途中で引き返すのは時間ロスやし
時間的に谷は暗くなりやすい🤔
悩んだ結果、この道はやめました

その後はササの道を直進して
気になってたスポットへ

ダイヤモンドポイントという
再び遮るものがない寒い…ではなく
景色が良い場所に来ました🙌

市街地と海が一望の南側と違い
連なる山がどこまでも続く景色

横長に連なるのが丹生たんじょう山系
昨年2回に分けて縦走しました🙌
あちらから望む六甲山も良かった♪

地獄谷西尾根道で下山

現地でウロウロしましたが
結局下山ルートに選んだのが
ダイヤモンドポイントからの道

ちゃんとした標識はなく
ピンクテープを探して歩く道
ただYAMAPには道としてあり
尾根道で比較的わかりやすかった

下山中に遭遇した山頂
木札探したら石柱で驚き😆

木々の隙間を抜けていく

刻々と薄暗くなってきて焦るが
尾根道を選んで良かったと思える
時折、絶景の夕焼け空が見えました

景色に気を取られてると
行く先に道がなくなる?
おかしいと思って地図見ると
違う稜線に入りかけてて
慌てて引き返し大事には至らず😓

マイナールートは油断禁物
ってこともこの日の教訓です💣

16:40

そうこうしてると
本格的に夕焼け空に…
こうなると一瞬やってことは
夕日待ちで認識済みなので焦る

道は細いが合ってる
右側斜面が尾根道

しっかりした道に合流して
不安やった尾根道は突破

山上になかった標識で知る
地獄谷西尾根道は熟年者向きと💦
確かに不安やったけど景色良く
藪漕ぎの類はなかったので
よそ見せず歩けば行けるのかなと

⚠️あくまで個人的な感想です
不安な方は入らない方が良いです

不安な道から出たことで
下山したと錯覚してもたけど
駅まではまだ1.5kmもある💦

前の写真から15分後

市街地に出たからよかったけど
日没後は一気に暗くなり月も…

17:15、神鉄大池駅に到着🙌
日没前の到着を目指してたけど
しっかり暗くなってしまってて
タイムオーバーとなってしまった💦

初めての道は慣れた道よりも
時間がかかるということを認識して
余裕を持った計画するべきやったなと…
ひとり反省会をしながら温泉へ

寒くてすぐ入りたかったので
大池から2駅のからとの湯♨️へ
雄叫び上げそうになるほど
気持ちよすぎたお風呂でした😌

今回のルート

初めての道歩くことを目標に
いろんな道を繋ぎ巡った1日

山頂を目指すだけが登山ではない🤗
そんな歩き方ができるのも道が無数にある
六甲山の良いとこやと実感できました

YAMAP軌跡マップ

名称のある道を色分けしてみたら
カラフルな地図になりました🙌

・時間:約8時間20分、・距離:21.9km
・登り:1435m、・下り:1092m
阪急芦屋川駅→カエル岩→《魚屋道》→風吹岩→《黒五谷》→《住吉道》→住吉台→《天狗岩南尾根》→天狗岩→《六甲縦走路》→前が辻→ダイヤモンドポイント→《地獄谷西尾根》→神鉄大池駅

太字は初めて歩いた道
六甲山の軌跡記録マップ

青線:今回初めて歩いた道
橙と赤線:既に歩いた道



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