「アマゾンで暮らす民族ブロガー」
「書く」という行為について書きたい。
(自閉症スペクトラムの傾向なのか、私は割と口数が少なく内向的な資質なのですが、脳内では様々な思考がいつも絶え間なく動いています。noteに綴らずに、これを例えば母などに言ってもウザがられます。ある種、とてもめんどくさく理解されがたいタイプです。誤解も受けやすい。なので話題は突然飛んだりします)
「売れる本」というのがある。自由にタイプ分けしてみたい。参考文献は頭しかない。事実の裏通りもない。
世界で一番売れている本といえば「聖書」だ。
圧倒的ベストセラー。クリスチャンは必ず買うし、価格に関わらず必ず読む。
それこそが彼らの生きる地図だからだ。
スマホがない時代にバックパッカーが「地球の歩き方」を片手に旅したように、クリスチャンは「聖書」をもとに人生を旅する。それがないと迷ってしまう。生活必需品。
そこには「信仰」という本能がある。
同じようにブッダ関連の書物やコーランなどもベストセラーだ。
どうやら「生きる指針」を示す本は売れるようだ。
そうした「生きる指針」の本のベストセラーは数多くある。「思考は現実化する」「人を動かす」「金持ち父さん貧乏父さん」「引き寄せの法則」バシャールの本など。
ベストセラーとは言わなくても同じタイプを目指す本は乱立する。「○○な人はなぜ○○するのか?」「○○力」。新しい指針を求めて本と人はつながっていく。
「指針」系の本だ。
次に、書くという行為で生まれ、別の効能を与える本がある。「実用的」な本だ。
分かりやすい例では参考書。これは売れる。
スマホやタブレットではできない、書き込み、マーカーを引き覚えるということができるのは本という媒体だからだ。
自分をアップデートさせるべく、そこにお金を支払う。1400円と努力で人生が開けるなら安い。紙媒体のマンガ雑誌や新聞が売れなくなってきた時代でも、良質な参考書は手堅いロングセラーだ。
私の父もそんな仕事をしているし、実は私も手伝ったことがある。紀伊国屋書店に私の書いた文章が並んだ時、本当に嬉しかった。
「実用的」系の本。これも売れる。
もう一つ「楽しみ」を提供する本がある。
人が現実の世界から離れ、異なる世界の体験者となる。読み手は「安全な傍観者」として荒波に揉まれ、乗り越え、または挫折し、違う世界を生きる架空の登場人物を通じて疑似体験ができる。
時折、一抹の世界の成り立ちを添えられることもある「マンガ」「小説」。
効能は「現実からの逃避」「異なる世界の疑似体験」「物語を通じた著者との会話」「想像力の養成」あたりだろう。
キーポイントは「感情」だ。心という形のないもの、時代と共に代わりゆく人の心を捉え、描写し言語化された物語は、愛され伝染してゆく。作品名は枚挙にいとまがない。
「生きる指針」「実用性」「娯楽性」
これらは売れる本のキーワードだ。全てを兼ね備える作品も存在する。
時代は変わり、多くの人が紙媒体を通さなくても機械と通信で「生きる指針」「実用性」「娯楽性」をもつ文章にアクセスできるようにもなった。
無料で提供する者も出てきた。
無料で提供する対価として、著者は「注目」や「信頼」という貨幣以外の価値を得ることができるようになった。
注目される媒体と注目されたい情報が手を組んだ。稼ぐ「ブログ」の誕生だ。本という形にしなくとも、注目を集めることが価値となる時代になった。
「広告収入」が誕生した。
「信頼」された著者が発する「オススメ」は「信頼」され購入された。
「アフィリエイト」も誕生した。
(困ったな、先に終わり方を考えておくんだった。ここまでは指が動いてくれたんだけど。オンラインサロンについても考えてみようかな。けどあんまり知らないし。
うーん、このまま終わろうか、果てしない未来を妄想してみようか。。そうしよう!)
10年前、誰もがスマホを持つことなど多くの人が予想していなかった。
この波はどんどん加速される。
言語の壁もなくなってゆく。
「アマゾンで暮らす民族ブロガー」がとてつもないアクセス数と収益を生み出す時代がくるかもしれない。
(ふう、強引な終わり方したな。タイトルは何にしよう。そうだな。「アマゾンで暮らす民族ブロガー」にしよう!新しいし。)
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