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本気で見るなら1日予定確保必須【国立歴史民俗博物館】

1.はじめに

お疲れ様です。今日は前回の麻賀多神社と合わせて足を運んだ『国立歴史民俗博物館(通称:歴博)』について適当に紹介していこうと思います!(名前長いんで以降歴博で)何かそれっぽい名前だけど周知されているので有名どころは「東京国立博物館」とか「国立科学博物館」辺りですかね?(笑) ってかざっと調べてみると国立博物館系はことごとく「東京」に建立されていますが、今回紹介する歴博は何故か千葉県佐倉市に位置しています…。何故?(笑)
とて、まがいなりにも【国立】というだけありとんでもない施設でした!
歴史、文化、遺産、地理等に興味や趣味が寄っている人には何とかして足を運びたい場所のようで、日本の歴史を紐解き、様々な時代の生活様式や文化に触れることが出来る魅力的なスポットです。記事では、歴博の魅力や見どころを詳しくご紹介します!
P.S:敢えて先に言っておきますが子供が楽しめる場所ではありません(笑)
ことごとく来場していた子供達は「つまんな~い、早く帰りたい、もう飽きた、どれくらいで終わるの?」等、 散々な言いようでした。まぁ全貌を見ればわかると思いますが…。くれぐれも大人のみでの来場をおすすめします。

開館時間: 3月〜9月 9:30〜17:00 10月〜2月 9:30〜16:30
※入館・入苑は閉館の30分前まで
休館日(2023年度) 毎週月曜日(ただし休館となる日が休日にあたる場合は開館し、翌日を休館日とします。)※5月1日(月)、8月14日(月)は臨時開館いたします。 年末年始(12月27日~1月4日) 6月6日(火)、8月8日(火)、9月12日(火)、2024年2月14日(水)は臨時休館いたします。
入館料: 一般 600円(350円) 大学生 250円(200円) 高校生以下 無料
※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります。
※()内は20人以上の団体料金です。 学校団体の場合、引率の先生は無料です。
入館料は消費税込みです。 企画展示の入館料は、その都度別に定めます。
(総合展示もあわせてご覧になれます。)
高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
※専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です。
障がい者手帳等保持者は手帳等の提示により、介助者と共に入館無料です。

2.歴博の概要

歴史民俗博物館は、1983年に開館され、日本の歴史と文化を体系的かつ幅広く展示しています。博物館は大学共同利用機関法人人間文化研究機構に属し、その敷地はなんと約13万平方メートル(東京ドーム約3個分)に広がります。千葉県佐倉市の佐倉城跡地に位置し、歴史の舞台としての風格を感じさせます。歴博は6つの総合展示で構成されており、それぞれが異なる時代をテーマにし、来館者に対して日本の歴史を追体験させるとともに、その時代背景や文化を理解する場所となります。また、展示物の解説や展示手法は工夫され、専門的な知識がない方でも楽しむことが出来る場所となっています!!

3. アクセスと駐車場

・電車を利用する場合
歴博への電車でのアクセスは非常に便利で、最寄りの駅は、JR成田線の「佐倉駅」か京成本線の「京成佐倉駅」です。どちらの佐倉駅からも歴博までは、徒歩で約20分ほどの距離で、駅周辺には案内板が多く掲示されており、歩道も整備されているため、歩きながら周辺の雰囲気を楽しむこともできます。また、佐倉駅からのアクセスをより便利にするために、定期的に無料のシャトルバスも運行されています。
・車を利用する場合
歴博には無料の大型駐車場が完備されており、自家用車を利用する場合は、周辺の主要な道路や高速道路を利用し、案内標識に従ってアクセスしてください。博物館周辺には分かりやすい案内標識が多く掲示されており、迷うことなく目的地に到達できるとのこと。また、無料の大型駐車場が完備されており、車での来館もしやすい環境が整っています!

交通アクセス

4. 総合展示

歴史好きにとっての饗宴、国立歴史民俗博物館の総合展示は6つのテーマに分かれ、各ブースが独自の魅力を放っています。それぞれのブースで歴史と文化の奥深さに触れ、タイムスリップしたような体験ができ、時代ごとの特徴や変遷が感じられ、歴史を学ぶだけでなく、その時代の息吹をまるで肌で感じているような感覚になります(笑) 規模感できには各ブースのボリュームが1個の博物館と言われても遜色ない内容になっていますので十分に時間配分や回り方には注意しましょう!ちなみに展示室内は全ての回線が切れますので無料Wi-Fiの使用をおすすめします。緊急連絡とかあったらまずいですからね~
-先史・古代-(第1展示室)
古代の息吹を感じるブース。ここでは、日本の起源から古代までの歴史が展示されており、実物や複製品を駆使した展示が迫力満点。原始時代から弥生時代、古墳時代まで、先史・古代の神秘的な世界に触れることができます。その時代の生活様式や人々の営みがリアルに再現され、遠い昔の日本の息吹を感じることができます!!

-中世-(第2展示室)
平安時代から安土桃山時代へ。ここでは、王朝文化の栄華や中世の情緒豊かな風景が広がります。宮廷文化や武家社会、異国との交流など、時代背景に合わせた多彩な展示があり、訪れる者を魅了します。衣装や工芸品、古典文学の内容などが見れたりします!今やってる大河ドラマ「光る君へ」の時代~といったところですかね!

-近世-(第3展示室)
16世紀末から19世紀半ばまでの「近世の日本」を知る舞台。通説と異なり、鎖国ではなかった日本の国際的な一面が垣間見れます。オランダ、朝鮮・琉球、アイヌなどとの交流や、大航海時代の日本の姿が展示されています。寺子屋のコーナーや古文書のリアルな再現は特に迫力がありますので見逃しがないように!

-民俗-(第4展示室)
民俗文化の変遷が見えるブース。産業の発展や消費文化の影響を感じつつ、生活様式がどのように変わっていったのかが分かります。時折、問題提起される展示もあり、訪れる者に自然との関わり方や社会の変化を考えさせます。

-近代-(第5展示室)
近代への扉が開かれたブース。西洋文化の影響が庶民の生活に及ぶ様子を垣間見れます。文明開化、自由や権利の意識が芽生え、新しい時代への一歩が描かれており、特に当時のオルガンの音楽を聴くことができるのは感動的。

しばらく見れないようです。

-現代-(第6展示室)
テレビの時代へタイムトリップ。1960年代から1970年代後半までのテレビCM映像が紹介されています。リアルなテレビスタジオの再現や当時のCM映像は懐かしさと新しさが入り交じり、訪れる者を昭和の日本に誘います。
五感で楽しむ工夫がされた展示は、その時代の生活に思いを馳せることができます。

5.碑の小径

歴史の足跡を辿りながら、心静かに歩みを進める――碑の小径はそんな趣を持つ、国立歴史民俗博物館の魅力的なエリアです。「碑の小径」は古代日本の碑の数々を間近で観察できる国内唯一のスポットでもあり、第3展示室から第4展示室に向かう途中(屋外)で見る事が出来ます! 小径に立ち並ぶ碑には、歴史の一場面や重要な出来事が刻まれており、これらの碑がまるで歴史の語り部のように、訪れる者にその時代の息吹や感動を伝えてくれます。文字だけでなく、精巧なレリーフや図柄も彩り深く、歴史への理解を深めます。古代から現代まで様々な時代の碑が配置され、歴史の長い時間軸を感じることができます。碑には解説パネルも併設されており、専門的な知識がなくても歴史の背後にあるストーリーを理解しやすくなっています!

6. 夜桜鑑賞の夕べ

春には、歴博周辺の桜が美しく咲き誇ります。博物館では「夜桜鑑賞の夕べ」として、桜をライトアップして夜間に楽しむイベントが催されます。
歴博の歴史的な雰囲気と幻想的な夜桜が相まって、とてもキレイみたいです!今年の開催情報はまだ未定ですがコロナ渦が解除されつつあるのでもしかしたら開催するかも知れません!まぁ仮に開催しなくてもすぐ横が佐倉城址公園なので、桜や花見目的なら最初からそこを目当てに行くでしょう!

7. ミュージアムショップ

歴博では、展示内容に関連する書籍や資料、オリジナルの文房具や雑貨などが豊富に取り揃えられています。展示で学んだ知識を深めるための資料集や、記念品として手に取りやすいアイテムが数多く揃っています。

ミュージアムショップ
そうそう、ゴジラの爪とか背びれが買えるのよ~ってナニコレ(笑)

8. レストランとピクニック

博物館内には、歴史的な雰囲気の中で食事が楽しめるレストランがあります。窓からは城址公園が一望でき、歴史の中で贅沢なひとときを過ごすことができます。また、広大な敷地内でのピクニックも歓迎されており、自然に囲まれながら食事を楽しむことも可能です!

レストランさくら
営業時間
3月~9月 10:00~16:00(オーダーストップ)(閉店は16:30)
10月~2月 10:00~15:30(オーダーストップ)(閉店は16:00)
※お食事の提供は11:00からとなります。
お問い合わせ メニューや予約などについては直接お問い合わせください。
レストランさくら TEL・FAX:043-483-4077
どうやら人気の「古代米」を使用したカレーを召し上がりました。(大盛り)
昼食時+休日という事もあって激込みでしたがメニューも10分前後で提供され
とても美味しかったですよ!カツもちゃんと揚がってて、ルーもちゃんとした味でした。

9. まとめ

イメージが湧くようにかなり写真とかを詰め込みましたが、語りきるにはあまりにも広い博物館なので、くれぐれも時間に余裕を持って来場されることをおすすめします。←くどい(笑) あと大人(高校生以上とか?)になってから来た方が遥かに楽しめるかと。時間がない人は展示品の凄いところを重点的に回るだけでも良いかも?(多分それでも3時間以上はかかる)
ゆっくり回れる方は休憩室も何か所に用意されており、券さえあれば当日は再入場可能みたいなので上手く昼食休憩等も挟みつつ、総合展示の解説を聞くことのできるスマートフォン専用音声ガイドアプリ【無料】を使用してみるのも良いかも知れません!!機会があれば一度訪れてみては!

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