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療育現場で、保護者たちが語らえるリフレッシュメントルームやってます
療育仲間ができることは素晴らしい私たちの放デイでは、保護者の方が自由に語らうことができる「リフレッシュメントルーム」というものがあります。施設の一室に設けられており、気軽にいつでも保護者の方に利用してもらっています。その部屋からは、子供たちの療育の様子も見ることができるので、子供たちが普段どんな風に放デイ活動をしているのか、保護者の方に知ってもらえます。ちょっとしたお茶菓子や飲み物も用意しているの
もっとみる強度行動障害を頻発する重度知的障害のある自閉症児の実例
強度行動障害とは私の勤務する放デイでは、特別支援学校に通っているお子さんの利用がとても多いところです。ので、平日は、ほとんど特別支援学校の生徒たちの割合が高くなります。とくに、重度知的で強度行動障害のある自閉症児が、週に2~3人くらい利用しております。「強度行動障害」とは、自身の思い通りにならないと、自分の頭を叩く、打ち付ける、かみつくといった自傷行為や他害を行う行動です。飛び出しといった衝動性も
もっとみるこだわりが強く、切り替え行動に時間がかかるダウン症の女の子の実例
ダウン症の性格行動特性として「こだわり」がある我が園に通っている子供たちの中で、もっとも高い比率で多いのが「ダウン症」の子供たちです。ダウン症の子供たちは、皆、特徴的な顔つきをしていますね。くるんとした目、ぷくっとしたほっぺ、表情豊かでニコっと笑うと本当に可愛らしいですよね!今回は、園に通園しているダウン症の女の子Aちゃんの「こだわり」についてちょっとお話しようと思います。「こだわり」は自閉症など
もっとみる子供たちの可能性を信じる療育を目指して
療育ってなんだろう「教育」の意味を辞書等で調べると、教えて知能をつけること。技術、才能を伸ばすこと。「保育」は保護して育てること。とありました。では、「療育」はなんだろうか?調べてみると、「障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育」とありました。放課後デイサービスで働いていると、「療育ってなんだろう?」という疑問にぶち当たります。私たち職員が日々行っている療育が、本当にこ
もっとみる他害や乱暴な行動が、言葉かけで変わった自閉症男児の実例
現在小4になったSくんは、小1から放課後デイサービスを利用しています。気に入らないことがあるとすぐに、職員や他児に手を出し、ちょっとした変化にもパニックになり、感情の起伏がとても激しいお子さんでした。そこで、Sくんに対しては言葉かけや対応なども、丁寧に行うようにしました。その結果、今では職員や他児に対して乱暴な行動が減り、感情コントロールも少しずつできるようになってきました。ここでは、Sくんに対す
もっとみるコロナ休校明け、登校を渋る自閉症児の行動パターン、対応について
6月1日から、多くの学校がいよいよ本格的にスタートをはじめましたね。長い休校期間、自宅で過ごしていた児童もいれば、放課後デイサービスを利用して過ごしていた児童もいることと思います。今までと生活リズムやパターンが変わることは、一般の子供たちでも大変なことですが、発達障害を伴う子供たちにとっては、また強いストレスとなります。
もっとみる都市部にありながら、自然豊かな環境の療育施設
私の働いている放課後デイサービスの環境や施設設備、働く職員などについてお話していきたいと思います。まず、施設周辺の環境ですが、新幹線が停車するような大きな駅の都市部に位置しながら、周囲には田んぼや畑、公園があり、自然に恵まれています。のどかな風景を眺めながら、週末は子供たちと散歩にでかけたりもします。また施設は園庭のある一軒家型なので、庭に季節の花や木を植えたり、菜園で野菜などを育てています。育っ
もっとみる放課後デイサービスの現場の声をお届けします
はじめまして。放課後デイサービスで働く現役保育士、cafeと申します。20代は普通のOLとして働いていましたが、子供に関わる仕事がしたいと思い、30代で保育士の資格を取得。公立、私立の保育園を経験し、現在は放課後デイサービスで働いています。
放課後デイサービスとは
発達特性に障害のある6歳~18歳までの児童が、放課後や土日、夏休みなどの長期休暇に利用できる福祉サービスになっています。施設では主