マガジンのカバー画像

本のこと

19
本にまつわる、わたしなりの考えかたをまとめています。
運営しているクリエイター

#読書感想文

無理をしない、長時間労働もしない。それでも年商3億円の人気店となった理由とは。『山の上のパン屋に人が集まるわけ』

無理をしない、長時間労働もしない。それでも年商3億円の人気店となった理由とは。『山の上のパン屋に人が集まるわけ』

いつか自分の本屋を開きたいという夢がある。これは夢も夢、実際できるかどうかもあやふやな、かなりほんのりとしたものだけれど。

たまに、本屋をやるならどんなところにしようかと夢想する。
自然豊かなところがいいかな、お客さんがゆっくりと過ごせるような。
でも、交通の便が悪いとお客さんが来ないかもしれない。
ならやっぱり街中?なんなら駅近のほうがいい?人通りの多いところのほうが、お客さんの目に留まりやす

もっとみる
愛するということ

愛するということ

先日、こちらの記事でも触れたのですが、

『愛するということ』
『愛とためらいの哲学』

という、愛に関する本を2冊読んだ。

それで気づいたことや、わかったことがいくつかあったので、今回はそのことについて書こうと思う。

❁愛だと思ってたものは、愛じゃなかったのかもしれない

2冊を読みながら、過去の恋愛(6年付き合って別れた人)と、夫との今の生活に思いを馳せていた。
そのなかで痛感したのは、今

もっとみる
わたしは、なぜ書くのか。『書くことについて』スティーヴン・キング

わたしは、なぜ書くのか。『書くことについて』スティーヴン・キング

子どもの頃、わたしは小説家になりたかった。

本を読むことが好きで、学校の図書室に足しげく通っては、常に何かを読んでいた。学校で、希望の本をまとめて注文してくれるときがあって、その注文用紙が配られる時がものすごく楽しみだったし、図書室にあった『マチルダは小さな大天才』という本が特に好きで、何度も借りていたことを覚えている。

そんなふうに本が好きだったので、「自分も本の作者になりたい」と思うのはご

もっとみる
『琥珀の夏』で感じた、母子の繋がりとか、子どもの幸せとか。

『琥珀の夏』で感じた、母子の繋がりとか、子どもの幸せとか。

小学5年生くらいのころ、あるプログラムに参加したことがある。
それは、市内の小学校からそれぞれ二人ずつ選出されて、そのメンバーで半年間、月に1回くらい集まってレクリエーションをやるというものだった。

わたしは小さい頃から人見知りが激しかったけど、そのプログラムは何となくおもしろそうだと感じて、珍しく自ら「行きたい」と名乗り出た。小学生くらいの頃は学級委員をやったりもしていたし、まだ何となく自分に

もっとみる
7月に読んだ本と、今月のベスト本

7月に読んだ本と、今月のベスト本

こんにちは、yukoです。

今回は7月に読んだ本のまとめと、その中からわたしが勝手に選んだ個人的ベスト本をご紹介します。

それではさっそく振り返っていきましょう~。

❁7月に読んだ本たち7月に読んだ本は、漫画5冊を含めて15冊でした。

Kindle Unlimitedで読める軽めの本を片っ端から読んでいた感じです。なので小説をあんまり読めなかったのが若干無念。

では何冊かをざっとご紹介し

もっとみる