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凡庸さを引き受けることの難しさ(「小山田圭吾の『いじめ』はいかにつくられたか」を読んで)
本書を手に取った理由
小山田圭吾氏の音楽に、私自身、今現在も取り立てて関心はない。高校の頃、同級生がコーネリアス(彼のソロプロジェクト)を熱狂的に追いかけていたことだけ、記憶にある
ただ、彼が受けてきた音楽的評価、東京五輪にまつわる出来事、そして、エコーチェンバーが生む効果と、その膜を超える拡散(≒炎上)について、とても気になっていたので読んだ。
私なりの論旨まとめ
私なりに論旨をまとめる
【休日読書】SDGsがひらくビジネス新時代
竹下隆一郎氏の著書、「SDGsがひらくビジネス新時代」を読んだ。
私なりにちょっと書評風の感想文を書いてみたいと思う。
●SDGsとビジネスとSNS
乱暴に言えば、この本のキーワードはこの三つかなと。このうち、書名には出てこない「SNS」と、そこに表れた個人の思いの発露、行動について丹念に追っているのが印象的。私の中では、いわば「SNS行動学とビジネス」について書かれていると感じた第一章から第