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自力からの解放とは?阿部敏郎ほか「あなたが知らないあなたの話」

自力からの解放とは?阿部敏郎ほか「あなたが知らないあなたの話」

阿部 もちろん、起きてくる出来事に対しては一生懸命やるんだけれども、「事を起こしているのはわたしではない」という感覚なので、たとえうまくいかなくても、「次は何が出てくるのかな」という心境になるだけです。

本書【その二十四】問答9自力からの解放より

ボクらは、何でも、自力でやろうと考えがちだ。

そうだね。自分で努力して頑張れって教育されてきたよね。

でもさ、自分でなんとかしようとしても、例えば、邪魔が入って達成できないこともあるじゃん。

そうだね。邪魔が入って達成できないこともあるね。

だから、いっそのこと、自力から解放されてみないか?という話なんだけどさ。

自力からの解放。

さっきの引用文を、もう一度引用しよう。

阿部 もちろん、起きてくる出来事に対しては一生懸命やるんだけれども、「事を起こしているのはわたしではない」という感覚なので、たとえうまくいかなくても、「次は何が出てくるのかな」という心境になるだけです。

本書【その二十四】問答9自力からの解放より

「事を起こしているのはわたしではない」。ものごとは起こるべくして起きているんだよね。

だったら、うまくいかないからといって、落ち込むことはないよね。

だから「次は何が出てくるのかな」という心境になるだけ。こっちのほうが、圧倒的に、落ち込むよりも、ラクだよね。

これが、自力からの解放ということか!

山・川・海のたとえ

詳しくは、記事を読んでもらうこととして、自力・他力という点から、おさらいしておこう。

もう忘れちゃったよ(笑)

アセンションとは、「霊的な次元上昇」のこと。
3次元(「我」の世界・競争の世界)は、山登りの世界だった。自力で山を登る世界。
5次元(「我々」の世界・愛の世界)は、川下りの世界だった。川下りって他力じゃん。いわば他力の準備の世界だ。
9次元(「無我」の世界・悟りの世界)は、海の世界だった。他力という風を受けて、自由に船で移動できる世界だ。ここは完全に他力の世界だ。

そうだったね。

だから、他力を突き詰めると、自己の不在=「わたしはいない」=無我の境地=悟りの境地に至ると。

自己がなくなると、すべての悩みが消える。

「自己の不在」、つまり、『わたし』がなくなると、すべての悩みが消える。

『わたし』がなくなると、確かに、すべての悩みが消えるね。「わたしはいない」、即ち、ワンネスとか、ノンデュアリティ(非二元)とかがバックボーンにある感覚。どうすれば、なれるのかな?

実は、悟り自体は、教えられるものではなく、気づくものなんだよ。その気づきのきっかけを、あの手この手で、提供してくれる本が本書なんだ。アナタも、買ってみてはいかが?悟りが開けるかもしれないよ。

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