- 運営しているクリエイター
記事一覧
光あれ|詩
愛されていて
と 念う
たったひとりでいいから
あなたが誰かに
愛されていてほしい
でも
その「あなた」が誰なのか
やっぱり
私にはわからない
限りない
ノスタルジア
迷い子のように
暗いところを
不吉な様子で
歩いているひと
届かない手を合わせ
指を組んで
祈りましょう
世界中の人が
幸せでありますように
そのなかにいる
「あなた」のために
柔らかな結晶|#300文字ラブレター
いつも闇を見ているのね
そのほうが
落ち着くのでしょ
いらないものが見えなくなるから
見えない分
闇そのもののように
なにもかも鋭くなって
私 泣いていたわ
あなたと見てふれあった
闇の露が
あまりにも
澄んで優しいから
あれは
永遠を否定しない顔をした
静かな
静かな夜だった
あなたの闇を受け取って
涙に溶かして
流し去りたかった
でも
その雫といっしょに
深い闇の底に
おちてしまっ
想いはそぞろに
妖精となり
さまよう夢幻の苑
花に触るればうす紅の爪
葉に触るれば翡翠の爪に
月に照らされ
真珠の肌
夜の髪
熱も華やぐ
胡蝶の夢
--
インフルエンザ陽性、と入力するも「妖精」に。ついでに詩を書く。
39℃前後、ゾフルーザ、カロナールで37℃台👍